Microsoft Teams :会議のスポットライト機能が複数人(最大7人)に対応された

ダイナミックビューの機能の確認をしていた時に展開されている事を確認しました。

そもそも Microsoft Teams の会議のスポットライト機能とは、話者にスポットライトを当てるように会議参加者全員に特定の人のカメラ映像を大きく表示させる機能です。振り返ると去年の9月下旬に展開された機能なんですね。

Microsoft Teams :会議のスポットライト機能が展開された!どんな機能?

で、この記事内にも書いているんですが、複数人にスポットライトを当てる事はできなかったんです。なので1人の独演会はできても、複数人で座談会するような時は使えない機能でした。

それが、複数人に対応されると、Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターには今年の3月24日に公開され、1ヶ月ほど展開が延期になったような感じでした。

▼(更新)チームミーティングに複数のスポットライトが表示される

そして今朝、僕のテナントに展開されたのを確認しました。では試してみます。(また見苦しいスクショが…(笑))

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Microsoft Teams :メッセージからタスクの作成ができるようになった!

便利そうな機能が追加されました。 Microsoft Teams でメッセージで会話をしている中で生まれるタスクがあると思います。それをわざわざ Microsoft Planner を起動したり、追加した Planner タブに移動せずとも、メッセージからタスクを作成する事ができるようになりました。

では、触ってみます。

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Microsoft Teams :会議のリアクション機能が連打できるようになった(仕様変更前後の比較動画アリ)

凄くどうでもイイような話だけどちょっとうれしかった仕様変更です。

Microsoft Teams の会議には、発表者の発表を音声で邪魔をせずに静かに絵文字で反応を示せるリアクション機能があります。

Microsoft Teams :会議のリアクション機能が展開された

Microsoft Teams :会議のリアクション機能がモバイルアプリからもできるようになった!

機能自体は今年の2月中旬あたりに展開されたようですね。で、この機能でコミュニティイベントを企画して20人くらいで遊んでみた動画の紹介がコレ。

Microsoft Teams :約20人で会議のリアクション機能で遊んでみた(動画)

観ていただければわかりますが、20人もいるとリアクションが非常に豪華になります。この状態を「リアクションシャワー」って言ってるけど、上述のどれかの記事内で一人ツッコミで「下から上に浮き上がるのにシャワーって…」と書いた気がするけど、たしか Microsoft は「リアクションバブル」なんて言葉を使っていたかも。それは置いといて…。

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Microsoft Teams :会議の画面共有でニュースキャスターのように発表できる「発表者モード」が展開された


[ 2021/10/20 追記 ]
本記事内では PowerPoint Live では発表者モードが利用できない記載がありますが、記事掲載時点の情報です。現在は利用できるようになりました。詳細は以下の記事を参照ください。

Microsoft Teams : PowerPoint Live でも発表者モードが使えるようになった


個人的に待望の機能が展開されました。 Microsoft Teams の「発表者モード」です。これまでは画面共有した時に発表者のカメラは他参加者と同じような扱いで表示されていました。それがニュースキャスターのように共有された画面の上に重なる形で発表者のカメラが表示されたり、横並びに表示されたりする機能です(現時点では前者のモードのみ)。これで画面共有しつつゼスチャーや表情などでダイナミックに発表する事ができます。これまではこれを実現しようとすると画面共有じゃなく自分にスポットライト設定をして、OBSのようなツールを使って実現させていましたが、多少ハードルの高い方法でした。それが Microsoft Teams の標準機能として実装されたんです。ちなみにおそらくこれと一緒にダイナミックビューも実装される感じですが、そっちの方はまた別の記事にします。

では、試してみたいと思います。

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Microsoft Teams :ファイルを共有したつもりになっていませんか?知らずに大事なデータが消える可能性も…

本記事に関わるところで、6/8に某弊社のウェビナーで僕が登壇します。無料でランチタイム開催という事で気軽に遊びに来てください。

【ウェビナー】
6/8 12:05-13:00
業務データの引き継ぎ、本当に大丈夫? Microsoft 365 バックアップは自社での対策が必須です!


コロナ禍になって1年以上経過しました。去年の3月あたりから在宅勤務というかリモートワークのニーズが急増して、企業側も慌てて環境を整えたと思います。それと呼応するように Microsoft Teams のDAU(デイリーアクティブユーザー)も急増しています。先日開催された Microsoft Build の中では1億4,500万にもなったとの事です。おそらくこのブログを検索から知った方々も、コロナ禍以降に急に Microsoft Teams を使えと言われて…という人も多いかもしれません。

さて、そんなこんなで1年以上経過してきて、 Microsoft Teams の利活用がなかなか進まない…あたりの課題を抱えている企業が多い中、徐々にその課題を乗り越えられてきた企業も増えてきていると思います。ただそこで安心できないのが、利活用を乗り越えた先にある数々の課題だと思います。 Microsoft Teams は導入がゴールでもなければ、利活用定着がゴールでもありません。その後、継続してユーザーが利用していく上には、それ以上の課題が沢山出てきます。

