Microsoft 365 Copilot Chat の無限スクロール &最近の気になるUI

Microsoft 365 Copilot Chat では、画面左側のナビゲーションにチャット履歴が表示されるエリアがあります。以前はこのナビゲーションのチャット履歴は何件が上限だかは忘れましたが新着の特定件数しか表示されず、それ以前の履歴を見る場合は「すべての会話」ってリンクをクリックし、会話の履歴ページを表示する導線でした。以前のUIに関してはだいぶ古くなりますが1年弱前の以下の記事でスクショをご確認ください。

Microsoft 365 Copilot Chat の会話履歴と検索

今回のアップデートでは、その左ナビゲーションのチャット履歴のエリアが無限スクロールされる仕様に変わるという事です。「無限スクロール」って言葉が中二病っぽくもあって、スクロールってたしか巻物って意味もあるので、魔法と剣のファンタジーの世界で呪文を詠唱するための巻物(スクロール)にありそうな…みたいなね。

2026/02/23 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼ (更新)Microsoft 365 Copilot:チャット履歴用の無限スクロール導入

このように無限スクロールという言葉は僕が中二病全開で考えた言葉ではなくメッセージセンターのメッセージに記載されていたからです。ユーザーがチャット履歴の部分をスクロールさせるとさらに古い履歴を自動で読み込んでドンドンさかのぼれるようです。僕が試したところ、このアップデートは Copilot Chat (Basic)ユーザーであっても適用されているので確認してみます。

▼左のナビゲーションの「チャット」の部分がチャット履歴ですが、

▼左ナビエリアのスクロールバーの長さに注目してみましょう

基本的にはスクロールバーを一番下に移動させた時が最下部ですよね。最下部にスクロールさせると、

▼このように次の古いチャット履歴が自動で読み込まれます

スクロールバーを最下部に移動させた時点で自動で読み込まれるのでスクロールバーが短くなっているのがわかると思います。

▼最後まで読み込んだ結果

無限スクロールって言ってもこのユーザーは検証用なのでそんなに過去にチャットと会話していないので、残っている会話の一番古いのまで表示されました。だいぶスクロールバーが短くなりましたね。ここらへんは文字で説明するよりもみなさん実際に触ってみればすぐにわかるので試してみてください。

最初から全部のチャット履歴を読み込もうとするとネットワークの無駄というかそれだけページ全体の読み込む時間が長くなってしまうので、まぁWebサイトではよくある、限られた長さを表示させて、一番下までスクロールさせると更に次まで読み込んで表示させるという技術ですね。

こうする事で、過去のチャット履歴を追う時に以前までのようにある程度の件数しか表示されないとチャット履歴ページを表示させるという動作の1工程が増えてしまうけど、無限スクロールによってそれが回避されるというわけですね。

さて、気になるのが、上のスクショを見ると「あれ?チャット履歴ページはなくなってしまったの?」って思ってしまうかもしれません。僕も数秒そう思いました。しかしちゃんとあります。以前は一番下に「すべての会話」ってテキストリンクがありましたが、

▼「チャット」や虫眼鏡アイコンのあるエリアをクリックすれば、

▼ちゃんとチャット履歴ページというよりチャット検索ページが開きます。

という事で、チャット履歴を良く辿る人にとっては無限スクロールは重宝すると思います。中二病なので無駄に「はぁぁぁぁ!!!むげぇぇん!すくろぉおおおおるぅうう!」って叫びたくなる衝動を押さえつつスクロールします。

■最近の気になるUI(ガッカリな点)

話は変わってというか無限すくろぉ~~…コホン…無限スクロールが実装されたタイミングあたりから、なんか気になるチャット周りのUI変更があったので見てみます。

まずは僕としてはストレスになるのが、左ナビの「アプリ」を開いた時の挙動。

▼左ナビのアプリ

この右の矢印部分をクリックすると、ピン留めしたアプリが表示されますよね。それが最近初回に開くとピン留めされたアプリが表示されるのにワンテンポ遅れるというか数秒遅れる挙動になるんです。

▼開いた直後

ピン留めされたアプリが表示されない状態が長いと3秒か4秒くらい続いた後に、

▼ピン留めされたアプリが遅れて表示されます

2回目以降は開くと同時に表示されているけど、初回時にイラっときますね。元々は左ナビにピン留めされたアプリが直接表示されていたのが、 Microsoft 365 がドンドン Copilot に浸食されてアプリの導線が追いやられて非常に時代の流れを感じるというか悲しく思っていたのに、更にユーザー体験が悪くなってこれは直ってほしいです。

■最近の気になるUI(うれしい点)

ここから先は確認する限り、 M365 Copilot (Premium) ユーザー( M365 Copilot ライセンス保有ユーザー)のみなんですけど、去年2025年12月頭に左ナビゲーションが新しくなったタイミングで僕としては非常に不満な部分があったんです。

Microsoft 365 Copilot :左ナビゲーションが新しくなる(けど混乱する事も…)

この中に不満をこぼしていますが、最初に紹介した左ナビのチャット履歴部分が折りたためなくなったんです。つまり隠せなくなった。 Copilot とのチャットって場合によってはセンシティブというか見られたくないものもありますよね。「え?この人こんなこと Copilot に質問してるんだ!」みたいなの嫌じゃないですか。人に見せる機会なんてないと思いきや、オフィス勤務なら急に話しかけられた時に画面を見られる事もあるでしょう。オンライン会議で画面共有をしている時に一瞬でも映り込んだら会議の録画をされていたら一瞬だったとしても後で一時停止すれば見られてしまうでしょう。そしてこれは僕みたいな立場の人間だったり、もしくは社内で利活用促進する立場の人なら人前で M365 Copilot のデモをする時などは確実に見られます。そういう時にチャット履歴は隠したい場合があるんですが、新UIになって折りたためなくなったんです。

それが今確認してみると、

▼おっ!

そう、さっきの Copilot Chat (Basic) ユーザーの画面にはなかった「チャット」のところの虫眼鏡アイコンの更に右に「チャットを折りたたむ」という上矢印ボタンがあるじゃないですか!押してみると、

▼そうそう!これですよ!これ!

チャット履歴を折りたたんで隠すことができました。やっと一つの不満が解消されました。でも、今のところは M365 Copilot (Premium) ユーザーのみで、 M365 Copilot (Basic)および Copilot Chat (Basic)ラベルのついたユーザーは僕の確認する限りは折りたためないようです。そのうちどのユーザーでも折りたためるようになると良いんですけどね。