今探したけど Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに今回のネタに該当するメッセージは見つからないんですよね。たしかこの機能を知ったのもSNS上の海外の人の投稿だった気がする。
先日 Classic の方が廃止された Microsoft Stream 。なので今の Microsoft Stream は、言い換えると OneDrive for Business および SharePoint 内の動画ファイルを開くと Microsoft Stream として利用できる、というちょっと説明が難しい仕組みです。
今回は Microsoft Stream として開いた動画ファイルがトリミングできるようになったというアップデートです。トリミングと聞くと画像編集なら画像の一部を切り出す事を示すけど、動画編集での今回のトリミングはタイムラインです。動画の中でも〇秒~〇秒以外は再生されたくないという事です。動画編集だと Clipchamp があってトリミングする事ができますが、あれとこれと何が違うのか?という点も含めて、ちょっと試してみます。
SharePoint やブラウザーで利用する OneDrive for Business (以下 ODfB ) では、これまで Word / Excel / PowerPoint のファイルを開く際に、〇〇 for the web としてブラウザーで開くか?デスクトップアプリで開くか?の選択が出来ていました。
▼例) Excel を開く際の選択肢
お好きな方で開いて閲覧するなり編集するなりができたと思います。でもアプリで開く事ができるのは Word Excel PowerPoint のみだったんですよね。
それが今回のアップデートで他の種類のファイルもアプリで開けるようになったという事です。
2023/11/14 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。
SharePoint からサイトを作成する事って僕もそんなに多くないです。チームサイトの場合は Microsoft Teams でチームを作れば自動で作成されるけど、そうじゃなくて SharePoint 単体でサイトを作成する機会はあまりありません。なので以前作成したのがいつだったか忘れたけど…でも半年も前じゃなくここ1カ月2カ月前の話です。なので今日気が付いた変化はここ数カ月の変更かと思います。大きな変更ではないけどちょっと試します。
▼ SharePoint スタートページの左上の「+ サイトの作成」をクリック
あ、ここに「+ サイトの作成」がない人はテナント管理者がユーザーがサイト作成をNGにしている設定にしているのであきらめてください。これね、 Microsoft Teams は自由にチームが作成できるのに、 SharePoint は自由に作成できない設定にしているところもあるみたいで、何でそういう設定にしているんでしょうね?だって Microsoft Teams でチームを作成すれば、 Outlook から Microsoft 365 グループを作成すれば、 Microsoft Planner でプランを作成すれば…などなどで SharePoint のチームサイトも自動で作成されちゃうので…ユーザーにコミュニケーションサイトを作成させたくないという事なんですかね?まぁ、それはイイや。
僕の朝のルーティンは Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターをチェックして、関心あるものをお気に入りに入れ、 X (旧 Twitter )にポストするところからスタート。過去のメッセージを見てアップデート展開されてそうな機能を実際に確認。展開を確認したら先に X にポスト。つまり X が最初の僕の備忘録。展開確認できた機能の中から1つを選んでブログ記事化。記事化したネタのメッセージセンターのメッセージを見つけてアーカイブ化。こういうサイクルでやっているけど、公私ともに忙しくなると余裕がなくなり記事化が鈍化してしまうので、ふと自分の X のポストを見返した時に記事化し忘れているネタを見つけるわけです。今回もそれです。冒頭からどうでも良い話をぶっこんでしまいました。
さて、 Microsoft Stream ( on SharePoint ) への移行フェーズもだいぶ終了に近づいている中、 SharePoint のページ・ニュースに Microsoft Stream の動画をインライン再生(そのページ上で動画を再生)できるWebパーツにも色々と変化がありました。一番代表は Stream Webパーツですね。 Stream (クラシック) Webパーツが廃止され、新たな Stream Webパーツに置き換わりました。
