Microsoft Teams :メッセージの添付ファイルにプレビューが表示されるようになった

僕の標準リリース環境ではまだ展開されていないユーザーもいるけど、展開時期としてはすでに終わりに差し掛かっているので、目立つアップデートだから多くの人が気が付いているとは思いますが、チャットやチャネルのメッセージに添付したファイルはこれまではリンクだけだったけど、プレビュー画像が表示されるようになりました。

2024/05/06 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams: メッセージ内の新しいファイル イメージのプレビュー

特に多く説明するようなアップデート内容ではありませんが、試します。

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Microsoft Teams :メッセージに「コード ブロック」が追加された

※正直僕も良く分かってないです。

コーディングが業務の一部である人以外には全く必要のない機能だし、僕自身も必要がないのでとりあえず紹介だけします。コーディングを業務にする人がいたら、むしろ使用感などを教えて欲しいくらいです。

いつもアップデートがあると関連する Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターも紹介しますが、ちょっと見当たらなかったので、もし後から探せたら追記しておきます。

たぶん Microsoft Teams のチャットやチャネル内でコードのレビューをしてもらったりするのに必要な機能だと思いますが、そもそも Microsoft Teams には「コード スニペット」なる機能は 2018 年には追加されていました。

Microsoft Teams :「引用」と「コード スニペット」機能が追加された!(無償版もね)

その上で今回「コード ブロック」なるものが追加されました。とにかくよくわからないので触ってみたところを紹介します。

▼チャットのメッセージ欄(展開状態)

拡大すると、

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Microsoft Teams :メッセージの作成ボックスにスラッシュコマンド

僕の勝手な思い込みとささやかなこれまでの人生の経験・体験だと、ショートカットキーやコマンドと呼ばれる機能はITにどっぷり漬かっている人あたりが好み、世間一般ではあまり使われていないように感じます。最近は在宅勤務で機会が減ったけど、会社で働いているとちょっと呼ばれて他人の席で他人のPCの前で他人のPC操作を見ながらコミュニケーションをとる事ってあると思います。僕は過去にIT部門に属していた時には急に電話で呼ばれてユーザー部門の人の席で相談に乗ったりレクチャーをする事がよくあったけど、そういう時の経験則です。例えば [ Ctrl + c ] や [ Ctrl + v ] などの割とメジャーなショートカットキーも使われず、右クリックメニューからコピーや貼り付けをする人は多かったです。そもそもショートカットキーやコマンドなどは、マウス操作を最小限にすべくキーボード内でなるべく目的を完結させたくて行う行為だと思いますが、別にマウス操作を多用する事が苦にならない人や、キーボード操作がメインなPCの利用をしていない人にとっては、そこまでキーボードとマウスとの行き来は苦に感じないだろうし、そこを最小限にして業務効率を図る発想も出ないんじゃないかと思います。いつもの如く冒頭で脱線話が始まりましたが、つまり、今回のアップデート内容も刺さる人には刺さるけど、案外刺さらない人の方が多いと思っています。そんな僕も実は刺さらなかったりしますが、うれしい人もいるでしょうから紹介します。

2024/04/24 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

▼Microsoft Teams: 作成ボックスにスラッシュ コマンドを導入

という事で、以前からアプリ上部の検索ボックスではスラッシュコマンドは利用できたと思います。

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Microsoft Teams :チャットの翻訳機能がアップデートされた(自動翻訳)

Microsoft Teams で翻訳って聞くとオンライン会議のライブキャプションの自動翻訳機能を連想する人も多いと思います。しかし現在は Teams Premuim ラインセンスを持つユーザーが作成した会議じゃないと利用できなくなっちゃいましたよね。

Microsoft Teams :会議のライブキャプションの自動翻訳機能がついに使えないようになった

しかし、会議のライブキャプションの自動翻訳機能が追加される遥か前に、 Microsoft Teams ではメッセージの翻訳機能が 2018年7月あたりに展開されています。

Microsoft Teams :翻訳機能が実装された!(無償版は現時点でまだ)

