Microsoft Teams / Microsoft Loop :ついにチームのチャネルでも Loop コンポーネントを追加できるようになった

これまで Microsoft Loop の Loop コンポーネントは Microsoft Teams 上ではチャットのメッセージからしか利用できませんでした。でもやはりチームのチャネルでも利用したいですよね。

2023/10/13 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ チャネルのループコンポーネントとTeamsのループ埋め込みモード

チャネルで Loop コンポーネントが使えますよって事ですね。標準リリース環境でさっき確認したら展開されていたので試してみます。

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Microsoft Teams :チャットやチャネルに貼り付けた Microsoft Stream の動画を直接プレビュー・再生できるようになった

先に怪しい記憶なので知っている人がいたら逆に教えてほしいけど、大昔は Microsoft Teams のチャットやチャネルのメッセージに貼り付けた動画は Microsoft Teams 内で再生できた記憶があるんですよね。 Microsoft Stream ( on SharePoint ) が出てくるようになってから中で再生できなくなったような…。僕の勘違いか幻ですかね。

まぁ、過去の話は置いといて、現在というかここ最近までは Microsoft Teams のチャットやチャネルのメッセージに Microsoft Teams ( on SharePoint ) の動画を貼り付けても、リンクが作られるだけでクリックするとブラウザーで Microsoft Stream の動画が開くという動作でした。それがようやく Microsoft Teams 内でプレビューできたり再生できるようになりました。

2023/07/19 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams: Teams チャットとチャネルでのストリームのプレビューと再生

今朝確認したところ、展開されている環境を確認したので見てみます。同じテナントに展開されていないユーザーもいたので、全く同じメッセージを見た時の違いも比べられます。

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Microsoft Teams :チャット・チャネルのメッセージのリアクションの絵文字が大幅に増えた

いやぁ、待ちに待ちましたよ!世間では展開開始されてるのに僕の環境には全然舞い降りて来なかったアップデート。別のリアクションについての過去の記事のアクセス数が急上昇しているので臨時情報を書き加えたくらいです。

これ、なんでこんなに検索からのアクセス数が急上昇しているか察しがつきます。 Microsoft Teams においてだいぶチャットのリアクションの利用も定着していていて、ただ以前から他のサービスに比べてリアクションの数が6種類と少なくて不満点だったのがリアクションの数が増えるという事は多くのユーザーにとって待望だったかと。そして Microsoft 365 は機能アップデートが世界中で一斉に変わるわけでもなければテナント単位で一斉に変わるわけでもなく、段階的にユーザー単位で展開されていくので、社内でもバラバラに展開されます。なので、運良くいち早く展開された人が新しいリアクションを使ってみたり社内で喜びの声をあげると、展開されていない人達が「あれ?なんで私は展開されてないの?設定が必要なのかな?調べてみよう」という具合にネット上で検索しているんだと思います。

さて、そんな事もあるので、まだ機能アップデートが展開されていない人にとっては「正座で待機」をするしかないという残念なお知らせをまずはしておきます。僕もメインで利用しているアカウントではまだ展開されていませんよ…。一つ先行して使ってみたい場合はパブリックプレビュー版に切り替えるという選択肢はありますが、会社によっては切り替えられない設定にされているところも少なくないだろうし、そもそも動作保証外になるのでオススメはしません。

2022/09/09 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼(更新)チームでの反応の拡大

これが結局プライベートプレビュー版では9月下旬までに展開完了していたけど、一般展開がようやく12月中旬から開始されて遅いと来年の1月下旬までに展開完了するという事ですね。いやぁ、まず一般展開された事をSNSなどで観測し始めたのは12月上旬なので若干フライング気味だったのと、上で「展開がまだな人は正座で待機」って書いたけど、つまり(日頃の行いが悪い)運の悪い人は1月下旬まで待たなければいけないハメになると…。早く周囲と一緒に使いたい機能なのにジラされます…。

とにかく、僕の検証用のユーザーでようやく展開されたので触ってみます。

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Microsoft Teams :チャネル作成時に Wiki タブが自動作成されなくなった

今朝、ふと Microsoft Teams に新しいチームを作成した時に違和感を覚えました。その違和感の部分がココです。

▼違和感…

Wiki タブがない!この違和感の原因がわかった時に思い出したメッセージがあります。2022/07/12付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに公開された以下のメッセージです。

▼構成変更: 新しいチャンネル作成による Wiki の自動プロビジョニングの無効化

あぁ、スッカリ忘れていました。チャネルの Wiki タブが自動作成されなくなるぞ、というメッセージ。昔から何かと不評だった Wiki だけど、たしかになんでチャネルを追加すると自動作成されるのかは疑問に思っていました。無理して使い道を考えちゃう事もあったけど、それはおかしい…と思った時からパッタリと使わなくなっちゃいました。メッセージに記載の通り、これまでは標準チャネルとプライベートチャネルを作成すると Wiki タブが自動で追加されていたけど、今後は自動で追加されないので必要あれば自分達で追加してくださいという事です。なお、既存のチャネルから Wiki タブが消えるというわけではありません。それでは見ていきます。

