Microsoft Teams :称賛機能から教育機関向けバッジとカスタムバッジがひっそりと引退していた

これまで本ブログでは Microsoft Teams の称賛機能についていくつか記事を書いてきました。称賛バッジを送信してカジュアルに称賛し合うような機能です。ただ、どうも機能的に微妙なのか?日本の国民性に合わないのか?(カジュアルに称賛し合う、など)、僕の肌感覚ではあまり利用されていない機能な気がします。もちろん本ブログ内でもあまり注目されていません。称賛機能が展開されはじめたのは2019年3月下旬あたり。そろそろ3年経過しそうです。

Microsoft Teams :称賛( Praise )機能が追加されました

その後も色々あって、ここ最近では(それでも半年以上前) Microsoft Viva Insights ( Viva インサイト ) からも称賛機能が利用できるようにもなりました。

Microsoft Teams : Insights アプリから「称賛」機能を利用する( Microsoft Viva Insights / Viva インサイト)

とはいえ、やはりカジュアルに称賛し合う文化がないと恥ずかしい感じもあるし、リーダーやマネージャーがメンバーの称賛された数を可視化できれば評価にも加えるような事もできそうだけど、そういう機能もなさそうだし。

そんな中、なんとなくやはり称賛機能の利用率が低いのかな?と思われる事がありました。

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Microsoft Teams :挙手機能で挙手した順番がわかるようになった

Microsoft Teams のオンライン会議では、マイクをオンにして話をさえぎって「はい!」と主張せずとも、挙手できる機能があります。ブログを見返すと2020年5月中旬に展開されていたようで、もう2年弱前なんですね。

Microsoft Teams :挙手機能が展開された!&この機能を有効的に使うには…

で、この頃は挙手機能について少し懐疑的でした。というのもちゃんと挙手した人を拾ってあげられる人はいるのか?誰も気が付かずに結局マイクをオンにして「はい!」って言うんじゃないか?と。でも、2年も経つとオンライン会議に慣れてきた人も多く、会議の主催者あたりがしっかり司会役をしてくれたりもして、挙手機能で挙手した人を拾ってくれるシーンも増えてきました。たぶん。

さて、そんな時に挙手機能に挙手した順番がわかるようになっていました。 Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターには僕の見た限りだと見つからず。たしか Microsoft の Twitter のどれか公式アカウントがそのような予告ツイートをしていたので、事前に知っていましたが。

そんな感じで、とりあえず僕の環境に展開されていたので試してみます。

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Microsoft Teams :シレっと「ライブ コンポーネント」から「 Loop コンポーネント」に名称変更された!?

昨日、違和感を覚えたんです。それがチャットのメッセージ入力欄。

▼ここに違和感を覚えました

割と最近登場したアレがアレじゃなくなってる!と、すでに記事タイトルにオチがあるので、ここで引っ張っても仕方ないですが。そうです、ライブコンポーネントですよ。

Microsoft Teams :チャットに「 ライブ コンポーネント 」が来た

割と最近って書いたけど撤回。もう3ヶ月前になるんですね。 Microsoft 365 の更新頻度を考えると、3ヶ月前は最近ではないですね。

さて、この時に登場したライブコンポーネント。これは Microsoft Loop という新サービスの最初の機能です。どんな機能なのかは上の記事をチェックしてください。そしてこの記事内にも記載していますが、登場してすぐに「来年名称変更します」宣言をしているんですよね。

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Microsoft Teams :会議で自分のカメラ映像のミラーリング(反転)を解除できるようになった

■ミラーリングとは?そしてユーザーが不安になる事は?

コロナ禍でオンライン会議の需要が急増し、多くの人がオンライン会議をたくさん経験してきたと思います。そんな中でユーザーが混乱する一つに「会議での自分のカメラ映像のミラーリング」があります。これは会議中にふと自分のカメラ映像が鏡の中の世界である事に気が付く事があるんですね。例えば自分の背後に文字が表示されている場合、文字が反転している時に気になりやすいです。また社名や名刺情報が入っている背景画像を利用した時に、その文字が反転している時。
さて、自分のカメラ映像がミラーリングされている事に気が付いた時に、次に不安になるのが「会議参加者全員にミラーリングされて見えているのか?」です。折角の社名や名刺情報を誇らしく表示させても、反転されて見られていては意味がないですからね。でもこれは結論から言えば心配ないんですよね。ミラーリングされて表示されるのは自分のカメラ映像のみ。会議参加者に見えるのは反転されていない状態です。

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Microsoft Teams :ライブ コンポーネント( Loop コンポーネント )はチャットを見るだけで更新扱いになる!?

