Microsoft Teams : PowerPoint Live のスライド移動について(動画あり)

先日紹介した「 Microsoft 365 Virtual Marathon 2022 」というイベントの記事。この手のイベント紹介系記事はそこまでアクセス数は多くないけど、この記事に関しては僕もビックリするほど多く読まれていてありがたいことです。

「 Microsoft 365 Virtual Marathon 2022 」を終えて(魅力的なセッションのスライドは今すぐ見放題!)

さて、このイベントで僕が登壇したセッションの中で、少し参加者に約束をした事があります。そもそも「便利技」ってタイトルなのに便利技の紹介は全て割愛して「スライドを見てもらえば理解できますから!」というなかなかの登壇だったのですが、そのスライドの中でも2スライドほど文字だけでは表現しづらい内容があり、それは後日 YouTube の僕のチャンネルに動画にします、という約束をしたんです。なのでそれを果たします。

まず、登壇スライドは以下でチェックできます。

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Microsoft Teams :チャットに返信候補が表示されるようになった

Microsoft Teams を業務利用していて、少しでも時短したいそこのアナタに朗報です!チャットの相手のメッセージに対して返信候補が表示されて、ワンクリックで返信できる機能が展開されました!

2022/05/12 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ Teams デスクトップでの返信の候補

基本、メッセージセンターのメッセージって展開開始の数ヶ月前から公開されて、中には何度も延期…というジラされるパターンが多いけど、今回はたまにある事後報告パターンですね(笑)見てみると、すでに標準リリーステナントの展開は完全に完了しているとの事です。つまりすでに皆さんの環境でもほぼ利用できるという事ですね。では、実際に見てみましょう。

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SharePoint :アプリバーに「作成」ボタン登場。だがしかし…

※現時点ではおそらくターゲットリリーステナントでの展開なので、一般展開はされていない可能性が高いです。

SharePoint の左にアプリバーが展開されたのがおよそ1年前なんですね。

SharePoint :ついに展開されたアプリ バー

もっと前かと思っていました。 SharePoint 内であればどこでも、自分が良く利用するサイトやドキュメントやフォローしているサイトやおすすめのニュースにアクセスできるので便利ですよね。更にアプリバーに Microsoft Lists のリストも加わりました。

SharePoint :アプリバーに「マイ リスト」の表示が復活した

最近利用したリストやお気に入りにしたリストが表示されます。 Microsoft Lists のややこしい点は、Microsoft Lists のリストは SharePoint のリストでもあるという点ですよね。それは置いといて…。

今回はこのアプリバーに「作成」ボタンが追加されるという事です。これは2022/04/01付けで公開された Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターの以下のメッセージに該当します。

▼(更新)SharePoint : SharePoint アプリ バーから作成する

SharePoint 内であればどこでも表示されているアプリバーから様々なものが作成できるというわけです。僕の環境では昨日展開されたので、実際に見てみたいと思います。

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「 Microsoft 365 Virtual Marathon 2022 」を終えて(魅力的なセッションのスライドは今すぐ見放題!)

そういえば当ブログでは事前にアナウンスするのを失念していました…(←ダメダメですね)。

Microsoft 365 Virtual Marathon が今年もなんとか無事に終える事ができました。今年で3回目となる1年に1回のワールドワイドなお祭りです。 Microsoft 主催のイベントではありません。有志によるコミュニティイベントです。全部で300セッションを超える大きなイベントですね。そして無料です。英語圏の人達は多国で一丸となれますが、僕みたいな英語ニガテマンのいる日本にとっては日本陣営としてトラックが分かれており、その日本陣営を牽引するのが僕の大好きな愛先生です。愛先生が牽引し、日本語セッションだけでも32セッションもありました。日本語トラックは2トラック並行して開催されているので分身の術を使える人以外はどっちのセッションに参加するか迷った事かと思います。そんなイベントに僕はソロのセッションを1回、テーブルトークのセッションを2回、その他に運営スタッフ、モデレーターやサポートで参加しました。過酷でしたが充実した2日間を過ごせました。

■これまでの僕のセッションスライド

まず、参加できなかった方のために、僕のセッションスライドを紹介します。

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Microsoft Teams :会議の録画の自動有効期限 – Part.3 有効期限が切れた後の挙動と復元

Microsoft Teams の会議の録画の有効期限については、これで3回目です。特に基本動作は Part.1 に書いてあるのでまだチェックしていない人は先にそちらをチェックしてみてください。

Microsoft Teams :会議の録画の自動有効期限 – Part.1

Microsoft Teams :会議の録画の自動有効期限 – Part.2 有効期限を変更できる人はだれ?

さて、今回は、有効期限が切れた後の挙動について確認していきたいと思います。保存先がわかっているので確認せずとも予測は付きますが、念のため。あと、有効期限が切れて削除されたファイルを元に戻す復元方法も確認します。

例によって、会議の種類「チャネル会議」「非チャネル会議」で録画ファイルの保存先も変わるので、今回もその2種類どちらも確認していきます。

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Microsoft Teams :フォントが変わった?日本語だから!?

