つまり Microsoft Whiteboard が新しくなりましたね。すでに1・2週間前から僕の環境では展開されていたけど、こちらもウッカリ記事化を先送りしていました。
■ Microsoft Whiteboard 使っていますか?
前置きがちょっと長いですがお付き合いを。
Microsoft Whiteboard 使っていますか?一人でお絵描きするには「楽しい~」で終わってしまうのでリアルなホワイトボードを利用する時と同じような利用シーンで使った方が良いですよね。リアル会議においては会議室のホワイトボードを使う事って結構あると思います(僕は字も絵もヘタなので極力使いたくないけど…)。また、ホワイトボードに付箋を貼り付けてブレインストーミングするような機会もありますよね。それがこんな世の中になってオンライン会議においてはどうでしょうか?ホワイトボード使いたいなぁって思う時もあると思います。でもたぶん Microsoft Whiteboard の利用率は低いんじゃないかなと思います。
さて、これまで Microsoft Teams で Word や PowerPoint や Excel ファイルのリンクをクリックすると、 Microsoft Teams 内でファイルが開きました。それぞれのデスクトップアプリで開きたい場合はリンクの「…」から開き方を指定しなきゃいけなかったんですよね。で、中には普通にリンクをクリックしたらファイルをデスクトップアプリで開くようにしてほしい!って思っていた人も多いハズ。今回その期待に答える形になりますね。では、試してみます。
タイトルのインパクトとして「 Teams マスター」となっていますが、実際は Teams マスターへの第一歩です。記事内でもちょくちょくキーワードとして出してるけど「脱 Teams 初心者」という感じです。まだまだ利活用促進に悩んでいる企業も多い Microsoft Teams を中心とした Microsoft 365 ですが、これらの記事を読んで誰か1人でも多少なりとも幸せになれたらうれしいです。
地味にUIに変化があったんです。「 Microsoft Stream (built on SharePoint) 」が一歩一歩進化していってます。というよりクラッシックの方の Microsoft Stream の機能からガクっと機能落ちしてしまっているので、悪い言い方をすれば「一旦退化したのを元に戻す」という感じでしょうか。または「枝分かれした枝を分岐点まで戻って別の枝で再度成長」という感じでしょうか。まぁそれでもポジティブに「進化」と言うとします。で、その進化の一歩・二歩あたりが今回の記事。
2回目まではオンライン会議について焦点を当ててきましたが、今回はメッセージング、つまりチャットについてです。ただチャットの機能や便利技を話しただけではつまらないと思って、日頃からSNSで良く「 Teams の検索はクソだ!」という怒りの投稿を見る事が多いので、「気持ちはわかるけどグチるだけじゃ何も解決しないよ」的な内容でもあります。過去から「メールの整理」「ファイルサーバーの整理」「PC内のデータの整理」あたりは永遠のテーマかと思います。もちろん Microsoft Teams をはじめとするビジネスチャットも例外ではありません。むしろチャットという性質上、更に玉石混交なデータがカオスになりがちです。つまり「情報整理」はまだまだ永遠のテーマです。検索機能が向上したところで、僕らは情報を整理するスキルを放棄すべきではないと思っていて、日頃から試行錯誤をして向上していくものだと思っています。
僕は SharePoint 2007 時代からずっとそうだけど「検索機能はあくまでも補助機能」と考えていて、ほとんど検索機能を利用して検索をしていません。 Microsoft Teams も同じです。逆を言うと「いかに検索機能を利用しないで検索して目的のコンテンツにたどり着くか?」を無意識的に試行錯誤してきました。「『検索』=検索機能」という先入観を持っている方も多いんじゃないでしょうか?そんな感じのお話です。これが正しいというわけじゃなくあくまでも自分や仲間と考える材料・キッカケの一つとして役立てていただければと思います。
次回4回目はおそらく数日中に公開されると思いますが、「その他サービスとの組み合わせ」がテーマです。 Microsoft Teams について連載するとしたら、ネタとして「オンライン会議」「メッセージング」そして締めに「組み合わせで更なる利活用」は王道のパターンかと思いますが、まんまとその王道パターンです。しかしここでも「太一流」の内容にしているつもりなのでお楽しみに!