数週間前からSNS上で実装された報告があった SharePoint のページやニュースのテンプレートが僕のテナントでも実装されたので、ようやく触ってみます。
▼メニューから「ニュースの投稿」をクリックすると
▼右パネルが広く展開されます
“SharePoint :ページやニュースの作成時にテンプレートが選べるようになった( Select a template when creating news. )” の続きを読むArt-Break .log : Taichi Nakamura
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数週間前からSNS上で実装された報告があった SharePoint のページやニュースのテンプレートが僕のテナントでも実装されたので、ようやく触ってみます。
▼メニューから「ニュースの投稿」をクリックすると
▼右パネルが広く展開されます
“SharePoint :ページやニュースの作成時にテンプレートが選べるようになった( Select a template when creating news. )” の続きを読むSharePoint のモダンページ(ニュース含む)の承認フローを SharePoint 側からカンタンに構成できるようになりましたので、試してみたいと思います。
“Microsoft Flow : SharePoint のページの承認フローを試してみた” の続きを読むモダンページやニュースのコメントについては過去に記事にしています。
で、コメントは滅多に使わないんだけど、今日ちょっと触ってみたら微妙なものも含めて色々な仕様を発見しました。
一つ前の記事もモダンサイトのニュースやページの新しい機能の紹介をしましたが、それとは別に新しい機能が追加されていました。
っていうか「レベル上げ」ってドラクエだとダルい作業なのでネガティブな連想をしてしまいますね!(上の画像内の擬音はドラクエのレベルアップの音でした。)
英語だと「Promote」のようです。つまり日本人でもメジャーな言葉の「プロモーション」の意味と同じですかね。アイコンもメガホンなので声を上げて宣伝する感じですよね。レベル上げじゃあまりピンとこないですね。
※ページのアドレスやアドレスのコピーあたりは特に説明の必要がなさそうなので省きます。
では、一つずつ触ってみます。
ここをクリックすると文字通りナビゲーションに追加されます。
▼ボタンはグレーアウトされ文言も変わり、上部ナビゲーションにページ名が追加されました
ちなみにグレーアウトされたボタンは再度クリックすると解除されるような機能はありません。一度クリックしてナビゲーションに追加されたら、削除したかったらナビゲーションの設定から削除する感じです。
これだけ見ると、コミュニケーション サイトではトップリンクバー、チームサイトではサイドリンクバーに追加されると思ってしまいますが、そもそもコミュニケーションサイトの上部ナビゲーションはややこしいですが、トップリンクバーの位置にありますが、実態はサイドリンクバーです。実際にサイトの設定ページに行くとサイドリンクバー扱いになっています。
なので、「ナビゲーションにページを追加」をクリックすると、サイドリンクバーにリンクが追加される、ですね。
▼ニュースは作成した時点でニュースなので、すでにクリックされた状態になっています
▼するとページはニュース扱いになり、トップページのニュースに表示されます。
もちろん、SharePoint ホームのニュースにも表示されます。
▼面白いのが、ニュースにする前の状態ではこの「+新規」のメニュー内の文言はページ用の文言ですが、
▼ニュースにレベル上げをするとメニュー内の文言もニュース用の文言に変わりました。
注意点として、ページをニュースにレベル上げすると取り消せなさそうです。つまり、上げたレベルは下げる事ができないっぽいです。(僕には取り消す方法が見当たりませんでしたが、もし方法がある場合はご一報いただけると幸いです。)
あれ?これって…「メールによる送信」と同じですね。
以上です。
あ、そうそう、閲覧権限のユーザーは?というと
ただ、「メールによる送信」はありますね。
また、投稿権限のユーザーは「レベル上げ」は表示されますが、「ナビゲーションにページを追加」をクリックすると
投稿権限では通常サイドリンクバーは編集できませんからね。権限には忠実のようです。
今度こそ、以上です。
徐々にページ(ニュース)に機能が追加されてきています。僕はこれまで SharePoint 2007 から様々なバージョンを業務で利用してきていますが、ページってトップページ(ウェルカムページ)くらいしか利用していなく、いわゆるニュース的な情報は「お知らせ」リストを使ってきましたが、やはり今後の流れはこのページ(ニュース)を利用する流れになってきている感じでしょうか。
リストやライブラリといったアプリは、新しい表示(モダンUI)とクラシック表示は切り替え可能です。(一部アプリは新しい表示には対応していませんが。)
しかし、ページに関しては作成後に切り替える事は不可能かと思います。
で、前回の記事の冒頭でも少し触れましたが、SharePoint Online でクラシック表示のサイトでも、歯車アイコンからページを追加した際に、いつからかモダンページで作成されるようになりました。
SharePoint :「ページの追加」をした際のモダンページとクラシックページの挙動の違いと注意点
ではページは作成後にモダンとクラシックは切り替えられない認識なので、クラシックページはもう作成できなくなった?と思うとそうではありません。
では、ページの追加方法は複数ありますが、それぞれの挙動を探ってみます。
すでにわかってはいますが念のため。結果としてモダンUIでもクラシックUIでもどちらからでも、歯車アイコンからの挙動は同じなので、以下はクラシックUIからのスクショを。
▼サイト内のどのページからでも「歯車アイコン」→「ページの追加」
▼クラシックページ(Web パーツ ページ)の作成前の設定画面
興味深いのがサイトのページライブラリから新規作成したのに、「保存場所」の初期値が「サイトのリソース ファイル」になっている事。つまり、作ろうとしたライブラリとは別のライブラリに作られてしまいます。また、逆に「サイトのリソース ファイル」ライブラリからはWeb パーツ ページ を作成するUIはないんですよねぇ。ユーザーの混乱の元ですね。
これらは全てモダンUIと同じ挙動でした。(のでスクショは割愛)
たしかページの追加方法はこのくらいだったと思います。
まとめると…
こんな感じですかね。
モダンページとクラシックページを使い分けたい、歯車アイコンからのページの追加はモダンページだけどクラシックページを作成するにはどうしたらいい?などお困りの際にはご参考に。ただし、いつ動作が変わるか分からないのが SharePoint Online なので、明日には変わっているかもしれません。できるだけ最新の状況を追いますけどね。
SharePoint Online では、いつからかわかりませんが、「歯車アイコン」→「ページの追加」からページを作成すると、モダンページで作成されるようになりましたね。
ところで、クラシックページを作成する手順は以下の通りでした。
▼ページを追加するとページ名を入力する画面表示され、入力後に「作成」ボタンを
しかし、モダンページでは挙動がちょっと違います。
クラシックページでは、ページ名を入力する画面でキャンセルができましたが、モダンページでは、即編集モードが開くので、実は裏側ではこの時点ですでにページは作成されています。
▼サイトのページライブラリを見ると、このようにランダム文字列のページ名で作成されています。
発行前なので閲覧ユーザーには表示されませんが、ページの追加をした後に「やっぱや~めた」的にタブを閉じるなどをした場合は、この挙動に気がつかずにキャンセルしたと思っていたページが未発行状態のままで作成されていますので、サイトのページライブラリを確認し、作成されてしまったページを削除しましょう。
特にページ作成者が多いサイトの場合は、モダンページになると、このようなゴミページがたくさんあるかもしれないですね。今までの経験上、リストとライブラリをメインで利用してページはホームページ以外は利用しない場合が多かったですが、ここ最近の動向などを見ると、今後はページは利用されてくるかもしれません。