[ 2022/07/12 ]
現在は元のフォントに戻っています。


※本記事は推測を多く含みます事をご了承ください。

数日前から Twitter で「 Microsoft Teams のフォントが変わった。」という報告ツイートが相次いでいました。今朝ようやく僕の環境でもフォントが変更されたので見てみたいと思います。

▼変更後

たしかに変わっています。凄く簡単に言えば「太った」という表現がわかりやすいかと思います。

この記事を書き始めた時は僕の複数持っている環境で変更前と変更後があったので比較できたんですが、触ってる途中に変更前だった環境も変更されてしまい…スクショがあまり撮れませんでした。とりあえず今手持ちのスクショで比較していきます。

※以下、僕の推測を非常に多く含んでいますが、フォントの知識はあまりないので本職の方がいらしたらご指摘よろしくです!

※以下、確認で利用したブラウザーは Edge です。ブラウザー内の設定は全て既定のままです。

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Microsoft Teams :会議の録画の自動有効期限 – Part.2 有効期限を変更できる人はだれ?

色々忙しくて1週間ほど更新ができませんでしたが、ようやく少し落ち着きました。前回の記事で Microsoft Teams の会議の録画の自動有効期限を試してみて、触りの部分を話しました。

Microsoft Teams :会議の録画の自動有効期限 – Part.1

ただ、触ってみると気になる点が色々増えてきたので、今回以降はその気になる点について書いていきます。なので基本的な動作に関しては上の Part.1 をご覧ください。

では気になる点を見ていきます。会議の録画の保存先はチャネル会議なら SharePoint 、非チャネル会議なら OneDrive なので、1つの気になる点に関して両方のパターンで見ていきます。(チャネル会議・非チャネル会議の詳細な説明は、これまで色々と触れているので割愛します)

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Microsoft Teams :会議の録画の自動有効期限 – Part.1

※触っていくほど書きたいことが増えてきたので複数記事にします。今回はほんの触りの部分。

Microsoft Teams の会議の録画機能は展開されて以来多くの人が使ってると思います。大事な部分を観返したり、会議に参加できなかった人も後から観る事ができます。また、リアルタイムで社内講習会などをした時に、録画さえしていればオンデマンド配信的な感じで使い回す事もできます。しかし、中には「とりあえず録画」という感じで録画をしても誰一人観ないままずっと保存されている…という事もあるでしょう。 Microsoft によると、「録画されてから60日後までに視聴している動画は5%未満、120日後までに視聴している動画は1%未満」という統計があるようです。その統計に基づいて、会議の録画の自動有効期限が切られる事になりました。

2021/07/30付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されています。

▼(更新)OneDrive と SharePoint でのチーム会議のレコーディングの自動有効期限

長いですね。そして公開から展開まで何度も変更がありました。半年以上ですね。そして僕の環境にもようやく展開されたので、見てみたいと思います。

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Microsoft Teams :ブラウザー版からでも Loop コンポーネントが利用できるようになった & その他、気になる点

Microsoft Loop が去年の11月に発表されてから現時点でも利用できるのは Loop コンポーネントのみ、そして Microsoft Teams のチャットからのみ作成可能。という、まだまだこれからですが、それでも チャット内で利用する Loop コンポーネントは結構便利です。で、さらに利用が限定されていたのが、ブラウザーで Microsoft Teams を利用している場合は Loop コンポーネントは Teams 上では利用できませんでした。

Microsoft Teams :チャットに「 ライブ コンポーネント 」が来た

当時はライブコンポーネントという名称でしたが、現在は Loop コンポーネントに変わっています。

■ 以前の仕様

実際にブラウザー版 Microsoft Teams ではどのようになっていたのかというと、

▼ Microsoft Teams デスクトップアプリではこのようにコンポーネントが利用できますが、

▼ブラウザー版だとこのようにリンクのみが表示されており、クリックすると、

▼別タブで表示され、利用できました

このようにブラウザー版の Microsoft Teams 上ではコンポーネントは利用できずリンクのみで、リンクをクリックすると、 OneDrive 上にある Loop コンポーネントのファイルをクリックした時と同じように Loop コンポーネント単体が表示されて利用できるという感じでした。なのでブラウザー版からも実質的には利用できるんだけど、 Microsoft Teams 上からは利用できないという感じ。

それが最近ブラウザー版 Microsoft Teams からも利用できるようになっていました。

2022/03/28 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されていました。

▼ Teams チャットのループコンポーネント

このメッセージは見逃しちゃいそうですけど、この中にシレっと記載されていました。

▼該当箇所を引用

「現在はWebに展開されています」と書かれているんです。つまり2022/03/28時点ではすでに利用できていたんでしょうね。たぶん。それでは試してみます。

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OneDrive / SharePoint :サイト内の他のライブラリに移動できるドロップダウンメニュー

これ、一度2月あたりに展開されたのにすぐ消えてしまったので記事にしていなかったけど、昨日あたりに復活しているのを確認したのでようやく記事にします。

2021/12/03 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ (更新)マイクロソフトの OneDrive と SharePoint ライブラリのドロップダウン メニュー

つまり、ライブラリからサイト内の別のライブラリに移動できるメニューです(←記事タイトルと同じ事言ってるだけ…)。では、試してみます。

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