Microsoft Teams :転送機能が複数メッセージに対応

Microsoft Teams のチャットでメッセージを転送できるようになったのが、今からおよそ2年前の2024年2月頃。

Microsoft Teams :チャットのメッセージを転送

この記事にも書いてあるけど、まず Microsoft としてはこの機能の説明に「別のチャットにメッセージを転送できる機能」という伝え方をしています。そして記事の最下部には僕の考えとして、そのメッセージ本当に転送して良いの?という点は気を付けたい点だとしています。メールの時からありがちな事ですが、メールのToやCcを見てその人たちに聞いてもらうならOKな内容でやりとりをしているのに、途中から勝手にToやCcに別の人を追加して「その人たちには見られたら良くないでしょ!」みたいな状況。悪口などじゃないですよ。機密情報的な意味合いです。で、それはToやCcなら気が付くからまだ対処できるけど、転送で勝手に送られたら誰に何を転送されたのか知るすべがない…。なので色々な意味で信用してToやCcなど選択しているので、転送する場合は注意しないといけないですよね。これがチャットでも当てはまります。

などと言った話はここまでにして、このメッセージの転送機能は、これまで転送メッセージに含める転送元メッセージは1つのメッセージのみでした。しかし、複数メッセージの流れで文脈ごと伝える必要がある場合はイチイチ何度も転送しなければいけなくて大変です。結論だけ転送しても前後内容も重要な場合もありますよね。そこで朗報のアップデートです。

2025/12/18 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼(更新)Microsoft Teams:複数のメッセージを選択して転送します

非常に簡単に言えば、転送メッセージに含める転送元メッセージを最大で5つ選択できるという事です。これで転送したい内容を複数メッセージで文脈立てて転送できますね。一般提供は2026年2月中旬で完了という事で、おそらく皆さんも利用できると思います。では試してみます。

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Microsoft Teams :チャットに共同メモ(ノート)

※実はこの記事は2026年の新年一発目の記事にしようとしたので冒頭の挨拶は新年の挨拶になっています。書き途中で不明点が見つかってそのまま放置していたら忘れてしまっていました。ふとしたキッカケで思い出して不明点を調べたら解決できたのであらためて投稿します。


みなさん、今年もよろしくお願いします(喪中なためこのくらいの挨拶とさせていただきます)。僕は今日から仕事始めです。当ブログも通常営業に戻ります。

さて、みなさんは Microsoft Loop は使っていますか?おそらく Microsoft Loop アプリを開いて意識的に使っている人は少ないのでは?と思っています。僕も実はそんなに使っていないです。ただ、 Microsoft 365 においては OneDrive for Business みたいにソレを意識して使っていないけど、知らないうちに使っているんじゃないかと思います。あ、ウソ。それでもあまり使われていないかも。いやぁ、何が言いたかったのかというと、 Microsoft Loop を使うぞ!と意識しなくても、 Microsoft 365 内に色々と浸食しているので、他のアプリの機能として使っているけど実体は Microsoft Loop であるという事を言いたかったんです。ただそれでもあまり使われていないのかな?とも思ったわけです。例えば Copilot ページとか、 Microsoft Teams の会議のメモとか。今回のアップデートは更にそれが増えたような感じです。

2025/09/05 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼(更新)Microsoft Teams: チャットでの共同作業メモ

Microsoft Teams のグループチャットに「共同作業メモ」「共同ノート」を導入するとの事。表記が揺れているのは日本語訳のせいです。英語では全て「 Notes 」って記載されていますからね。実はメッセージセンターのメッセージだけじゃなく Microsoft Teams のUI上の表記も揺れているので困ったものです。本記事では以下はなるべくノートで統一します。

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Microsoft Teams :チャットやチームなども新規ウィンドウで開けるようになった

Microsoft Teams のデスクトップアプリは、ここ数年で新規ウィンドウで開けるものが結構増えてきましたね。2020年12月時点でまとめた記事を書いていました。

Microsoft Teams :別ウィンドウ・ポップアップ・ポップアウトの4種類をおさらい

そもそも言い回しが複数あり「新規ウィンドウ」「別ウィンドウ」あたりは日本国内でも良く使われている言葉だと思いますが、その他に「ポップアップ」「ポップアウト」という表現も Micrsoft Teams のアプリ内のUIでも使われています。ややこしいけどつまりメインウィンドウとは別で新規にウィンドウが立ち上がる挙動の事です。で、2020年12月時点で大きく4種類の別ウィンドウが開く挙動がありましたが、それ以降も続々と増えてきて今や数えるのも面倒になるほどです。

