Microsoft Teams :ついに絵文字やリアクションにカスタム絵文字が追加できる!ただしいくつか注意が!

さぁ、これはうれしい人が多いハズ!ただし超トラップがあって要注意でもあるので最後まで読んでください!

Microsoft Teams のチャットやチャネルのメッセージには絵文字でリアクションができますが、 Microsoft Teams が登場した当初は5種類だか6種類しかありませんでしたが、2022年12月あたりに約800種類にも増えました。

Microsoft Teams :チャット・チャネルのメッセージのリアクションの絵文字が大幅に増えた

ただし、例えば Slack は結構前からカスタム絵文字を追加できていて、そこに魅力を感じている人も少なくはなかったと思います。そんな中、今年2024年5月に Microsoft が開催したイベント Microsoft Build 2024 でカスタム絵文字が使えるようになるという発表があり楽しみにしていましたが、ついに僕の環境にも展開されていました。確認したところ対象リリース環境だけじゃなく標準リリース環境でも展開されているようです。

2024/05/24 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼(更新済み)Microsoft Teams: カスタム絵文字とリアクション

これを読む限りではアップデートが展開されれば既定で利用可能になります。また標準リリース環境への展開は7月中旬スタートとの事だけど、僕が利用している標準リリース環境にはすでに展開されていました。という事で触ってみます。

“Microsoft Teams :ついに絵文字やリアクションにカスタム絵文字が追加できる!ただしいくつか注意が!” の続きを読む

Microsoft Teams :チャネル会議で使う会議のメモでの注意点(「会議」というチャネル名のチャネルがあったら?)

前回の記事で紹介しましたが、 Microsoft Teams の会議のメモがチャネル会議でも使えるようになりました。

Microsoft Teams :会議のメモがチャネル会議でも利用できるようになった

実はこの記事を書いている最中におかしな現象を発見したんだけど、そこまで1つの記事で書いちゃうとややこしいのと、更に確認したい事もあったので、今回別で記事を書いています。

「会議」フォルダー内に会議のメモのデータが保存されるけど「会議」というチャネルがあった時はどうなるのか?こちらがすでに怪しい動きになっている事を確認している現象でした。

※なお、現時点での挙動で、そのうち修正されるかもしれません。

“Microsoft Teams :チャネル会議で使う会議のメモでの注意点(「会議」というチャネル名のチャネルがあったら?)” の続きを読む

Microsoft Teams :会議のメモがチャネル会議でも利用できるようになった

Microsoft Teams の会議のメモが Wiki が廃止されて Loop コンポーネントに変わったのが去年2023年8月あたり。え?もう1年経ちそうなんですね。

Microsoft Teams :会議のメモが Loop コンポーネントになった(会議のスケジュール編)

Microsoft Teams :会議のメモが Loop コンポーネントになった(会議中に使ってみる編)

そもそも会議のメモがどれだけ利用されているのか?あたりも気になるところですが、それが Loop コンポーネント化されたことで、 Loop コンポーネントならではの機能も利用されているのか?あたりも気になるところ。

そして、上の記事内にも書いてあるとおり、これまで会議のメモは非チャネル会議で利用はできてもチャネルに紐づけたチャネル会議では利用できませんでした。それがようやくチャネル会議でも利用できるようになりました。

2023/11/17 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼(更新済み)チャネル会議での共同作業メモ

という事で、僕の標準リリース環境でも利用できるようになったので試してみます。またこういう機能が出てくると必ず僕が言うのが「データの保存先を意識しましょう」なので、チャネル会議で会議のメモが利用できた場合、 Loop コンポーネントのデータがどこに保存されるか?あたりも探ってみます。

“Microsoft Teams :会議のメモがチャネル会議でも利用できるようになった” の続きを読む

Microsoft Stream :さようなら Microsoft Stream モバイルアプリ

先月の下旬から仕事が忙しくアップデート情報はたくさんあるのになかなかブログ更新できませんでした。やはり仕事は適度に忙しいくらいが色々とちょうどイイですね。今週金曜からハワイに行くのでもう少し更新が滞りそうですがお待ちください。


さて、残念なお知らせですね。すでに1カ月ほど前に予告で記事は書きましたが、ついにこの日が来ました。

Microsoft Stream :モバイルアプリの廃止

ということでモバイルアプリを最新にアップデートして起動してみると、最初少しは利用できますが、すぐに、

▼このような画面になって利用できなくなりました

このイラストの意味はよくわからないですけどね。そして文章が怪しい日本語訳になっていて、代替手段としては「最良の Stream を直接 Microsoft 365 に移行中です。」との文言が。これだけでは真意は正確にわかりにくいですね。 Microsoft 365 モバイルアプリもあるので、それが代替手段となるという意味なのか?それとも Microsoft 365 内全ての体験で代替とするのか?(例えば OneDrive モバイルアプリとか SharePoint モバイルアプリなどなど)

「詳細情報」というボタンをタップすると、以下のページにリンクします。

Stream mobile app retirement – Microsoft Support
https://support.microsoft.com/en-us/office/c72e53bd-eb35-4d56-89ba-528a5306b45e

これを読む限りだと代替ソリューションとして提示されているのは「お気に入り」なら Microsoft 365 アプリを使いましょう、動画の利用と管理は OneDrive アプリを使いましょう、オフライン利用も OneDrive アプリでオフライン再生およびダウンロードができます、との事です。

上で紹介した記事内でも書いているけど、 Microsoft Stream 自体がクラシックから on SharePoint の現状になる時から、結局 OneDrive for Business / SharePoint に置き換わったようなものなので、わざわざ Microsoft Stream モバイルアプリで切り出す必要もなくなるわけでしょうが、それでもモバイルアプリ登場した頃は非常に僕個人的には歓喜したので、廃止されるのはさみしいです。でも、利用率も低かったんでしょうね。色々チャレンジしてダメなものは早めに見切りをつけて別の投資すべき部分にフォーカスする。大事な事ですよね。

という事で、残念ながら皆さんのモバイルデバイスに Microsoft Stream モバイルアプリが入っている場合は、念のため最新にアップデートしてから開いてみて、利用ができなくなったことを確認した後に、もう廃止されたので削除しましょう。

僕は削除せずに iPhone の R.I.P. フォルダーに移動しました。

▼僕の iPhone の R.I.P. フォルダー

R.I.P. Microsoft Stream Mobile App