Microsoft Teams :ライブ コンポーネント( Loop コンポーネント )はチャットを見るだけで更新扱いになる!?

去年発表された Microsoft Loop の最初の機能として Microsoft Teams 内に展開されたコンポーネント機能。今年には「 Loop コンポーネント」と名称変更される予定だけど、現時点では「ライブ コンポーネント」と呼ばれています。これが僕の環境で展開されたのが去年の11月です。わからない人は以下の記事をチェックしてください。

Microsoft Teams :チャットに「 ライブ コンポーネント 」が来た

これからの機能だし便利そうだけど、今日ちょっと気が付いた事があるんです。それは Office ホームを見た時に気が付きました。

▼ Office ホームのクイックアクセス部分

このように上から3つはライブコンポーネントのファイルなんですよね。 Microsoft Teams のチャットにライブコンポーネントを作成すると、作成した人の OneDrive に保存されるのでここに表示される事は不思議じゃないけど、31分前に編集なんかしていないんですよ。おかしいなぁと思って自分の行動を振り返ると、ある事に気が付きました。

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Microsoft Teams :ライブ コンポーネント(ループ コンポーネント)がモバイルアプリでも利用できるようになっていた

去年 Microsoft から Microsoft Loop が発表され、第一陣の機能として出てきたのが Microsoft Teams で利用できる「ライブ コンポーネント」です。ややこしいのが、今年のいつかに「ライブ コンポーネント」から「ループ コンポーネント」に名前が変わると去年すでに予告されているという事です。もしくは「 Loop コンポーネント」と日本語表記されるんですかね。ここら辺はブレブレなので名称変更された日本語の画面を見ない限りわかりませんが。どんな機能なのかは以下の記事を参照ください。

Microsoft Teams :チャットに「 ライブ コンポーネント 」が来た

なので、ライブコンポーネント自体は Microsoft Teams に限った機能ではありません。第一陣として Microsoft Teams から作成できるだけで、今後は Microsoft 365 の色々なところから利用できるようになる予定です。なので別途 Microsoft Loop と名乗ってるわけだと思います。

さて、このライブコンポーネントは2021年の11月に展開されはじめましたが、当時触っていて Microsoft Teams モバイルアプリからは直接利用できない点に気付いていました。以下の記事の下部に記載があります。

Microsoft Teams :ライブ コンポーネント(来年はループ コンポーネント) その他の気になるところ

PC のデスクトップアプリでチャットからライブコンポーネントを作成すると、モバイルアプリからは「 Live component 」というリンクしか表示されず、タップすると Office アプリが立ち上がってその中で利用できる。という仕様でした。つまり Microsoft Teams モバイルアプリからは直接ライブコンポーネントを利用できない、という事です。

しかし、昨日気が付いたのですが、現時点ではモバイルアプリから直接利用できるようになっていました。

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Microsoft Teams :トランシーバー機能を試してみる – 利用編( Walkie Talkie )

一般公開開始された Microsoft Teams のトランシーバー機能ですが、既定の設定ではユーザーに展開されていないので Microsoft Teams 管理センターのアプリのセットアップポリシーに追加しなければいけなく、2つ前の記事でその紹介をしました。

Microsoft Teams :トランシーバー機能を試してみる – 展開編( Walkie Talkie )

追加後、48時間以内に展開されるという事で待っていましたが、1日半くらい経過してようやくユーザー展開されたので、ようやく試してみたいと思います。

まず、 Microsoft Teams モバイルアプリ内で新しいアプリが使えるようになると、

▼「新しいアプリ」という吹き出しで気が付きます

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Microsoft Teams :便利機能来た!会議でマイクのミュートを一時的に解除!( Ctrl + Space )

毎朝 Microsoft Teams を立ち上げたら隅々までチェックするのが日課の僕ですが、さっき設定項目を巡回していたら新しい設定項目を発見しました。

▼ミュート解除のキーボード ショートカット

これは以前からポジティブな噂として流れていたあの機能!? Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターでは2021/12/10に公開されているコレに該当しますね。

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Microsoft Teams :トランシーバー機能を試してみる – 展開編( Walkie Talkie )

[ 2022/01/19 追記 ]
本記事はユーザー展開方法までの記事ですが、展開後にユーザーとして利用してみた記事も書いたので、この記事を読み終わった後に読んでみてください。

Microsoft Teams :トランシーバー機能を試してみる – 利用編( Walkie Talkie )


なんだかそういえば結構前から Microsoft Teams にトランシーバー機能が追加されるなんて話がありましたね。そしてその時に「 Walkie Talkie 」なんて英単語を知りました。で、スッカリ記憶から薄れてきた頃、昨日の朝、 Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターでこんなメッセージを読みました。

▼iOS一般公開に関するトランシーバー

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Microsoft Teams :他からコピーした文章をメッセージに余計な装飾を保持せずプレーンテキストで貼り付ける方法

実は僕のブログの中で取り上げた事のないネタだった事に気が付き、今更感もありますが、知らない人も多そうなので記事にします。

ちょくちょくとこういう質問をもらうんです。「 Teams のチャットにコピペしようとすると、余計な装飾が付いた状態で貼り付けられるの、なんとかならないの?」って。

■「余計な装飾が付いたまま貼り付けられる」とは?

