「 Microsoft Whiteboard 使っていますか?」(←と、今回も記事の原稿につい書いていました)。毎回 Microsoft Whiteboard ネタの記事の冒頭に書いちゃうんだけどそのくらい便利だと思う半面あまり使っている声を聞かないんですよね。これは憶測だけどホワイトボードって会議室にいるみんなが見ているところでみんなで手描きで書けるところが大事ですよね。これがハイブリッドワークになっても会議室のメンバーが会議室に置いてある物理ホワイトボードを使って議論が白熱するとついついリモートメンバーの事を置き去りにしがちかと思います。なんでそれでも物理ホワイトボードを使うのか?もちろんその方が慣れているという事もあるけど、多くの会社ではPCがタッチパネルじゃなくタッチペンが使えないんじゃないかと思います。マウスでも書けなくないけどホワイトボードはやはりペンじゃないとね…というのが僕の憶測です。もちろんタッチペンがあったところで自然と利用されるかというと疑問ですが…。
「 Microsoft Whiteboard 使っていますか?」って僕が記事を書くと必ずこのセリフから入って良さをアピールしているんだけど、本当に便利なので是非使ってみて欲しいですね。特に会議室とリモートの人でハイブリッド会議を今後も続けていく予定の環境で働いている場合は、いかにリモートワークの人を置いてけぼりにさせないか?が大事かと思います。「会社に来ないのが悪い」とか言うのはダメですよ。
さて、そんな Microsoft Whiteboard ですが、2022/06/13 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。
Micrsoft Whiteboard 使っていますか?と、毎回問いかけている気がします。おそらくそこまで使われていないんじゃないか?とも思っています。 Microsoft Whiteboard は特に Microsoft Teams の会議で使えるようになり、しかも当初はストアアプリ版よりも機能が全然使えなかったのが、今やブラウザー版と同じく、ストアアプリ版よりも機能の実装が早い場合もあるくらい優秀になってきています。とにかくリモート会議やハイブリッド会議においては物理ホワイトボードを使っても書き込める人は限られちゃいますが、 Microsoft Whiteboard を使えば場所問わず書き込めます。しかもストアアプリやブラウザーを別途立ち上げなくても、 Microsoft Teams の会議ウィンドウ上で全員が書き込めるので、ホワイトボードに全員で書き込みながらワイワイやりたい場合は使わない手はないんじゃないかと思っています。…と、このウリ文句も毎回書いてる気がしますが、検索でピンポイントにこの記事に辿り着く人が大半なので、大事な事は毎回書くスタイルです。
ただし…大きな障壁を一つ挙げるとしたら、タッチパネル対応のPCじゃないと微妙という点。マウス操作で絵を描く体験は物理ホワイトボードにペンで描く体験よりはグっと劣りますからね。逆に文字を書く体験という意味では物理ホワイトボードだと字が汚くて読めないのが、 Microsoft Whiteboard ならテキストをタイピングで入力すれば逆に良い体験だったり。
Microsoft Whiteboard 使っていますか?と、毎回問いかけている気がします。これ個人的には会議室で全員集まっていたとしても物理的なホワイトボードより良いと思うんですよね。会議室に Surface Hub があれば最高ですけど、なければ会議室の全員が会議室で集まっていながらもオンライン会議にも参加してそれぞれが自分のPCで Microsoft Whiteboard を使えばイイと思います。ハイブリッドワーク下であれば、会議室の人もリモートの人もほぼ同じ体験ができるし、毎度言ってるけど物理ホワイトボードのように次に会議室を使う人のために毎回消さなくても良いし、機密情報の場合も気を遣わずに済むし、定例会議で次の会議に続きから描きたい場合も保存して次の会議で続きを再開できるし。更にありがちなのが、僕みたいな字が汚い人や、字が汚くない人でも急いで書くと崩れるので、会議中には理解できても数日経つと読めない…という状況。 Microsoft Whiteboard であれば文字はテキスト入力できるのでそういう心配もないです。図形は手描きしてもキレイに整形してくれるし、ホワイトボードに付箋も貼れる。最高じゃないですか。ただし、全員がタッチパネル対応のPCじゃないと…という条件がありますが。某弊社ではそこはクリアしていますが、多くの企業では貸与されているPCがタッチパネル非対応だったりしそうで…そうなるとちょっとマウス操作だけでは厳しそうですね。
