Microsoft Teams の会議の録画機能は展開されて以来多くの人が使ってると思います。大事な部分を観返したり、会議に参加できなかった人も後から観る事ができます。また、リアルタイムで社内講習会などをした時に、録画さえしていればオンデマンド配信的な感じで使い回す事もできます。しかし、中には「とりあえず録画」という感じで録画をしても誰一人観ないままずっと保存されている…という事もあるでしょう。 Microsoft によると、「録画されてから60日後までに視聴している動画は5%未満、120日後までに視聴している動画は1%未満」という統計があるようです。その統計に基づいて、会議の録画の自動有効期限が切られる事になりました。
2021/07/30付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されています。
Microsoft Loop が去年の11月に発表されてから現時点でも利用できるのは Loop コンポーネントのみ、そして Microsoft Teams のチャットからのみ作成可能。という、まだまだこれからですが、それでも チャット内で利用する Loop コンポーネントは結構便利です。で、さらに利用が限定されていたのが、ブラウザーで Microsoft Teams を利用している場合は Loop コンポーネントは Teams 上では利用できませんでした。
▼ Microsoft Teams デスクトップアプリではこのようにコンポーネントが利用できますが、
▼ブラウザー版だとこのようにリンクのみが表示されており、クリックすると、
▼別タブで表示され、利用できました
このようにブラウザー版の Microsoft Teams 上ではコンポーネントは利用できずリンクのみで、リンクをクリックすると、 OneDrive 上にある Loop コンポーネントのファイルをクリックした時と同じように Loop コンポーネント単体が表示されて利用できるという感じでした。なのでブラウザー版からも実質的には利用できるんだけど、 Microsoft Teams 上からは利用できないという感じ。
それが最近ブラウザー版 Microsoft Teams からも利用できるようになっていました。
2022/03/28 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されていました。
Microsoft Teams において「ピン留め」機能がいたるところにあるのでややこしくなってきた感がありますが…今回もネタが一つ増えました。実際はちょっと前から機能としては展開されていましたが、ウッカリとスルーしていました。それが会議で自分のカメラ映像をピン留めできる機能です。先月、自分のカメラ映像を非表示にする機能の紹介をしたのに、今回はその逆バージョンでしょうか。
自分のカメラ映像を非表示にする理由として Microsoft が挙げていた一つが、オンライン会議において自分のカメラ映像が常に見えている事が疲労の原因にもなるという話がありましたが、ではなぜその原因の自分のカメラ映像をあえて逆にピン留めさせておくこの機能が存在するのか?も含めて試してみたいと思います。