Microsoft Teams のオンライン会議では会議を録画するケースも多いと思います。特に Copilot for Microsoft 365 や Teams Premium の場合は、後々 Copilot にお世話になるなら録画(セットで保存されるトランスクリプト)は必須になってきますよね。そんな会議の録画に関するアップデートがありました。僕は色々なところで「そのデータどこに保存されるか意識しましょう!」と言っていますが、録画データの保存先の変更についてです。
2024/04/08 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。
▼ (更新済み)Microsoft Teams: 会議の録画が開催者の Microsoft OneDrive に保存されるようになりました
以前から不満点が一つあって、チャネルと紐づけない非チャネル会議で会議を録画すると、録画データの保存先は録画ボタンを押したユーザーの OneDrive for Business (以下 ODfB )に保存される事です。そこは会議の開催者に保存された方が良くないですか?と思っていたし、そのようにフィードバックしていたりもしました。そしたら、今回のアップデートで、まさに開催者の ODfB に保存されるようになるとの事です。僕の標準リリース環境でも7月の頭に展開されていましたが、ハワイに行ったり忙しくて記事を書き途中のままでしたが、ちょうど読者さんからアンケートでこのアップデートを取り上げないの?という声をいただき、タイミング良いのでしっかり書きあげて公開します。
2023年4月~2024年3月の1年間の様々なアウトプット・コミュニティ活動を Microsoft に認めていただき表彰してもらえる Microsoft MVP アワードを無事に再受賞できました!毎年受賞した際にお伝えしていますが、僕一人で何かできる事ではなく、読者の皆さまも含めて多くの方に「ありがとうございます」と感謝です。
ただし、例えば Slack は結構前からカスタム絵文字を追加できていて、そこに魅力を感じている人も少なくはなかったと思います。そんな中、今年2024年5月に Microsoft が開催したイベント Microsoft Build 2024 でカスタム絵文字が使えるようになるという発表があり楽しみにしていましたが、ついに僕の環境にも展開されていました。確認したところ対象リリース環境だけじゃなく標準リリース環境でも展開されているようです。
2024/05/24 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。
これを読む限りだと代替ソリューションとして提示されているのは「お気に入り」なら Microsoft 365 アプリを使いましょう、動画の利用と管理は OneDrive アプリを使いましょう、オフライン利用も OneDrive アプリでオフライン再生およびダウンロードができます、との事です。
上で紹介した記事内でも書いているけど、 Microsoft Stream 自体がクラシックから on SharePoint の現状になる時から、結局 OneDrive for Business / SharePoint に置き換わったようなものなので、わざわざ Microsoft Stream モバイルアプリで切り出す必要もなくなるわけでしょうが、それでもモバイルアプリ登場した頃は非常に僕個人的には歓喜したので、廃止されるのはさみしいです。でも、利用率も低かったんでしょうね。色々チャレンジしてダメなものは早めに見切りをつけて別の投資すべき部分にフォーカスする。大事な事ですよね。
という事で、残念ながら皆さんのモバイルデバイスに Microsoft Stream モバイルアプリが入っている場合は、念のため最新にアップデートしてから開いてみて、利用ができなくなったことを確認した後に、もう廃止されたので削除しましょう。