そのうちの一つが「バックアップ」だと思っています。バックアップにはBCP(事業継続計画)だの企業として資産であるデータを保護する側面もありますが、ユーザー目線でも「安心して利活用できる」という意味でも大事になってきます。「間違えてデータを削除してしまった!」「いつの間にファイルが消えていた」あたりは、様々なサービスに星の数ほどの機能が実装されている Microsoft 365 には良くある事です(そもそもオンプレミスの頃の SharePoint 単体だけでも良くある事だったし)。ユーザーが知らない仕様上の注意点も多々あります。それは利活用されればされるほどジワジワと出てくる問題です。例えば Microsoft Teams で気軽にやるであろう「添付ファイル」においては、その裏側にはユーザーが意識するしない関わらず、 OneDrive や SharePoint などを利用しているため、ちゃんと把握するにはそれらも把握しないといけません。ユーザーが全ての仕様を把握する事は厳しく、かと言ってデータ損失にビクビクしながら使っていくのもよろしくないです。そういう場合に、そこら辺の心配をせずに利用できる環境を確保するには「何かあっても復元できるもん!」という環境を整える事は大事じゃないかと思います。

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Microsoft Teams :知らなかった!画面共有中にシステムオーディオのオンオフができるなんて…

Microsoft Teams で会議中に画面共有をする時に、たとえば動画を共有して参加者全員で観る時は音も聴いて欲しいです。たとえばアプリのデモをする時にどこをクリックするとどういう音が鳴るのかまで確認して欲しい場合。こういう時は、画面共有をする際に「コンピューター サウンドを含む」をチェックしてから画面共有を開始しますよね。

▼画面共有時の「コンピューター サウンドを含む」のトグル

ただ、慌てて画面共有をすると、うっかりトグルをONにせずに画面共有しちゃったり、画面共有中に後から音を出したくなった場合、僕はこれまで一度画面共有を停止して、再び画面共有をし直していたんです。おそらくその行動を不思議に思っていた人もいたんでしょうね。

実は、昨日ようやく、この「コンピューター サウンドを含む」のオンオフが画面共有中にリアルタイムで変更できる事を知りました。つまり、画面共有し直さなくても良かったんですね。

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Microsoft Teams :会議で出席者がカメラをオンにできない制御が可能になった

以前からちょくちょくと Microsoft Teams の会議において「役割」を把握しておくと良いって話はしてきたと思います。「開催者」「発表者」「出席者」です。この「出席者」に対して機能を色々制御できるんだけど、カメラをオンにできない制御が可能になりました。

Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターには3月17日付けで公開されています。

▼(更新)出席者が会議でビデオ フィードを共有できないようにMicrosoft Teams

ロールアウトがリスケされて、5月中旬に完了となっていたけど、僕の環境では今朝展開されたのを確認しました。では実際に触ってみたいと思います。

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Microsoft Teams :緊急メッセージはチャットでしか使えなかったハズが…

使い方次第ではまるで嫌がらせのような機能になってしまうので、利用シーンに配慮が必要だと思う「緊急メッセージ」。通知を放置していると20分間2分毎に通知をするという…。

Microsoft Teams :優先度通知?緊急通知?を試してみる( Priority Notifications )

これに関して、先週、Twitter で某弊社のアカウントがアンケートを取っていました。

約74%の人が「利用した事がない」だった一方で、約3%の人が「よく利用する」でした。「たまに利用する」も合わせると約13%ですね。もちろん Microsoft がイベントで紹介していた利用シーンでは医療機関で医師に対して緊急時に送信する場合だったりして、そういう利用用途であればイイんですけどね。大事な会議に参加してこないメンバーに対して緊急メッセージを送信する…なんて方法もあるんですかね。

で、上で紹介した記事内にも書いてるけど、僕の中では「緊急メッセージはチャットでしか使えない」という認識でした。

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Microsoft Teams :おいおい!「ピン留め」という表記が色んなところで変わってるぞ!

シレっと名称変更されるのもなかなか困りますよね…。

Microsoft Teams には「ピン留め」と呼ばれる機能が僕の知る限りだと5種類ほど存在しました。過去に何度か記事にもしているし、5種類を全てまとめて YouTube で動画で紹介したりもしています。

Microsoft Teams :5種類のピン留めについて動画でまとめてみた

リストアップしてみると、

  1. アプリのピン留め
  2. チャットのピン留め
  3. チャネルのピン留め
  4. チャネルのメッセージのピン留め
  5. 会議のピン留め

こんなにあるんですよね。で、昨日あたりに気が付いたんだけど、「ピン留め」って表記が変わってるんですよ。おいおい~!

「固定」に変わっていました。

それでは見ていきたいとおもいます。

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Microsoft Teams :会議でコンテンツや画面を共有する共有オプションの共有トレイの表示が変わった

Microsoft Teams でオンライン会議をする時に、ほとんどの会議では何かしら画面やコンテンツを表示しながら会議をすると思います。なので、共有オプションを表示させるボタンは良くクリックするんじゃないかと思います。

▼おなじみのコンテンツを共有ボタン

これをクリックすると、もしくは[ Ctrl + Shift + E ]を押すと、

▼これまでの共有トレイのUI

このように会議ウィンドウの下から共有オプションのトレイがせり上がってきたと思います。画面上部のボタンをクリックすると正反対の下からトレイが出てくるのがちょっと気になっていました。それが、そのUIが変更されました。

Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターには2021/01/19付けでこんなメッセージが公開されています。

▼(更新)Microsoft Teams会議内共有エクスペリエンスの改訂

展開時期が結構後ろ倒しになったようですね。では実際に見てみたいと思います。

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