去年発表された Microsoft Loop の最初の機能として Microsoft Teams 内に展開されたコンポーネント機能。今年には「 Loop コンポーネント」と名称変更される予定だけど、現時点では「ライブ コンポーネント」と呼ばれています。これが僕の環境で展開されたのが去年の11月です。わからない人は以下の記事をチェックしてください。

Microsoft Teams :チャットに「 ライブ コンポーネント 」が来た

これからの機能だし便利そうだけど、今日ちょっと気が付いた事があるんです。それは Office ホームを見た時に気が付きました。

▼ Office ホームのクイックアクセス部分

このように上から3つはライブコンポーネントのファイルなんですよね。 Microsoft Teams のチャットにライブコンポーネントを作成すると、作成した人の OneDrive に保存されるのでここに表示される事は不思議じゃないけど、31分前に編集なんかしていないんですよ。おかしいなぁと思って自分の行動を振り返ると、ある事に気が付きました。

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Microsoft Teams :ライブ コンポーネント(ループ コンポーネント)がモバイルアプリでも利用できるようになっていた

去年 Microsoft から Microsoft Loop が発表され、第一陣の機能として出てきたのが Microsoft Teams で利用できる「ライブ コンポーネント」です。ややこしいのが、今年のいつかに「ライブ コンポーネント」から「ループ コンポーネント」に名前が変わると去年すでに予告されているという事です。もしくは「 Loop コンポーネント」と日本語表記されるんですかね。ここら辺はブレブレなので名称変更された日本語の画面を見ない限りわかりませんが。どんな機能なのかは以下の記事を参照ください。

Microsoft Teams :チャットに「 ライブ コンポーネント 」が来た

なので、ライブコンポーネント自体は Microsoft Teams に限った機能ではありません。第一陣として Microsoft Teams から作成できるだけで、今後は Microsoft 365 の色々なところから利用できるようになる予定です。なので別途 Microsoft Loop と名乗ってるわけだと思います。

さて、このライブコンポーネントは2021年の11月に展開されはじめましたが、当時触っていて Microsoft Teams モバイルアプリからは直接利用できない点に気付いていました。以下の記事の下部に記載があります。

Microsoft Teams :ライブ コンポーネント(来年はループ コンポーネント) その他の気になるところ

PC のデスクトップアプリでチャットからライブコンポーネントを作成すると、モバイルアプリからは「 Live component 」というリンクしか表示されず、タップすると Office アプリが立ち上がってその中で利用できる。という仕様でした。つまり Microsoft Teams モバイルアプリからは直接ライブコンポーネントを利用できない、という事です。

しかし、昨日気が付いたのですが、現時点ではモバイルアプリから直接利用できるようになっていました。

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Microsoft Teams :トランシーバー機能を試してみる – 利用編( Walkie Talkie )

一般公開開始された Microsoft Teams のトランシーバー機能ですが、既定の設定ではユーザーに展開されていないので Microsoft Teams 管理センターのアプリのセットアップポリシーに追加しなければいけなく、2つ前の記事でその紹介をしました。

Microsoft Teams :トランシーバー機能を試してみる – 展開編( Walkie Talkie )

追加後、48時間以内に展開されるという事で待っていましたが、1日半くらい経過してようやくユーザー展開されたので、ようやく試してみたいと思います。

まず、 Microsoft Teams モバイルアプリ内で新しいアプリが使えるようになると、

▼「新しいアプリ」という吹き出しで気が付きます

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Microsoft Teams :便利機能来た!会議でマイクのミュートを一時的に解除!( Ctrl + Space )

毎朝 Microsoft Teams を立ち上げたら隅々までチェックするのが日課の僕ですが、さっき設定項目を巡回していたら新しい設定項目を発見しました。

▼ミュート解除のキーボード ショートカット

これは以前からポジティブな噂として流れていたあの機能!? Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターでは2021/12/10に公開されているコレに該当しますね。

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Microsoft Teams :トランシーバー機能を試してみる – 展開編( Walkie Talkie )

[ 2022/01/19 追記 ]
本記事はユーザー展開方法までの記事ですが、展開後にユーザーとして利用してみた記事も書いたので、この記事を読み終わった後に読んでみてください。

Microsoft Teams :トランシーバー機能を試してみる – 利用編( Walkie Talkie )


なんだかそういえば結構前から Microsoft Teams にトランシーバー機能が追加されるなんて話がありましたね。そしてその時に「 Walkie Talkie 」なんて英単語を知りました。で、スッカリ記憶から薄れてきた頃、昨日の朝、 Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターでこんなメッセージを読みました。

▼iOS一般公開に関するトランシーバー

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Microsoft Teams :他からコピーした文章をメッセージに余計な装飾を保持せずプレーンテキストで貼り付ける方法

実は僕のブログの中で取り上げた事のないネタだった事に気が付き、今更感もありますが、知らない人も多そうなので記事にします。

ちょくちょくとこういう質問をもらうんです。「 Teams のチャットにコピペしようとすると、余計な装飾が付いた状態で貼り付けられるの、なんとかならないの?」って。

■「余計な装飾が付いたまま貼り付けられる」とは?

たぶん文字で説明するよりもスクショ見てもらった方が早いので、事象を再現してみます。

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