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Microsoft Teams :メンテナンスフリー!チーム所有者へのメンション機能

Microsoft Teams のメッセージでメンション使っていますか?使い過ぎるとオオカミ少年みたいになるので、特にチームメンションやチャネルメンションあたりの乱用は要注意!と個人的には思っています。逆にちょっと極端かもしれませんが「メンションを付けていないメッセージは独り言のようなもの」と考える人もいたり、また、多忙な人はメンションがついたメッセージしか対応できないという話も聞くので、効果的に利用すると良いですね。メンションはユーザーとチャネルとチームあたりがありますが、他にも「タグ」を作れば、タグでメンションできますね。

Microsoft Teams :「タグ」機能が展開されたぞ!!( Tag )

この中で注意点も書いていますが、便利そうなタグですがメンテナンスが大変かと思います。タグを使ってグルーピングをした場合、その用途からしてメンバーが1人でも欠けていたらダメだし、関係ないメンバーが1人でも多ければダメだし。例えば販売店舗のチーム内で「レジ担当」というタグを作った場合。レジ担当のメンバーが1人でも欠けていたら、メンション付けてメッセージをしても欠けていた1人には通知されないし、逆にレジ担当だった人が別の担当に変わった後もタグメンバーから削除されていないと、邪魔な通知が飛ぶし。メンテナンスを怠れば怠るほど正確性が低くなるのもタグです。タグが多いほどなかなかマメにメンテできるものでもないと思います。

さて、そんな中、2022/5/10付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ (更新)Teams でチャネル投稿で使用できる自動グループ化

これはチーム所有者にメンションができるという話です。「自動グループ化」と書いてある通り、メンテナンスフリーなんですよね。もちろんチームの所有者に追加するユーザーのメンテナンスはしっかりしなければいけませんが、所有者に増減があってもメンションの対象も常に正しいというわけです。そういう意味ではタグのように別途メンテナンスをしなければいけないわけじゃないです。では、僕の環境に機能展開されたので見てみたいと思います。

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Microsoft Teams :モバイルアプリでチームのチャネルのメッセージも翻訳ができるようになった!

※例によって iOS のみの動作確認です。

某弊社はグローバル企業なので英語が飛び交っています。しかし僕は英語ニガテマン…。そんな時に自動翻訳は重宝します。 Microsoft Teams の翻訳機能は、自国語以外の言語を自国語に翻訳してくれます。これである程度は何言ってるかがわかります。だいぶ前にはこの翻訳機能はモバイルアプリでは使えなかったんですよね。なので出先などPCがない時に英語圏の人とやりとりする場合は一旦英文をコピーして、別の翻訳アプリで翻訳…という手間がありました。それが去年の10月にモバイルアプリでも翻訳ができるようになったんですよね。

Microsoft Teams :iOS モバイルアプリでも翻訳ができるようになった!ただし…

この記事内でも「ただし…」というところで書いていたけど、個人的にガッカリだったんです。それが、翻訳できるのはチャットのみだったという点です。チームのチャネルのメッセージは翻訳機能がなかったんですよね。僕の場合、英語圏の人と個人チャットやグループチャットでは会話しません。チームのチャネル内で会話をします。そっちに翻訳機能がないっていうのが残念だったんですよね。ちなみにPCの方には以前からチャットもチャネルも翻訳機能がありました。

それが、5月29日付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターにこんなメッセージが公開されました。

▼オンデマンドチャンネルは、チームiOSとAndroidで翻訳を投稿します

モバイルアプリでもチャネルのメッセージを翻訳できるという事です。僕の環境では先週あたりに展開されたので触ってみます。

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Microsoft Teams :【僕のべスプラ】チームのチャネルの投稿の「件名」って大事!(動画)

過去に色んな場所で言ってきた僕の中のベストプラクティスの一つを動画にまとめて紹介してみました。

「チャット」にはなくて「チームのチャネルの投稿」にはあるものの一つがスレッド(新しい投稿)に『件名』が付けられる件。

個人的にはチャネルの投稿内が整理され検索機能に頼らずとも過去の内容を見つけ出すための一つの方法として大事だと思っています。動画では全く同じ内容で「件名を付けたチャネル」と「件名を付けていないチャネル」を用意して比較しながら件名を付けた方が良いという説明しています。また、あまり利用シーンが見出せない「モデレート機能」も場合によっては活用できるかもね、という話も入れています。