そして 2025/05/27 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼ (更新)Microsoft Teams: コア アプリを新しいウィンドウにポップアウトします。

コアアプリって何だ?と思ったらメッセージ内では「チャットやチームなど」という記載がありました。この「など」は気になるけど、とりあえずチャットやチームが新規ウィンドウでポップアウトできるようです。で、生産性が向上するとか効率的で効果的な作業環境を実現するという事です。ただ、先に言うと僕は Microsoft Teams で別ウィンドウで開くのは会議ウィンドウのみですね。それ以外は意図的に別ウィンドウで開いて作業をした事がありません。ただあくまでも僕の話なので、選べる自由があることは良いですね。つまり別ウィンドウにしたい人はすれば良いし、したくない人はしなければ良いだけで、どちらの思想の人でも対応できるようになった事が素晴らしい事です。

では実際に確認してみます。

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Microsoft 365 Copilot : M365 Copilot Chat にボイスチャット

だいぶ前から展開開始されていたんですけどね。なかなか広域に展開されずに僕の環境にも全然展開されて来なく…。ようやく昨日展開されたので記事にします。

以前から Microsoft アカウントで無償で利用できる Copilot Chat (勝手に界隈では通称「個人コパ」と呼ばれている)には、 Copilot と音声で会話する「ボイスチャット」がありました。しかし Microsoft 365 Copilot にはディクテーション(音声入力機能)はあったけどあくまでも喋った事を文字に起こしてくれるだけで会話はできませんでした。それがようやく M365 Copilot Chat にも登場したというわけです。

2025/05/30 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼(更新)リアルタイム音声が M365 Copilot チャットと M365 Copilot で利用可能になりました

一般提供開始が8月上旬が延期になって9月上旬になりましたが、9月に入っても全然展開されず、10月に入っても全然展開されず。SNSで観測しても展開されているユーザーはごく一部な感じでした。そして僕の場合はモバイルアプリの方が先に使えるようになり、そしてようやく数日前にPCの方でも使えるようになりました。そのタイミングで複数ユーザーで確認したところかなり広域に展開されているのではと推測します。また、このメッセージではボイスチャット機能には Microsoft 365 Copilot ライセンスが必要かどうかの記載がなく不明ですが、自分の環境で確認したところ Microsoft 365 ライセンスのみのユーザーは全く展開されていないので、もしかしたら本機能は別途 M365 Copilot ライセンスが必要かもしれません。違っていたらゴメンナサイ。

では個人コパの方も含めてちょっと確認してみます。

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Microsoft Teams :「コード スニペット」廃止の予定

偶然リタイヤに関する記事が3連発となりますが、特にやはり Microsoft も Copilot に注力するためか、どんどん既存サービスや機能を統廃合して開発コストを減らしていくような傾向がありそうです。知らんけど。

今回は正直僕個人的には全く使わない機能ですが、業種職種次第では使われているかもしれないので紹介します。

2025/04/15 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼(更新済み)Microsoft Teams: チャットとチャネルの “コード スニペット” 機能は廃止されます

一度スケジュールが変更されていますが、今のところ2025年6月上旬から6月中旬にかけて廃止との事です。

コードスニペットとは、プログラミングにおいてのソースコードを Microsoft Teams のチャネルやチャットのメッセージに貼り付けて共有できる機能です。単にメッセージに直接コードを貼り付けるよりも見やすかったり便利機能があったりします。つまりプログラミングをする業種職種の人にとっては使う可能性は高そうですが、僕もそうですがプログラミングを業務でしない人にとってはあまり縁のない機能かと思います。

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Microsoft Teams : Viva Engage のストーリーラインが統合された

■前置き(長いので不要な方は飛ばしてください)