たぶん文字で説明するよりもスクショ見てもらった方が早いので、事象を再現してみます。

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Microsoft Teams :会議で「カメラからのコンテンツ」を共有(物理的なホワイトボードを共有)

ウッカリ暖めていたネタを忘れて暖め過ぎてしまいました。およそ1ヶ月前に数人で Microsoft Teams のある機能の実験をしたんです。それが会議で共有する際の「カメラからのコンテンツ」です。

▼カメラからのコンテンツ

機能展開されたのは僕の環境では2021/11/22あたりでした。これは何かというと、更にクリックするとわかります。

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Microsoft Teams :会議の録画ファイルの再生プレイヤーに「ビデオの設定」

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

昨年末の最後の記事に「まだ更新します」って言っておいて、結局更新しませんでした(笑) 12月18日から期限切れの有給休暇を消化すべく17連休だったわけですが、なんだかバタバタして休んだ感じがしませんでした。あと在宅勤務だから勤務日も休日も家にいるので、どこかへ旅行でもしないと休暇を実感しづらいのかもしれないです。ただし、普段は長期休暇明けの何が憂鬱かって通勤ラッシュだったんですよね。それが在宅勤務だとないので長期休暇明けの社会復帰は比較的気が楽ですね。さて、それは置いといて…本題。


去年11月下旬に以下の記事を書きました。

Microsoft Teams :会議の録画を閲覧した時にもライブ キャプション・トランスクリプトが利用できるようになった

Microsoft Teams の会議の録画したファイルを保存先の OneDrive や SharePoint で再生する時の再生プレイヤーが徐々に進化してきて、再生プレイヤー側でもキャプションやトランスクリプトが利用できるようになったというお話でした。で、この記事の下の方に匂わせていたんだけど、再生プレイヤーが今後どんどん進化する中で画面右上のアイコンが増えるであろうという話。

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Microsoft Teams :モバイルアプリの「カレンダー」にカレンダーが表示されるようになった

※例によって iPhone のみで触っています。

今月はブログの更新が少ないです。仕事の方が色々追い込まれていたんだけど、実は先週で今年の仕事納めをしておりましてもう休暇に入ってます。コロナ禍・自粛で有給休暇を使っていなく、今年で期限が切れる有給がたくさんあり…そういうの無駄にするの嫌なので先週末までにガンガンとタスクを片づけた次第です。そういう働き方ができる仕事をしているからって事もあるけど、世間一般的には他の人を気にしてそんなに休暇取れない人も多いだろうけど、少なくとも僕が所属しているチームメンバーは快く許容してくれるのでありがたいです。ただし、 Microsoft 365 の情報収集やブログによるアウトプットは趣味でやってるので、こちらは関係なく更新します。とはいえ、やりたいことがたくさんあるので更新頻度は低い予定だし、そもそも Microsoft 自体が北米企業なのでクリスマスシーズン突入してるから機能追加や更新も少ないでしょう。と、余談はここまでにして…。


「カレンダーにカレンダーが表示されるようになった」って言い方が意味不明ですが、それからまず説明します。 Microsoft Teams モバイルアプリの「カレンダー」のアップデート前の表示はこんな感じでした。

▼アップデート前の「カレンダー」

カレンダーって言っても、いわゆる一般的なカレンダーの表示ではなくて、予定が時系列で羅列されているだけでした。これはこれで僕は特に不満はなかったというか、そもそもモバイルデバイスで予定を確認するのは Outlook からだったので、こっちであまり予定をチェックする事ないし、僕の用途ではモバイルアプリから会議に参加する事もないので。

そんな感じで Microsoft Teams モバイルアプリでカレンダーはあまり見る事がなかったのですが、先週あたりにたまたま見たらカレンダー表示されている事に気が付きました。

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Microsoft Teams :なぜ今 トランスクリプト は会議ポリシーの既定値がオフになっているのか?

※これは Microsoft の見解ではなく、あくまでもどこにでもいるただのオッサンの考察です。


Microsoft Teams の会議で話したことが文字起こしされるトランスクリプトの機能は便利です。精度もなかなか良くて簡易的な議事メモにも最適だし、トランスクリプトは後から会議の録画を見る時に、見たいところを検索したい時にも、トランスクリプト内でキーワードを検索してそこから再生させる事もできるので便利です。

Microsoft Teams :会議のライブキャプション(字幕)・トランスクリプト(文字起こし)が日本語対応された

Microsoft Teams :会議の録画を閲覧した時にもライブ キャプション・トランスクリプトが利用できるようになった

Microsoft Teams :チャネル会議でもトランスクリプトが利用できるようになっていた

今は音声言語を指定してその言語じゃないと意図した動作をしませんが、おそらく今後はライブキャプションと一緒に翻訳まで対応されるんじゃないかと思います。そうしたら多言語で会議をした際にも自分の言語に翻訳されて…ドラえもんの翻訳こんにゃく的な世界になりそうですね。英語ニガテマンの僕はワクワクします。

さて、それは置いといて、これまでの記事の中で2回くらい触れたと思うけど、おそらく多くのユーザーがトランスクリプトを便利そうだから利用しようと思ったらメニューがない…という状況なんじゃないかと思います。実は既定で利用できないように設定されているからです。つまり、管理者が意図的に機能をオンにしないと利用できません。何も設定を変更していないテナントで Microsoft Teams 管理センターの会議ポリシーを見ると、

▼既定の会議ポリシーの設定の一部

このようにレコーディングなどの機能はオンだけど、トランスクリプトはオフになっているんです。なのでユーザーが会議をした時に会議メニューにトランスクリプションを開始するメニューが表示されないわけです。

じゃ、なぜ既定でオフになってるのか?気になりますよね。ここからは僕の完全なる憶測です。

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