あくまでも僕個人的なベストプラクティスの一つなので正しい・正しくないという話ではないです。一つの参考にしていただければと思います。

ついでに高評価とチャンネル登録もよろしくお願いします。モチベーションの維持にもなるので、今後動画を生み出し続けるか否かにも左右します。

https://www.youtube.com/c/Home365/

Microsoft Teams :【みんな知っておくべき!?】「チャット」と「チームのチャネルの投稿」の添付ファイルの保存場所(動画)

Microsoft Teams 初心者が最初に混乱するのが「チャット」と「チーム(のチャネルの投稿)」だと思います。どっちもいわゆるチャットができるんですよね。そうすると「どう違うの?」「どう使い分けるの?」というところになりますが、正解はないと思います。ただ、両方の特性やメリット・デメリットを知る事で自然と自分のチームや組織に合ったベストプラクティスは模索して徐々に見出せるんじゃないかとも思います。ただ、管理者であるIT部門や利活用促進部門は Microsoft Teams の裏側の仕組みを把握しておく必要はあるかもしれないけど、ことエンドユーザーである従業員たちがどこまで裏側の仕組みを把握すべきなのか?IT部門はどこまで従業員に教えるべきなのか?というのは非常に悩ましいです。知らなくたって使えるし、難しい事を説明したってかえって混乱するので。このサジ加減は僕もわかりません。おそらくここら辺もその組織次第だとも思います。ただ一つ言える事は、知らないと後々困ったりトラブルになりかねない可能性もあるんですよね。なのできっとこのブログや僕の YouTube の動画をワザワザ検索結果から見てくれる人達は関心が高い人達だと思うので(すでに把握してる人達も多そうですが…)、あえて僕が理解してる範囲内でなるべく画面を見ながら説明したいと思いつきました。

今回はまず「添付ファイルの保存場所」という観点で2者の違いをお話します。ここで言う「添付ファイル」というのは、つまり自分のPC上にあるファイルを入力欄にドラッグ&ドロップしてメッセージを投稿する事です。簡単に言えば、

「チャット」に添付ファイル → 保存先は OneDrive
「チームのチャネルの投稿」に添付ファイル → 保存先は SharePoint

となりますが、別にそんな事知らなくたって、 Microsoft Teams 上で、メッセージに添付されているファイルのリンクをクリックすれば利用できちゃうんですよね。

実際はもう少し細かい説明が必要だったり、実際の画面上ではどうなのか?あたりも気になると思います。動画にして YouTube にアップロードしたので、こちらを見てください。

今回は触りの部分の説明ですが、今後は更に深堀りしつつ、その特性がゆえの注意点なども動画にしてみたいと思います。あまり長い動画は大変だと思うので、なるべく1本10分以内にしたいと思います。

で、意外と動画作成は大変なので、モチベーションアップして継続させるためにも、是非、チャンネル登録と高評価をお願いします!

https://www.youtube.com/c/Home365/

Microsoft Teams :「承認」機能をチームのチャネルで使ってみる

「承認」シリーズの4回目です。


【 Microsoft Teams 「承認」シリーズ】

[1] Microsoft Teams :承認アプリが一般展開されたようです

[2] Microsoft Teams :「承認」機能をチャットで使ってみる

[3] Microsoft Teams :モバイルアプリにも「承認」が展開された

[4] Microsoft Teams :「承認」機能をチームのチャネルで使ってみる(この記事)


2回目でグループチャット上で承認を使ってみたけど、今回はチームのチャネルの方です。チャット上での承認とどんな違いがあるか?という点です。

では、試してみましょう。

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Microsoft Teams :チャネル内のメッセージをピン留めできるようになった

[ 2022/02/25 追記 ]
本記事が少し前から急にアクセス数が増加していたのですが、最近展開された「チャットのメッセージのピン留め」が気になって検索された人が多いのでは?と思います。こちらの記事は「チャネルのメッセージのピン留め」機能の紹介です。チャットのメッセージのピン留め機能に関しては、以下の記事を参照してください。

Microsoft Teams :チャットのメッセージのピン留め


Microsoft Teams のピン留めって一言で言っても「どのピン留め?」って言うくらい色々なピン留めがありますよね。今ちょっと思いついた限りで書いてみると、

  • アプリのピン留め
  • チャットのピン留め
  • チャネルのピン留め
  • 会議のピン留め

4つかぁ。もっとあったらごめんなさい。今思い付く限りを挙げただけなので。しっかしピン子の種類多いですね。

で、今回は更にピン留めが追加されました。だから5種類目のピン留めです。それがメッセージのピン留めです。


[ 2012/02/08 ]
5種類のピン留めについてザックリと解説した動画も公開しました。


Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターには今年の6月には公開されていたけど展開が遅れたのかな。

▼(更新)マイクロソフトのチームは、新しい情報ウィンドウとピン留めされた投稿を持っています

それでも中を見ると標準リリーステナントでも10月末までに展開完了予定って書かれていたから、実は僕も気付いていなかっただけでもう少し早く使えていたのかもです。

では試してみます。

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