SharePoint :ページ・ニュースのタイトルエリアがバナーWebパーツとしてリブランド&削除できるように

SharePoint をポータルサイトとして単体利用するならニュース・ページの利用は欠かせないと思います。そんなニュース・ページはここ最近も少しずつアップデートされてきていますね。

今回はタイトル部分が削除できるようになるアップデートについてです。

▼タイトルエリアはページを開いた時に非常に大きなスペースを占拠します

これが今まで邪魔に思う人もいたと思います。でも今まではタイトルエリアは削除できないので、極力縦幅が狭いレイアウトを選んでいたと思います。

2024/05/09 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

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Microsoft Stream :OneDrive や SharePoint 上のビデオにサムネイル・タイトル・説明を設定できるようになった

さて、まず本記事のタイトルを見た時に「え? Microsoft Stream の話なのに、 OneDrive や SharePoint に保存されたビデオの話?どういう事?」って思われる方も多いかもしれません。これ僕がタイトルをミスったわけじゃないです。

まず、現時点でも Microsoft Stream について説明する上でややこしいのが、 Microsoft Stream が過渡期であるという点。従来の Microsoft Stream は「 Microsoft Stream ( Classic )」と呼ばれ最終的には廃止される予定です。それに置き換えられるのが「 Microsoft Stream ( built on SharePoint )」もしくは「 Microsoft Stream ( on SharePoint )」などと表現され、置き換えが完了するとカッコ書きも必要なくなり、また「 Microsoft Stream 」という名前になるんじゃないかと思うけど、とにかく従来では Azure の専用領域に保存されていたものが、名前の通り SharePoint に保存されるようになるというのがザックリとした説明です。 SharePoint ベースという事はつまり OneDrive でもあります。ややこしいですよね。本記事はその「 Microsoft Stream ( built on SharePoint )」の話をするので記事タイトルは間違っていません。

Microsoft Stream (クラシック) とは?
https://docs.microsoft.com/ja-jp/stream/overview

さて、ようやく本題に入ります。この「 Microsoft Stream ( built on SharePoint )」は「 Microsoft Stream ( Classic )」よりも機能面で劣る部分も多くあり、徐々に機能追加されて復活してきました。今回新たに見つけた機能が、ビデオファイルにサムネイル画像とタイトルと説明が追加できるようになった事です。

2022/04/05 公開の Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターにメッセージがありました。

▼マイクロソフトストリーム:ビデオ/オーディオファイル情報を表示および編集する

それでは試してみます。 Microsoft Teams の非チャネル会議で録画した動画ファイルをチェックしてみます。

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SharePoint :リストのタイトルがビュー上から変更できるようになった

たぶん昨日はできなかったと思うので、ここ最近展開された・されていると思われる機能だけど、まぁ本記事タイトルでオチていますが、そういう事です!

今までリストタイトルを変更する場合は、リストの設定ページから全般設定で変更していたと思います。

▼設定→全般設定

それがリストの設定ページを経由せずに、ビュー上からタイトルが変更できるようになっていました。

では、試してみます。

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SharePoint :モダンUIのビュー上で「タイトル」列の列名を変更しても実は変更されていない!?

SharePoint のモダンUIのメリットってパっと浮かぶところで「レスポンシブWebデザイン」などが挙げられると思いますが、僕は大きなメリットの一つとして「ユーザーの画面遷移・クリック数を減らす事でUXが向上されている」も挙げています。特に画面遷移が少ない事は大きいと思っていて、ここで言う「画面遷移」とはつまりページの読み込みが発生する事。近年インターネットのスピードは速くなったとはいえ、画面遷移時のページが読み込まれるまでの時間は未だユーザーにとってはストレスになります。つまり、何かをしたい時にページの読み込みが発生するような画面遷移は極力少ない方がUXとしては良いと考えます。例えば列の編集をする場合、クラシックUIの場合はビューからリストの設定ページに行き更に目的の列の設定ページに行きます。2ページ読み込みが必要です。一方、モダンUIの場合はビュー上で編集できます。この差は大きいです。

と、冒頭から脱線しましたが、今回の記事はこのモダンUIから行う列の編集についてです。 SharePoint においては「タイトル」列はリスト作成時に必ずついている列で削除できない重要な列です。タイトル列が邪魔だなぁと感じる事もありますが…。何かリストを作りたい場合、この「タイトル」という文言を別の項目に置き換えたい場合は結構あると思います。その場合は、タイトル列は列名を変更ができますよね。この場合、モダンUIのビュー上からタイトル列の列名を変更した時に変な挙動になるんです。

実際に現象を再現します。

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SharePoint :ニュースのタイトルのレイアウトが変更できるようになった!

ニュースのタイトル部分がいつの間にか色々編集できるようになっていました。

▼タイトルのエンピツアイコンをクリックすると

▼右パネルが表示され、おぉ、色々編集できそう

▼タイトルの領域というパネル

「レイアウト」「配置」などなど色々編集できそうなので、それぞれ試してみます。

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SharePoint :ニュースのタイトル部分にユーザー情報を表示できるようになった

SharePoint のニュースは業務では利用していないので、Home 365 (家庭内 Office 365 )として家族のニュースを発信してるのですが、基本的にはモバイルアプリから投稿してるんです。なので気が付かなかったのですが、今朝、ふとPCからニュースを作成しようとしたら強烈な違和感を覚えました。

▼おぉ??なんかタイトル部分に自分の情報が表示されてる!

ニュースを作成したユーザーの情報(アイコンと表示名と役職)が表示されています。

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SharePoint :新しい表示(モダンUI)の「タイトル」列(「名前」列)の省略部分は列幅を広げると表示されました!

前回の記事で、モダンUIのタイトル列(名前列)の省略されたテキストは、ビュー内で列幅を広げても省略されたままである。と記載しました。

SharePoint :新しい表示(モダンUI)の「タイトル」列(「名前」列)が長い場合の挙動

しかし、この記事間違いでした。
さっき発見したんです。

その前に前回のおさらい。

▼長いタイトルは296px以上の部分は後ろに「…」が表示され省略されます。

▼モダンUIだとマウスホバーした際にカーソルがこのように変わったところでクリックしたまま左右に動かすと列幅が可変します。

▼しかしタイトル列の列幅を広げても省略されたテキストは現れません。

そして、前回の記事のあとに発見したこと。

▼タイトル列の列幅調整はさっきの場所ではなく、少し左側にあったんです。

▼幅を広げると省略されていたテキストが現れました。

なんだよ~~~~~~。

という事で、前回の記事でウソを書いてしまったのですが、どういう事かというと…

▼両方の位置を並べるとこんな感じです。

じゃ、この右の方のトラップのような位置はなんなんでしょうか。

▼重ね合わせると、なんと!「…」メニュー用の列幅調整位置だったんです。

いやいやいや…列単位で可変できる機能ですけど、そこを列扱いしますかねぇ。百歩譲っても「…」を広げる意味なんて全くないですよねぇ。マウスホバーしないと「…」が表示されなくなったので余計気がつきませんでした。

という事で、タイトル列や名前列のように「…」メニューが付く列に関しては、少し左の位置で列幅を可変しましょう。