という事で、 SharePoint と言えば、「ページ・ニュース」「ライブラリ」「リスト」が3大要素ですよね。この中でも「リスト」は今や Microsoft Lists として独立したサービスとなり、「ライブラリ」は SharePoint 単体で利用せずとも例えば Microsoft Teams のチームでメッセージにファイルを添付すれば SharePoint のライブラリに保存されていたりと意識せずとも利用しており、 SharePoint オリジナルというか SharePoint 単体として利用するのは「ページ・ニュース」くらいですよね。
そんな中から「ライブラリ」に関するアップデートですが、特に Microsoft Teams のチームのファイルタブ内の実態として利用されているドキュメントライブラリだと、本当にただのファイル保存先としかライブラリは活用されないです。でも本来のライブラリのメリットの中でも上位に食い込むのが、ライブラリでも列を追加できるという点。メタデータを付けられるという点。これはおそらく SharePoint を単体で利用するには今後はドキュメント管理という側面が非常に大事になってくるので、メタデータという観点は非常に重要になってくるかと思います。特に Microsoft Teams で間接的にしかライブラリを利用していないユーザーは実は知らない人も多いと思います。また、ライブラリに保存するファイルは多種多様だと思います。なので目的用途に合った形でライブラリをカスタマイズした方が良い場合もあります。このように本来のライブラリのポテンシャルが全然活かされていなかった事を考慮してか、ドキュメントライブラリ作成時にテンプレートが追加されました。テンプレートがジャストフィットする目的用途であればそのまま使えば良いし、類似したものであればテンプレートから作成後にカスタマイズすれば良いし、そうじゃなくても一度テンプレートから作成してみて、ライブラリの色々な機能を知る事もできるかと思います。
2023/10/31 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。
SharePoint のリストがパワーアップして1つのサービスとして切り出された Microsoft Lists 。当ブログの過去記事を読むと、2020年の Microsoft Inspire というイベントで発表され、同年9月に展開開始されたようです。もう3年も経つんだ…。正直は話、同じデータが入った同じリストなのに、方や SharePoint のUIのままの「 SharePoint リスト」がありつつ、方や全く同じデータ・リストなのに Microsoft Lists のUIが存在する状況は僕も混乱しましたが、特にここ数年で Microsoft 365 を使い始めた人にとってはなかなか理解できない状況なんじゃないかと思います。今後リストはどうなっていくんでしょうか?気になるところです。
そんな Microsoft Lists ですが、大きなアップデートが結構前から予定されていて、たしか一度延期されましたが、ようやく標準リリース環境でも展開されてきましたね。僕の標準リリース環境にも展開されてきたので、試してみます。
(いつも Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターから該当するアナウンスを表示していますが、今探したら見つからず…)
というわけで、おそらく最終目的が「全員に把握してもらう」なら悲観的だけどほぼ無理だと考えるとして、落としどころとしては「情報受信対象者に100%情報を発信し、閲覧率100%を目指す」かなと思います。そう考えた場合、「情報受信対象者に100%情報を発信し」の部分の手段としてはメール送信でもイイし、 Microsoft Teams の対象者全員が参加しているチームのチャネルに投稿してもイイし、 Viva Engage の All Company に投稿してもイイし、 SharePoint のサイトに投稿してもイイと思います。大事なのは「閲覧率100%を目指す」ですね。
ようやく「閲覧率を上げるには?」という課題に落とし込んだところで、一つの解決策として「より色々な手段で発信し、目に入る機会を増やす」があるのかなと思います。目に入ったところで閲覧するかしないかは人それぞれだけど、少なくとも目に入る機会を増やす事で「見落とし」を防ぐ確率は高まるかと思います(逆に同じ情報が複数手段で目にする事にウザいと敬遠されるデメリットもありますが)。とにかく Microsoft 365 のような複数のコミュニケーション手段のあるサービス群においては、以前からこういう機能はあったと思います。 SharePoint のニュースのリンクを Viva Engage に投稿する機能や、今は廃止になったけど SharePoint のニュースが投稿されたら Microsoft Teams のチームのチャネルに通知メッセージが送信されるコネクターなど。場合によっては Power Automate を使えば色々な事が自動化できるので、1か所で情報発信するだけで複数個所でも発信される事も自動化できます。たしかこれから出てくる Microsoft Viva の Viva Amplify にも様々な手段で投稿・配信ができる機能があったかと思います。