特にグローバル企業だと、多言語でメッセージが飛び交う事があると思うので、英語ならまだしもその他の言語になると翻訳が必要になると思います。その際にイチイチ翻訳サービスやソフトを立ち上げて翻訳させるのは手間だし、そもそも社内情報を翻訳サービスやソフトを通して翻訳させる事はセキュリティ上も問題になるかもしれません。なので Microsoft Teams 内で翻訳機能がある事はありがたいことです。あ、そういえば Microsoft Teams の翻訳機能がそういう観点では安全だという確証をとった事がないので急に不安になってきたけど…まぁ実装されている機能ですからねぇ…大丈夫ですよねぇ…まいくろそふとさん…。

さて、そんなチャットの翻訳機能ですが、アップデートされていました。あ、先に言っておきますが、現時点では「チャット」のみ対象です。チームのチャネルは対象ではありません。

2024/03/20 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams: デスクトップのチャットでのインテリジェントなメッセージ翻訳

インテリジェントって言うくらいだから、以前よりも頭が良くなったという事ですが、別に Copilot が絡む話ではないので、ライセンスなどに縛りはなさそうです。

では実際に確認してみます。まず前提として言語設定を日本語にしている日本人という想定です。

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Microsoft Teams :絵文字・GIF・ステッカーが1つの場所に統合

Microsoft Teams のメッセージでは、コミュニケーションを円滑にすべく(リアクションではなく)メッセージ内に挿入できる絵文字とGIFとステッカーがあります。テキストメッセージって感情がなかなか伝わりづらいですよね。別に怒っていないのに怒ってるって思われたり、機嫌悪いのかな?って思ってしまったり。そういう場合に感情を絵文字で添える事で、相手により正しい感情が伝わりやすかったりします。絵文字に関しては割と多くの人がプライベートで家族や友人との交流では使っていると思うので、そのメリットはわかるでしょう。一方、GIFやステッカーに関しては特に日本人にはあまり馴染みがないんじゃないかと思います。X(旧 Twitter )や facebook などのSNSを利用していて、かつ海外の人達と交流していたりフォローしている人であればアニメーションGIFはよく見かける光景かもしれませんが、X や facebook は LINE に比べると利用している人は少ないですからね。また海外の人のポストを良く見る環境にいない人も少なくないので、そういう人にとってはGIFとステッカーは馴染みがないでしょう。ちなみに僕もこれら2つは自分で使った事はほぼありません。更に言うと、未だにGIFとステッカーの違いはよくわかりません。という事で、個人的見解ですが、特に日本企業では Microsoft Teams 内で絵文字は使った事はあれど、GIFとステッカーは使った事がない人は非常に多いのでは?と推測します。

そんな中、従来のメッセージエリアを見ると、

▼従来のメッセージエリア(チャットもしくはチャネルの投稿の返信)

▼従来のメッセージエリア(チャネルの新規スレッド)

このように、ボタン群の中にどちらも赤枠内で左から「絵文字」「GIF」「ステッカー」と3つ並んでいました。

それが、1つ前の記事で紹介したメッセージ入力欄がシンプルになったアップデートに伴って、こちらオモシロ要素が3つのボタンだったのが1つのボタンに統合されました。

Microsoft Teams :メッセージ入力欄がシンプルになった

2023/09/11 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。

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Microsoft Teams :メッセージ入力欄がシンプルになった

Microsoft Teams にはチャットとチームがありますよね。でも日本だと(海外は知らない)「チャットしますね」という言い方があると思います。それを Microsoft Teams に当てはめるとややこしいんですよね。「チャットする」って言ったらチャットの方だと思うけど、「チームの方にチャットします」とかおそらく言うんじゃないでしょうか?僕はこのややこしさを回避すべく「メッセージ」という言葉を利用しています。

▼チャットのメッセージ欄

▼チームのチャネルに新規スレッドを立てる際のメッセージ欄

このようにどちらも「メッセージ」という言葉であるという点。これにより「チャットにメッセージしてください」「チーム(もしくはチャネル)にメッセージしてください」って言えば、より明確かつ混乱のない言い回しだと思っていて、色々なところで推奨しているし僕自身も使っています。

はい、いつもの事ですが冒頭から脱線しましたが、この記事の以降の文章で齟齬がないように説明しました。

で、今回のアップデート内容はチャットもチームもどちらのメッセージ欄にも当てはまります。

2023/11/03 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼(更新済み)Teams のシンプルな作成エクスペリエンス

