Microsoft Teams :チャットでハイタッチの絵文字を送り合うとオモシロイ!

4月21日に Microsoft Teams の Twitter 公式アカウントからこういうツイートがありました。

英語を流し読みはできない僕なので画像を見て何かのイメージアニメーションなのかな?というくらいの印象で流していました。そしたら実はオモシロイ裏技みたいな事ができる紹介だったんですよね。

実際に試してみます。

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Microsoft Teams :オンライン会議を作らない予定を入れられるようになった

チームメンバーなど社内で共有しておく自分のスケジュールってオンライン会議だけじゃないですよね。お昼休みとかちょっと出かけるとか訪問営業とかオンライン参加メンバーのいない対面の会議とか。そういう予定を入れるときに Outlook の方で入れていたと思います。一方、 Microsoft Teams のカレンダーから予定を入れるのはオンライン会議用。それが、 Microsoft Teams 側からもオンライン会議を作らない予定を入れられるようになりました。

2023/03/30 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teamsでのオフライン会議

オフライン会議!?ネットワークにつながっていなくてもオンライン会議ができるの?無理でしょ!とか一瞬でも思ってしまったタイトルですが(思わない?)、メッセージをちゃんと読むとわかりますね。 Microsoft Teams からもオンライン会議を作られない予定が追加できるようになるって話だけど、気になるのはこのアップデートは5月下旬にロールアウト開始って書かれているんですよね。1カ月も前倒しして展開されているなんて珍しい。

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Microsoft 365 や Power Platform の運用課題について思う事

※いつもの事ですが、あくまでも僕個人の考えです。

昨日、思い切り長文を書いたので、今日は…今日のネタも書こうと思えばいくらでも書けそうな話題ですが、今日のところは問題提起くらいにしておきます。

ITツールの導入において、まず出てくる課題は「利活用促進・定着」かと思います。お金をかけて導入しても使われなければ意味がない。そして「運用課題」ですね。使っていく先に必ず待ち構えてくる様々な運用課題。終わりのない永遠のテーマかと思います。僕もこれまで仕事でもプライベートでも様々な運用課題について考えてきたし、実際に業務で運用課題に取り組んできました。そんな中からいつも思う事があるんです。

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MVP Global Summit を通して、言語の壁を乗り越える Microsoft Teams 会議の特にこの1年の進化

※本記事の内容は事前に Microsoft の CPM ( Community Program Manager ) に確認済です。

※長い経緯も含めて語るので長文です。


【目次】

  1. Microsoft MVP と MVP Global Summit
  2. MVP Global Summit とコロナ禍
  3. そして2023年の MVP Global Summit はハイブリッドイベントへ
  4. MVP Global Summit と英語ニガテマンの僕
  5. 2019年:現地参加のグロサミのとあるセッションにて
  6. 2020年~2022年のオンラインイベントとしてのグロサミのセッション
  7. 劇的に変化を感じた2023年のオンライン側のグロサミ
  8. グロサミのセッションのこういう点が好き
  9. 機材が進化したからこそ気を付けるべき点
  10. その他、気が付いた点・こうなったらうれしいなという点
  11. 最後に…結局現地参加が一番!に変わりはない

■ Microsoft MVP と MVP Global Summit

僕はこのブログもそうだし YouTube もそうだし複数のコミュニティの主催や運営メンバーをしているし登壇活動もしています。趣味で。そんな活動が米国 Microsoft 本社に認めてもらい Microsoft MVP という年次のアワードを受賞して連続5年目です。その Microsoft MVP には様々な特典があるのですが、そのうちの大きな1つが「 MVP Global Summit 」という Microsoft MVP のみ参加できる1年に一度のイベントです。日本では通称「グロサミ」と呼ばれているので、以降はこの通称で呼びます。グロサミは完全NDAのもとで様々なナイショな情報を共有してもらえたり、各製品についての今後を Microsoft の製品担当チームの人たちと一緒にディスカッションしながら考えられるセッションがたくさんあるイベントです。僕より Microsoft MVP 受賞歴の長い人たちから聞くところによると、以前に比べて最近はディスカッションを多くする傾向だそうです。つまり Microsoft 側から「教えてあげる」じゃなく、「有識者の人たち、一緒に考えましょう」という感じですかね。僕は初受賞の年度の2019/03に初めて参加しました。その時のレポートは以下に記事があります。

MVP Global Summit に初参加!

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Outlook : Outlook on the Web の左ナビに Viva Engage が現れていた

僕はアプリの Outlook はプライベートでも仕事でも一切使わない Outlook on the Web 派なのですが、一昨日 Outlook on the Web を開いたら気が付いたんです。

▼左ナビゲーション内に「 Viva Engage 」アイコンが

徐々に Viva Engage が色々なところに進出してきましたね。 Viva Engage 知らないという人は Yammer の事です。

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Microsoft Teams :またまた会議にオモシロ機能が!クマさんが後ろから抱きついてくれる!? Snapchat Lenses が来た!

