Microsoft Teams の会議に誰が何時から何時まで参加したのか?というような参加者レポートが去年からCSVファイルでダウンロードできるようになっています。ただ、これがテナントの既定の設定はオフになっていて PowerShell で設定変更する必要があったんだけど、設定変更していないテナントがいつの間にか設定がオンになっていたりとよくわからない感じではあります。なのでそこらへんは皆さんの環境で確かめてみてください。テナント管理者であれば PowerShell で確認できるし、テナント管理者以外であっても会議を開催すれば開催者は開催後に会議チャットに参加者レポートのダウンロードするリンクが表示されるので、それで設定がオンかオフかを判別できると思います。
Microsoft Lists が展開されたのが過去の記事を見るとおよそ去年の9月あたり。そろそろ1年経ちそうですね。そもそも Microsoft Lists の登場は、昔から Microsoft 365 を利用してきた人達にとっては理解できるけど、最近利用しはじめた人達にとっては、頭が混乱する一つの要因でもありますよね。なんせ、 SharePoint のリストと実体は同じでもありますからね。 SharePoint のリストを開いてアドレスバーのURLにパラメーター( ?env=WebViewList )を追加すると Microsoft Lists のUIで表示されるし、逆に Microsoft Lists からマイリスト以外の場所に作成したリストを開いてアドレスバーのURLにパラメーター( ?env=WebViewList )を削除すると SharePoint のUIで表示されるし。その仕組みを知らないとなかなか混乱すると思います。
さて、なんだかんだ言っても便利な Microsoft Lists 。僕が便利だと思っている副産物的な事の一つに、これまで SharePoint 側で作成したリストを開くのに、目的のサイトに行ってリストを探すという地味に手間になる操作が必要でしたが、リストをお気に入り登録すれば Microsoft Lists を開くと一番上にお気に入り登録したリストが表示されているので、すぐに目的のリストを見つけられるという事。なので、例えば自分が1日1回など頻繁に利用するような業務アプリが複数サイトに複数あったとして、それを利用するたびにサイトから辿って行くのは操作の無駄かと思います。その場合は、よく利用するリストをお気に入りとして登録すれば、 Microsoft Lists を開くとすぐに利用したいリストが一覧に表示されるという感じです。