とにかくメッセージ作成の体験をシンプルにするそうです。僕の方でアップデートの展開前後の環境があるので、比べてみます。

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Microsoft Teams :チャットのメッセージを転送

あるチャットルームで話されたメッセージを他のチャットルームに転送したい時ってあります?「アナタあちらのグループチャットでこう書いていましたよね?」「別のグループチャットでAさんがこういう事を書いていました。」など。そういう時に今までならそのメッセージのスクリーンショットを撮って貼り付けていたんじゃないかと思います。今回のアップデートでスクショを撮らなくてもメッセージの転送ができるようになります。

2023/10/26 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams: Teams チャットでメッセージを転送する

それでは試してみます。

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Microsoft Teams :チャットメンバー以外のユーザーの連絡先情報を共有

やべぇっす。アップデート情報に追いつけない!いや、マイペースにやりますよ。

ってことでさっきアップデートされている事に気が付いたのですが、 2024/01/05 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams: Microsoft Teams チャットでユーザーの連絡先情報を共有する

関係ないけど最近 Microsoft Teams 関連のメッセージでたまにこういう「 Microsoft Teams: **** 」ってタイトル見かけるけど、僕のブログの真似ですかね?えぇ、違いますよね、ハイ。

とにかく、チャットにおいて、チャットメンバー以外のユーザーの連絡先情報を共有できるようになったというアップデートです。では試してみます。

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Microsoft Teams :チャットの引用返信と自分のメッセージの編集がちょっと楽になった

※記事投稿時には「引用返信」しか気が付いていませんでしたが、その後自分のメッセージの「編集」もちょっと楽になっていたので、本記事の下部に追記しています。


チャットの引用返信がちょっと楽になった

Microsoft Teams のチームのチャネルの投稿ではスレッドに対して返信ができるけど、チャットに関しては過去を遡ると、なぜかモバイルアプリからしか返信ができない時代が長く、2年前の 2021年9月あたりにようやくPCからも返信ができるようになった経緯があります。

Microsoft Teams :チャットでデスクトップアプリからも返信ができるようになった

ただ、これは返信は返信だけど引用返信なので、返信と言うよりはあくまでも元となるメッセージを引用した形で新規メッセージを送信しているだけです。引用部分をクリックすると元メッセージに飛べるとはいえ、トピック事に会話のやりとりを時系列で追うような場合はやはりチャットではなくチームのチャネルを使った方が良い事には変わりないとは思います。

そんなチャットの引用返信ですが、今朝気が付いたんだけど操作がちょっと楽になっていました。これは僕の知る限り Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターにもアナウンスがなく、また、まだ展開されはじめたばかりなのか僕が触れる環境の中でもほんの一部のアカウントにしか展開されていません。しかし展開されていたアカウントは標準リリースなので一般展開されているハズです(逆に対象指定リリーステナントのアカウントでも展開されていないアカウントばかりでした)。

■アップデート展開前

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Microsoft Teams :チャットやチャネルに貼り付けた Microsoft Stream の動画を直接プレビュー・再生できるようになった

先に怪しい記憶なので知っている人がいたら逆に教えてほしいけど、大昔は Microsoft Teams のチャットやチャネルのメッセージに貼り付けた動画は Microsoft Teams 内で再生できた記憶があるんですよね。 Microsoft Stream ( on SharePoint ) が出てくるようになってから中で再生できなくなったような…。僕の勘違いか幻ですかね。

まぁ、過去の話は置いといて、現在というかここ最近までは Microsoft Teams のチャットやチャネルのメッセージに Microsoft Teams ( on SharePoint ) の動画を貼り付けても、リンクが作られるだけでクリックするとブラウザーで Microsoft Stream の動画が開くという動作でした。それがようやく Microsoft Teams 内でプレビューできたり再生できるようになりました。

2023/07/19 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼ Microsoft Teams: Teams チャットとチャネルでのストリームのプレビューと再生

今朝確認したところ、展開されている環境を確認したので見てみます。同じテナントに展開されていないユーザーもいたので、全く同じメッセージを見た時の違いも比べられます。

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