Microsoft MVP 再受賞!7年目はまた新たな一歩

2023年4月~2024年3月の1年間の様々なアウトプット・コミュニティ活動を Microsoft に認めていただき表彰してもらえる Microsoft MVP アワードを無事に再受賞できました!毎年受賞した際にお伝えしていますが、僕一人で何かできる事ではなく、読者の皆さまも含めて多くの方に「ありがとうございます」と感謝です。

あ、Microsoft MVP を知らない方は以下のサイトからご確認ください。

Microsoft MVP Award
https://mvp.microsoft.com/ja-jp/

さて、7年目にして変化がありました。それはここ4年連続して「 M365 」「 Business Applications 」の2つのカテゴリーで受賞していましたが、今回は「 M365 」一本になりました。元に戻った感じです。

実はこれは去年受賞した時に悩みとして書き連ねていた事でもあるんですよね。

Microsoft MVP 再受賞!もう?まだ?6年目&悩みもあるんです

いわゆる Power Apps や Power Automate を含む Power Platform 全般も好きなのでコミュニティ活動に参加してきたわけですが、ただ趣味で好きなだけで他の人達に比べてスキルや知識はあるわけでもないのが重荷に感じていた部分がありました。いや、 Microsoft MVP ってそういうもんじゃない!「推しを広める」のに色々な形で貢献していくものなので、キミはキミのアプローチの仕方がある!など、色々な人の励ましの声ももらえたのであえて辞退せずに活動を報告して Microsoft の判断に任せる事にしました。

僕の Power Platform コミュニティの関りは6・7年以上前のそもそも「 Power Platform 」という言葉すらなかった黎明期から始まりました。当時は Power Apps は PowerApps だったし、 Power Automate は Microsoft Flow という名前だった時代。そして知名度も全然なかったです。そんな中、 Microsoft の吉田大貴くんの熱い情熱を見て一緒に活動したいと思うようになって参加しはじめました。今各コミュニティで活躍しているコミュニティリーダー達もいなかった時代から。そして、コロナ禍前だったのでイベントがオフライン開催だった事と、注目度の低い製品・サービスをいかに広めるか?を考え、それこそ楽器アプリを作って演奏会をしたり、カップラーメンタイマーアプリを作って壇上で実演したり、筋トレアプリを作って壇上で実際に筋トレなんかもしました。いかにインパクトを出して認知度を上げていくか?という点を重視し、結果的に海外でも話題になったり凄く楽しい時代でした。ちょうどそのころに「 Business Applications 」のカテゴリーも受賞しました。ただ正直僕の中でモチベーションは少しずつ下がりました。理由は2つ。1つはインパクト重視で認知度上げるにはオンラインイベントじゃ厳しい事。だってオンラインイベントで画面越しに筋トレを実演していたって盛り上がらないでしょ?と。もう1つは割と順調に Power Platform が成長して、後続のコミュニティリーダー達がたくさん出てきた事により、自分の役目は終わった感が出てしまった事です。それでも社内利活用がうまくいかなかったり、運用面でうまくいかなかったり、今でも未経験の非ITエンジニアが壁を感じて挫折してしまう話も良く聞くので、まだまだがんばろうと思っていました。

実際僕は前年では知ってる人は知っているトヨタ自動車の Power Platform 社内コミュニティの立役者の永田さんを、こちらのコミュニティに引きずり込んだ年でした。それ以降、永田さんは色々なところで活躍している姿を見て、自分のようにうれしい限りです。これ自分で言うのもアレですが、日本の Power Platform コミュニティ界隈にとっては大きなインパクトを与えたキッカケを作れたと自負しています。僕が2019年のとあるイベントで登壇した際にたまたま参加していた永田さんのモチベーションを高めた事以上に、コミュニティ内の多くの人が永田さんに勇気づけられモチベーションが高まったんじゃないかと思います。が、一方で、僕は自己アピールが苦手な人間なので、うまく Microsoft にはこのアピールは刺さらなかったようですね。僕のモチベーションが低下していた事を見透かされてしまったかの如く。

とはいえ、そもそも僕は Microsoft MVP を受賞したいからコミュニティ活動をしているわけじゃないです。楽しくインプット・アウトプットして楽しく学べ互助の精神で仕事では競合他社みたいな人達とも関係なく同じ推しを楽しめる。そういう世界にハマって趣味で活動しているんです。そこには Microsoft MVP を受賞している・していないは関係ない。コミュニティ活動をはじめたあとから Microsoft MVP というアワードを知って今があります。だからそっちのカテゴリーがなくなったところで、今後の活動に何か変化はないです。

あ、いや、ウソかも(えっ?)。プライベートな時間で趣味でコミュニティ活動やアウトプット活動をやっているので、家族もいるし趣味も他にたくさんあるので、2つのジャンルで受賞できるくらいの活動はなかなか厳しいものがあり少し限界も感じていました。今回を機に一番大好きな Microsoft 365 に少し絞って、無理のない範囲で活動をしていきたいと思います。何より家庭が大事ですからね。とはいえ、 Power Platform 界隈もステキな仲間がたくさんいるので、無理のない範囲で Power Platform のコミュニティ活動にも参加していくので、そっち界隈の方々も変わりなくよろしくおねがいします。

結果的に Microsoft MVP を受賞して大きくメリットを享受できていて、それはいやらしい話色々な特典もありますが、一番大きい事は「人脈が広がる」という点です。 Microsoft MVP 受賞したからこそ、 Microsoft MVP Global Summit に参加して日本のみならず海外の Microsoft MVP や Microsoft の社員さんともつながる事ができました。楽しい話を交わせました(英語しんどいけど)。 Global Summit 以外にも色々な交流ができるキッカケでもあります。この人のつながり・広がりが僕にとっては一番のメリットですね。

という事で、僕のモチベーションが落ちない限りは、このブログもしかり、アウトプットやコミュニティの活動は継続していきますので、今後ともよろしくお願いします。