Microsoft Teams のオンライン会議では、マイクをオンにして話をさえぎって「はい!」と主張せずとも、挙手できる機能があります。ブログを見返すと2020年5月中旬に展開されていたようで、もう2年弱前なんですね。
で、この頃は挙手機能について少し懐疑的でした。というのもちゃんと挙手した人を拾ってあげられる人はいるのか?誰も気が付かずに結局マイクをオンにして「はい!」って言うんじゃないか?と。でも、2年も経つとオンライン会議に慣れてきた人も多く、会議の主催者あたりがしっかり司会役をしてくれたりもして、挙手機能で挙手した人を拾ってくれるシーンも増えてきました。たぶん。
さて、そんな時に挙手機能に挙手した順番がわかるようになっていました。 Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターには僕の見た限りだと見つからず。たしか Microsoft の Twitter のどれか公式アカウントがそのような予告ツイートをしていたので、事前に知っていましたが。
そんな感じで、とりあえず僕の環境に展開されていたので試してみます。
■挙手の順番を試す
▼とりあえず6人で会議
PC 2台、 iPad 1台。PC はデスクトップアプリが2人、他はブラウザーです。まずこの状態で誰か挙手します。
▼挙手、1人目
このように「参加者」のパネルを開かないと順番はわかりませんが、参加者一覧の挙手アイコンの右に数字の「1」が表示されています。もちろん1番目という意味ですね。このように司会をする人は参加者パネルを表示させておいた方が良さそうです。でも、会議ウィンドウに参加者パネルとチャットパネルは同時に開けないので、司会者はどちらもフォローしようとすると大変そうですね。挙手の順番は会議ウィンドウの参加者パネルにしか表示されないのであれば、チャットの方はメインウィンドウの会議チャットを表示する感じでしょうか。
さて、それでは2人目を。
▼2人目
このように順位がついていきます。また、挙手した順に上から並びますね。では、全員挙手します(順番は適当)。
▼全員挙手
全員挙手しちゃったら収集付かないですけどね。これアレですね。ダチョウ倶楽部の「どうぞ、どうぞ」がオンラインでできますね(笑)この場合だと最後に手を挙げた Taichi Nakamura にみんなが「どうぞ、どうぞ」って感じですね。
■誰が順番が見えるのか?
次に、この挙手の順番が見えるのは誰なのか?ですが、これは開催者だけじゃなくて発表者も出席者も順番の数字は表示されます。なので司会がウソをつく事はできません。ほぼ同時に手を挙げた時にどっちを先にするか?も司会者の判断じゃなく機械的に順位が出るので良いですね(まぁ、仕事でそんな場面あったら大人なので譲り合いすると思うけど)。
■ただし、利用している環境次第では見えない
たまたま色々な環境で今試していますが、PCのデスクトップアプリであれば、どの役割であろうとも順番は表示されています。しかし、
▼ iPad
▼PC のブラウザー
これらでは現時点では順番が表示されていません。そのうち表示されるんですかね。
■同時に押す
どうでも良い話かもしれないけど、2ユーザーで同時に挙手ボタンをクリックしてみました。それでも順番が出ますね。もちろん僕の適当な手押しなので誤差があるだろうし、もしかしたら通信環境やマシンスペックあたりも影響するんじゃないですかね。まぁ、ホント、どうでもイイですよね(笑)
という事で挙手機能に順番が表示されるようになりました。これで早押しクイズあたりもできるんじゃないかと思います。フライングもできちゃうのでジャッジする人が必要ですが。