「 Microsoft Teams があるから Viva Engage (旧 Yammer )はいらない子じゃない?」という話は Microsoft Teams が登場した後からよく聞きます。特に日本企業では Viva Engage の利用率はかなり低いようなのでそう感じそうですが、むしろ Yammer から Viva ファミリーに入って Viva Engage とリネームした後もアップデートもちょいちょいあるので、なくなる事は当分はないと僕は思っています。じゃ「使い分けは?」と聞かれた時も似たような印象の両者ですが全然違いますね。僕は昔からそれを例える時に「 LINE と X ( Facebook )」と言っています。 Microsoft Teams は LINE で、 Viva Engage は X ( Facebook ) に置き換えて考えてみましょう、と。LINEは家族や友人など閉ざされたグループ内での濃いコミュニケーション。 Viva Engage は X ( Facebook )で、基本はオープンだから投稿したら広く見られるので緩いコミュニケーション。なので後者の方は自分の交友関係(仕事なら部門など組織)を越えたコミュニケーションも可能。そう考えるとLINEのアクティブユーザー数は非常に多いけど、XやFacebookはアクティブユーザー数はLINEのそれには遥かに及ばない実態も似ています。また「日本人は」という言い方をすべきかわかりませんがあえて言うと、日本人は社内で目立ちたくない(悪目立ちする感覚)ので社内で広く発信する文化が根付きにくい上に、その投稿が上司や経営層にも見られると思うと確実に使わないでしょうね。ただ僕の経験上、グローバル企業に属していた頃は Viva Engage はかなり利用されていました。日本オフィスのメンバーを除いて。また色々な企業に話を聞くと Viva Engage が活用されている企業は大企業が多い印象です。というのも全従業員数を考えると利用率が2%と低いとしても、100名の企業なら2名なので過疎っている印象ですが、10,000名の企業なら200名なので普通にコミュニティとして成り立つし賑わっている印象になります。同じ利用率でも企業規模によって違うんです。するとたった2名だと徐々にその2名もモチベーションが低下しますが、200名も集まれば利活用が維持されやすいでしょう。(もちろん母数が多いは多いで別の課題が出ますが)。そして Viva Engage の利活用が盛んな企業に聞くと必ず「猫と犬のコミュニティがあります」という声を聞きます。僕はどちらも飼っていないのでわかりませんが、猫や犬は間違いないようです。
ただ、 Microsoft としては Viva Engage は、経営層など組織のリーダーが従業員と直接コミュニケーションを取れる場、経営層やリーダーが発信できる場、という位置付けでもあります。たしかに以前属していたグローバル企業でもCレベルの人達からの発信が Viva Engage 上で盛んだったし、それに対して従業員がリアクションやコメントをよくしていました。これも日本企業にはなかなか馴染みのない世界観かとは思いますが、そのような繋がりが従業員エンゲージメントを高める手段の1つでもあるようです。

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Microsoft Teams :チャットとチームが一緒になった!?新しいエクスペリエンス(元に戻す方法も)

いやぁ、完全にすでに記事にしていたと勘違いしていました。大事かつインパクトのあるアップデート。色んなところでアウトプットをしているので、どこで何を話した・書いたのか忘れちゃいます。

※元に戻す方法も紹介しますが、先に紹介してしまうとこのアップデートのネガティブな要素のみ把握したまま元に戻されてしまうのは僕の本意ではないので、最後の方で紹介します。


すでに一般提供は完了しているので、多くの人が戸惑っているかと思います。 Microsoft Teams を起動すると、このアップデートが展開されたタイミングで以下のダイアログボックスが登場するでしょう。

▼「新しいチャット、チーム、チャネルのエクスペリエンスへようこそ

このアップデートは対象指定リリース環境では去年2024年11月あたりに展開されはじめ、当初はこのボックス内に「やめとく」みたいなボタンも並列されていたけど、上のスクショは昨日久しぶりに Microsoft Teams を開いたユーザーに表示されたんですけど、もう「出発進行」の一択でした。これは後で紹介するメッセージセンターのメッセージ内にも記載されているけど、何度かキャンセルするオプション(ボタン)があるけど、最終的には新しいエクスペリエンスになるようです。なので多くのユーザーはこのアップデートが一旦は強制的に適用されるという事でしょう。これは事前に社内などでアナウンスがないと戸惑う人も多いでしょうね。

Microsoft Teams ではメッセージでコミュニケーション・コラボレーションをするには「チャット」と「チーム」があり、それが Microsoft Teams が登場した6年前当初からよく意味がわからなかったり使い分けがわからないなどの混乱の元でもありました。そこら辺の経緯やどうすべきか?あたりの話は他で散々してきたのでここでは割愛するとして、とにかく「メッセージでの会話」という意味ではチャットもチーム(チャネル)も同じなので、その体験を合理化しようという取り組みのようです。