[ 2023/04/18 追記 ]
この記事で紹介する機能は動画の方がわかりやすいと思い、 YouTube に動画を公開しました。合わせてごらんください。

Microsoft Teams で Snapchat Lenses を試してみる(たぶん皆さんもすぐ使える)


最近 Microsoft Teams にはプレビュー段階だけどアバター機能、そして一般提供されたフィルター機能など、オンライン会議の疲れの軽減や会議の雰囲気を和らげる効果のある機能が増えてきています。やはりオンライン会議特有の疲労感を問題視し、またハイブリッドワークによる従業員同士の交流に関する課題にも取り組んでいるようです。そんな中、突然 2023/04/10 に Microsoft からこんなブログが出てきました。

Oh, Snap! Let Your Silly Side Shine with Snapchat Lenses for Microsoft Teams – Microsoft Community Hub
https://techcommunity.microsoft.com/t5/microsoft-teams-blog/oh-snap-let-your-silly-side-shine-with-snapchat-lenses-for/ba-p/3788722

頭の上にニワトリが乗ったりナマケモノに抱きつかれたりしてるじゃないですか!これはAR・VR・MRで言うところのARですね。ARは拡張現実です。ちなみにVRは仮想現実、MRは複合現実だそうです。これまではこれを実現するには別のアプリを経由させなきゃいけないのでPC初心者には敷居の高いものでした。それが難しい事をしなくても簡単にできるようになったという事です。こちらパブリックプレビューにせずとも一般提供開始されているので、展開されればすぐに利用できます。ポリシーで禁止されていなかったら。僕の環境でも土曜日に展開されていたので早速使ってみます。

▼会議に参加前の画面

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Microsoft 365 ホームのクイックアクセスに「 microsoft.ListSync.Endpoints 」というリストが表示される現象

昨日の朝 Microsoft 365 ホームを開いた時に、クイックアクセス部分に作った事もない Microsoft Lists のリスト「 microsoft.ListSync.Endpoints 」が表示されていました。

▼ Microsoft 365 ホームのクイックアクセス

こういうのあるとちょっとドキッとしちゃいますよね。でもシステム側が自動生成するものも色々あるのでまずは開いてみました。

▼ microsoft.ListSync.Endpoints の中身

念のためボカシを入れていますが、いかにも内部利用されているリストっぽいです。僕の五感が「これはイジらない方が良さそうだよ!」とビンビンに訴えかけています。リスト名も Sync って文字もあるので、オフライン同期の機能に関わる内部で持ってるリストなのかな?なんて思いました。ただ、内部で持っているリストがこんなところに表示されているのはやはりおかしいですよね。

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Yammer モバイルアプリが Viva Engage へ名称変更された

2023年2月下旬に以下の記事を書きました。

Yammer から Viva Engage ( Viva エンゲージ )へ

Yammer が Viva Engage にリブランディングされて Microsoft Viva ファミリーになるという事です。そしてついにモバイルアプリに変化がありました。僕は iPhone でしか確認していませんが、おそらく多くの iPhone ユーザーはアプリは自動アップデートになっていると思います。するとアプリ名とアイコンが急に変わるのでビックリするかも?と思って記事にしました。

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Microsoft Teams :プレビュー提供開始されたアバターで会議に参加できるようになった

※週末にアバターを試してみた動画を収録し YouTube に公開しています。そっちの方がより体感できるので動画を視聴できる人は下の方に動画を貼り付けておくのでチェックしてみてください。

※急遽ですが明日 2023/04/04 に Microsoft Teams のアバターで遊んでみよう!というオンラインコミュニティイベントを開催します。記事の最後の方にイベントページのリンクを貼っておきますのであわせてチェックしてみてください。


「仕事の会議にアバターで参加?」とだいぶ懐疑的というか抵抗感さえおぼえる人も決して少なくないであろう Microsoft Teams のアバター機能がパブリックプレビュー環境で利用できるようになったのが日本時間で 2023/03/27 から。

Microsoft Teams :アバターもパブリックプレビュー環境で提供開始

この時点ではアバターアプリを追加して、アバターを3人まで追加でき自分好みにカスタマイズできるところまで利用できました。ただし会議でアバターを利用する事はできなかったんですよね。ところが、エイプリルフールの4月1日に会議に参加できるようになっていました。これは展開期間に幅があるので会議で利用できない人もいたから皆さんの環境でどうかはわかりません。

では試してみます。

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Microsoft Teams :ヘルプが別ウィンドウで表示されるようになった

みなさん、 Microsoft Teams の左下の「ヘルプ」ってクリックしますか?

▼左下の「ヘルプ」

特に「トレーニング」は翻訳された日本語を字幕もしくはボーカロイドみたいなのが読み上げるのは若干違和感はあるものの、下手にお金・時間かけてマニュアルを購入・作成せずとも、導入初期の教育はこれで十分だと思うんです。また「最新情報」は Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターのアナウンスよりは量も少ないし情報鮮度も悪いものの、ユーザーが得る Microsoft Teams のアップデート情報としてはここを見るだけでも十分だと思います。

そんなヘルプですが、今まではヘルプを開くとメインウィンドウの中でコンテンツが表示され利用する挙動でした。ブラウザー版が今もそういう挙動なので見てみると、

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