Microsoft Whiteboard は皆さん使っていますか?特に Microsoft Teams で会議しながら Whiteboard に全員で書き込むような時に便利ですよね。リアルなホワイトボードだと次の会議室利用者のためにも情報セキュリティ的にも消さなきゃいけませんが、 Microsoft Whiteboard であれば消さなくてもOKです。翌週の会議で書き途中からスタートさせる事もできます。会議室とオンラインのハイブリッド会議の場合、会議室のホワイトボードを使い始めるとオンライン組が置いてけぼりを食います。 Whiteboard であれば環境関係なく全員同じ見え方で全員書き込めるので、これからの働き方にマッチングしていると思います。
UI もだいぶ変わったしテンプレートなどの新しい機能も追加されていました。ただ、この記事を書いた時点ではブラウザー版や Microsoft Teams 内で利用する場合は新バージョンになったけど、ストアアプリの方は新バージョンにはなっておらず、図形など一部の機能はストアアプリの方で利用できなかったんですよね。
▼こんな風だった…
なので、複数人で Microsoft Whiteboard を利用する際には、ストアアプリを利用している人がいたら要注意だったわけです。なかなか不便だったと思います。それが、ストアアプリ版でも新しいエクスペリエンスになりました。
つまり Microsoft Whiteboard が新しくなりましたね。すでに1・2週間前から僕の環境では展開されていたけど、こちらもウッカリ記事化を先送りしていました。
■ Microsoft Whiteboard 使っていますか?
前置きがちょっと長いですがお付き合いを。
Microsoft Whiteboard 使っていますか?一人でお絵描きするには「楽しい~」で終わってしまうのでリアルなホワイトボードを利用する時と同じような利用シーンで使った方が良いですよね。リアル会議においては会議室のホワイトボードを使う事って結構あると思います(僕は字も絵もヘタなので極力使いたくないけど…)。また、ホワイトボードに付箋を貼り付けてブレインストーミングするような機会もありますよね。それがこんな世の中になってオンライン会議においてはどうでしょうか?ホワイトボード使いたいなぁって思う時もあると思います。でもたぶん Microsoft Whiteboard の利用率は低いんじゃないかなと思います。
これまた某弊社のクリスマス企画ウェビナーの振り返り動画の中で、そのウェビナー内で紹介した遊びを実際にやってみました。クリスマス会や忘年会・新年会など、オンライン上で開催させる会社も多いと思います。そんな時に Microsoft Teams の会議で Microsoft Whiteboard を利用した「絵心ない選手権」ができます。
Microsoft Teams のオンライン会議では、 Microsoft Whiteboard を使って仮想的にホワイトボードを共有して描き合ったりすることができます。これに関してはなかなか便利で、例えば実際の会議室にあるホワイトボードを使うと、次の会議室利用者のために消さないといけません。誰かが写真撮って共有するようなシーンもあるけど、まだ描き途中で会議終わっても続きをもう少し書き足したい!などの場合は困ります。リアルホワイトボードだと消し忘れや消しても薄く残っていたりして、機密とは言わずとも他の人に見られたらあまり良くないような情報がしっかり消せない場合もあります。しかし、 Microsoft Whiteboard を使えば、描き途中で会議が終わってもその状態のまま保存されるし、共有しているメンバー以外は見る事はできません。
ただ、少し残念なところがあります。ストアアプリの Microsoft Whiteboard は多機能ですが、 Microsoft Teams 上で利用する時は機能が制限されます。ストアアプリで開くボタンもありますけどね。 あとはタッチパネル対応PCでタッチペンがあれば最高だけど、ないと結構厳しいです。