2024/10/28 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

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Microsoft Teams :メッセージで共有されたファイルをすばやく更に共有

共有したい人にすばやく共有。これ大事な事だし、そのような機能が Microsoft 365 内にはどんどん追加されていっている一方で、共有状態がカオスになってきてガバナンスやセキュリティ面ではどうなんだろう?過剰共有状態はどうなんだろう?という心配もあったりしますが…。

Microsoft Teams のチャットやチャネルのメッセージにファイルを添付して送信する事で、他のユーザーと共有しコラボレーションできます。そして送信されたメッセージを受信した人達は、そこに添付されていたドキュメントが他のチャットルームやチャネルでも共有すべきと思った時に、気軽に再共有できます(その行為が良いかどうかは置いといて…)。その共有がさらにすばやくできるようになりました。

2025/02/06 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼(更新済み)Microsoft Teams: チャットやチャネルでファイルをすばやく共有

添付ファイルや共有済みタブ(旧ファイルタブ)内のファイルから簡単に他のチャットやチャネルに再共有できるようになるとの事です。

僕の標準リリース環境ではアップデートが展開されているユーザーと展開されていないユーザーがちょうどいたので、比べながら試してみます。(ブラウザー版で試します)

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Microsoft Teams :チャットやチャネルのメッセージ内の添付ファイルがプレビューできなくなった(延期)

今年2025年2月に以下の記事を投稿しました。

Microsoft Teams :チャットやチャネルのメッセージ内の添付ファイルがプレビューできる(まずはPDFから)

チャットやチャネルのメッセージ内にファイルを添付した場合、ファイルを開かずともその場でプレビュー表示ができる便利な機能です。まずはPDFファイルからプレビューできるようになり、徐々にファイルの種類を増やしていくというロードマップでした。

しかし…これが延期になっています。

▼ (更新済み)Microsoft Teams: ファイル インタラクティブ プレビュー

該当する Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターのメッセージです。読むと2025/03/20更新で一般提供開始が遅れると同時に、現在の対象指定リリースの展開もロールバックされる…つまり展開を一旦取り下げて元に戻しています。元に戻すほど問題があったんですかね。しかもまだ一般提供開始されていないような書き方がされていますが、上の記事で紹介した時はすでに標準リリース環境のユーザーが使えるようになっていましたけどね。う~ん。

では、僕が上の記事を書いた時に試した同じメッセージを確認してみます。

▼現在

あぁ、たしかに使えなくなっていました。以前はサムネイルの右下に再生ボタンみたいな三角のボタンがあって、マウスカーソルを置くと「プレビュー」という表示も出て、クリックするとプレビューできました。しかし今はそれらのボタンもなく、クリックするとプレビューではなくファイルを開く挙動に戻りました。

という事で、残念ながら延期なのでまた改めてアナウンスされる事を待ちましょう。

Microsoft Teams :チャットやチャネルのメッセージ内の添付ファイルがプレビューできる(まずはPDFから)

[ 2025/05/08 現在 ]
このアップデートは 2025/03/20 のアナウンスで機能展開を延期し、展開されている環境からもロールバックされています。


Microsoft Teams のチャットやチャネルのメッセージにファイルを添付する事は、多くの人が仕事で1日1回は最低でも行う行為かと思います。以前はファイルの種類のアイコンなどが表示されたリンクが生成されるくらいでしたが、去年2024年7月あたりにプレビュー画像が表示されるようになりました。

Microsoft Teams :メッセージの添付ファイルにプレビューが表示されるようになった

この記事内でも書いているけど、たしかにファイル名だけでは内容が類推できない場合でも1ページ目のプレビュー画像が表示される事により、中身を開かずとも内容を類推しやすくはなったけど、 PowerPoint なら表紙だけ見えてもだいたいファイル名と表紙のタイトルは同じ事が多いのでそんなに意味があるように思えないし、 Excel なら細かいシートがプレビュー画像で表示されても内容を類推しづらいので、実際はそんなにうれしいのかな?なんて思いました。

ただ、今回はその次のステップのアップデートかと思いますが、こっちはうれしいアップデートです。

2024/11/15 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

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