先に怪しい記憶なので知っている人がいたら逆に教えてほしいけど、大昔は Microsoft Teams のチャットやチャネルのメッセージに貼り付けた動画は Microsoft Teams 内で再生できた記憶があるんですよね。 Microsoft Stream ( on SharePoint ) が出てくるようになってから中で再生できなくなったような…。僕の勘違いか幻ですかね。
まぁ、過去の話は置いといて、現在というかここ最近までは Microsoft Teams のチャットやチャネルのメッセージに Microsoft Teams ( on SharePoint ) の動画を貼り付けても、リンクが作られるだけでクリックするとブラウザーで Microsoft Stream の動画が開くという動作でした。それがようやく Microsoft Teams 内でプレビューできたり再生できるようになりました。
2023/07/19 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。
▼ Microsoft Teams: Teams チャットとチャネルでのストリームのプレビューと再生
これ、なんでこんなに検索からのアクセス数が急上昇しているか察しがつきます。 Microsoft Teams においてだいぶチャットのリアクションの利用も定着していていて、ただ以前から他のサービスに比べてリアクションの数が6種類と少なくて不満点だったのがリアクションの数が増えるという事は多くのユーザーにとって待望だったかと。そして Microsoft 365 は機能アップデートが世界中で一斉に変わるわけでもなければテナント単位で一斉に変わるわけでもなく、段階的にユーザー単位で展開されていくので、社内でもバラバラに展開されます。なので、運良くいち早く展開された人が新しいリアクションを使ってみたり社内で喜びの声をあげると、展開されていない人達が「あれ?なんで私は展開されてないの?設定が必要なのかな?調べてみよう」という具合にネット上で検索しているんだと思います。
今朝、ふと Microsoft Teams に新しいチームを作成した時に違和感を覚えました。その違和感の部分がココです。
▼違和感…
Wiki タブがない!この違和感の原因がわかった時に思い出したメッセージがあります。2022/07/12付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに公開された以下のメッセージです。
▼構成変更: 新しいチャンネル作成による Wiki の自動プロビジョニングの無効化
あぁ、スッカリ忘れていました。チャネルの Wiki タブが自動作成されなくなるぞ、というメッセージ。昔から何かと不評だった Wiki だけど、たしかになんでチャネルを追加すると自動作成されるのかは疑問に思っていました。無理して使い道を考えちゃう事もあったけど、それはおかしい…と思った時からパッタリと使わなくなっちゃいました。メッセージに記載の通り、これまでは標準チャネルとプライベートチャネルを作成すると Wiki タブが自動で追加されていたけど、今後は自動で追加されないので必要あれば自分達で追加してくださいという事です。なお、既存のチャネルから Wiki タブが消えるというわけではありません。それでは見ていきます。
Microsoft Teams のメッセージでメンション使っていますか?使い過ぎるとオオカミ少年みたいになるので、特にチームメンションやチャネルメンションあたりの乱用は要注意!と個人的には思っています。逆にちょっと極端かもしれませんが「メンションを付けていないメッセージは独り言のようなもの」と考える人もいたり、また、多忙な人はメンションがついたメッセージしか対応できないという話も聞くので、効果的に利用すると良いですね。メンションはユーザーとチャネルとチームあたりがありますが、他にも「タグ」を作れば、タグでメンションできますね。
某弊社はグローバル企業なので英語が飛び交っています。しかし僕は英語ニガテマン…。そんな時に自動翻訳は重宝します。 Microsoft Teams の翻訳機能は、自国語以外の言語を自国語に翻訳してくれます。これである程度は何言ってるかがわかります。だいぶ前にはこの翻訳機能はモバイルアプリでは使えなかったんですよね。なので出先などPCがない時に英語圏の人とやりとりする場合は一旦英文をコピーして、別の翻訳アプリで翻訳…という手間がありました。それが去年の10月にモバイルアプリでも翻訳ができるようになったんですよね。
Microsoft Teams 初心者が最初に混乱するのが「チャット」と「チーム(のチャネルの投稿)」だと思います。どっちもいわゆるチャットができるんですよね。そうすると「どう違うの?」「どう使い分けるの?」というところになりますが、正解はないと思います。ただ、両方の特性やメリット・デメリットを知る事で自然と自分のチームや組織に合ったベストプラクティスは模索して徐々に見出せるんじゃないかとも思います。ただ、管理者であるIT部門や利活用促進部門は Microsoft Teams の裏側の仕組みを把握しておく必要はあるかもしれないけど、ことエンドユーザーである従業員たちがどこまで裏側の仕組みを把握すべきなのか?IT部門はどこまで従業員に教えるべきなのか?というのは非常に悩ましいです。知らなくたって使えるし、難しい事を説明したってかえって混乱するので。このサジ加減は僕もわかりません。おそらくここら辺もその組織次第だとも思います。ただ一つ言える事は、知らないと後々困ったりトラブルになりかねない可能性もあるんですよね。なのできっとこのブログや僕の YouTube の動画をワザワザ検索結果から見てくれる人達は関心が高い人達だと思うので(すでに把握してる人達も多そうですが…)、あえて僕が理解してる範囲内でなるべく画面を見ながら説明したいと思いつきました。