Microsoft Teams :チームのチャネルのメッセージに特定の方法でファイルを添付した場合のうれしいアップデート

これは Microsoft MVP 仲間の某太田さんの X のポストで知った事です(太田さん、いつもありがとう!)

▼太田さんのポスト

Microsoft Teams のチームのチャネルのメッセージにファイルを添付する時のうれしいアップデートです。ちなみに太田さんが知らなかったという事はおそらく事前に Microsoft からアナウンスはなく、シレっとこんなうれしいアップデートをしたって事かなと思います。

と、タイトルと中身でここまでですでに3回も「うれしい」という言葉を使いましたが、場合によっては煽り文句に見えなくもないです。それはこのアップデートがうれしく感じるには条件があって、単にメッセージにPC内のファイルをドラッグ&ドロップで貼り付ける場合は対象じゃありません。でもおそらく多くのユーザーがそのようなファイル共有の仕方をしているんだと思います。その操作を便宜上「ファイルを添付」って言ってるけど、実際の挙動は「ファイルをアップロードする」+「ファイルリンクを貼る」ですね。

詳しい条件は太田さんのポストの通りで、事前に自分の OneDrive for Business (以下 ODfB )に保存しているファイルをチャネルのメッセージ内にファイルリンクを貼る方法です。その際にうれしくなります。

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OneDrive for Business / SharePoint :「共有リンクの有効期限」の思ってたのと違う点&要注意

※本記事の内容は僕は全然気にしていなかった観点だったけど、SNS上でアウトプットをしてくれた方がいらして、その方の情報を基に僕も実際に確認してみた内容の記事です。先人のアウトプットに感謝です!


先日、 OneDrive for Business (以下 ODfB )や SharePoint の共有リンクで有効期限の設定が以前より幅広く使えるようになった記事を書きました。

OneDrive for Business / SharePoint :共有リンクの有効期限が幅広く使えるようになった

この「共有リンクの有効期限」ですが、おそらく多くの人は「有効期限が切れると共有リンクも無効になりアクセス権も無効になる」と思うでしょう。しかし実際は本当に「共有リンクだけの有効期限」だったようです。つまり Microsoft の各種説明やアナウンスは全く間違っておらず、勝手に僕も含めたユーザーがそういうもんだと思い込んでしまっていた事かと思います。これに対して気付きを与えてくれたブログ記事が以下です。

Deep Dive: Microsoft 365 Apps 共有リンクの有効期限の仕組み
https://zenn.dev/ymasaoka/articles/deep-dive-on-m365apps-shared-link-expiration?fbclid=IwY2xjawEg-8FleHRuA2FlbQIxMAABHT2mSx59f5bNhmcrVqxV_UWkyXc5lFXPnvPoxNKmMVEqqc400hknL3tCqg_aem_cywjkdSl801qOnGJZR51cQ

先日、Japan Microsoft 365 Users Group のイベントでも登壇してくださった まっぴぃ さんのブログ記事です。こちらでは共有リンクの有効期限の仕組みをかなり深掘りしていて、特にIT部門など管理者にとっては非常に有益で、僕の苦手な PowerShell での確認の手順まで記載されています。しかし、一般の利用者にとっては難しい内容となっているため、僕のこの記事では実際にユーザー視点で試してみた事とその結果を書いていきます。

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SharePoint / OneDrive for Business :アクセス許可の管理(共有リンク・直接アクセス)のUIが変わった

SharePoint や OneDrive for Business (以下、 ODfB )と言えば、ファイルストレージとして他ユーザーと共有ができるのも大きな特徴の一つですが、まぁ正直わかりづらい。まず直接アクセス権を付与する方法と、共有リンクという形で共有する方法の2パターンあるのが理解しづらいしユーザーに教えるのもなかなか難しい。

と、冒頭からネガティブな事を書いたけど、特に「このファイルの共有状況ってどうだったっけ?」ってなった時に確認するのも面倒な感じでした。でも共有って便利ではあるけどセキュリティ的な部分では危険でもあります。そんな中、アクセス許可の管理のUIが変わります。まだ標準リリースに展開期間中なので全ユーザーが変わったわけじゃないです。

2023/05/12 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ (更新済み)OneDrive: エクスペリエンスの共有 – 更新されたアクセスの管理

OneDrive と書いてあるけど SharePoint も同じです。下の方に「OneDrive/SharePoint を操作するユーザーは…」って記載ありますよね。そして、「エクスペリエンスの共有」って翻訳されてるけど内容から推測するに「体験を共有」するんじゃなく「共有の体験」ですね。アクセス許可の管理が更新されて共有機能の体験が変わりますよって事です。なので本当はこの記事タイトルも「…のUXが変わった」が良いと思うけど、記事タイトルに「UX」って書いてもうまく伝わらない場合が多いのであえて見た目が変わったって事がわかるように「UI」に置き換えています。「UI」の方がまだ一般的かなぁと思って。実際は「UI=UX」は大間違いなんですけどね。ま、それはいいや。

とにかくアクセス許可の管理の画面が変わって全体的な共有機能の体験が変わりますよって事ですが、どんな感じなのか?僕の環境には新旧の環境があるので、比較してみたいと思います。

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OneDrive for Business / SharePoint :コマンドバーの共有関係のメニューが変わった

純粋に OneDrive for Business からファイルやフォルダーを共有って設定します?

と、冒頭から問いかけていますが…。 OneDrive for Business (以下 ODfB ) も SharePoint も一言「共有」と言っても、アクセス許可(直接アクセス)と共有リンクと概念的に2種類あるんで特に利用したてのユーザーにとってはややこしいですよね。とはいえ、 SharePoint であればサイト管理者が権限設定をしている以上はユーザーが権限を気にする必要はないし、 Microsoft Teams の裏側の SharePoint のチームサイトであればチーム所有者がメンバー管理しているからユーザーは同じく気にする必要はないし、 ODfB に関しては Microsoft Teams のチャット(個人チャットやグループチャット)に添付したファイルが添付したユーザーの ODfB に保存されて共有リンクで共有されているという仕様はユーザーでも知っておかないといけない大事な事ですが、そういう他アプリの機能で裏側では勝手に共有で利用される事はあっても、そもそも「 OneDrive とは個人ファイルストレージ」と認知されていると思うので、純粋に ODfB 内のファイルを ODfB のUIを使って共有する事ってほとんどないのではと思います。なので今回の記事も需要はあまりないのかな?わかりませんが。

2022/07/22 に Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼(更新)OneDrive: エクスペリエンスの共有 – [共有] メニュー ドロップダウン

ODfB の共有ボタンが更新されますよという事ですが、先週末あたりに僕の環境でもようやく展開されました。で、展開される前とされた後と2つの環境があるので、見比べてみます。

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Microsoft Teams :ライブ コンポーネントの気になるアクセス権限・共有

※ この記事で本ブログの投稿数が998件。1000件まであと少し!


Microsoft Teams のチャットで利用できる(展開中)ようになったライブ コンポーネントについて、記事を分けてシリーズ化している第3弾。アクセス権限・共有について。第2弾の記事でデータの保存先が OneDrive だという事がわかったので、結果的にはチャットの添付ファイルと同じなんですけど、一応触りながら確認してみます。

▼ライブコンポーネントの下書き状態

送信する前の下書き状態の時に、黄色い矢印の先にある部分。これが共有リンクの設定です。クリックすると、

▼リンクの設定画面が表示されます

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