ただし、例えば Slack は結構前からカスタム絵文字を追加できていて、そこに魅力を感じている人も少なくはなかったと思います。そんな中、今年2024年5月に Microsoft が開催したイベント Microsoft Build 2024 でカスタム絵文字が使えるようになるという発表があり楽しみにしていましたが、ついに僕の環境にも展開されていました。確認したところ対象リリース環境だけじゃなく標準リリース環境でも展開されているようです。
2024/05/24 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに、以下のメッセージが公開されました。
Microsoft Teams のメッセージでは、コミュニケーションを円滑にすべく(リアクションではなく)メッセージ内に挿入できる絵文字とGIFとステッカーがあります。テキストメッセージって感情がなかなか伝わりづらいですよね。別に怒っていないのに怒ってるって思われたり、機嫌悪いのかな?って思ってしまったり。そういう場合に感情を絵文字で添える事で、相手により正しい感情が伝わりやすかったりします。絵文字に関しては割と多くの人がプライベートで家族や友人との交流では使っていると思うので、そのメリットはわかるでしょう。一方、GIFやステッカーに関しては特に日本人にはあまり馴染みがないんじゃないかと思います。X(旧 Twitter )や facebook などのSNSを利用していて、かつ海外の人達と交流していたりフォローしている人であればアニメーションGIFはよく見かける光景かもしれませんが、X や facebook は LINE に比べると利用している人は少ないですからね。また海外の人のポストを良く見る環境にいない人も少なくないので、そういう人にとってはGIFとステッカーは馴染みがないでしょう。ちなみに僕もこれら2つは自分で使った事はほぼありません。更に言うと、未だにGIFとステッカーの違いはよくわかりません。という事で、個人的見解ですが、特に日本企業では Microsoft Teams 内で絵文字は使った事はあれど、GIFとステッカーは使った事がない人は非常に多いのでは?と推測します。
これ相当待望だった人が多かったらしく、検索からの流入もかなりありました。それだけリアクションの需要が相当高まったという事ですよね。だって5年前くらいの Microsoft Teams が世に出てから間もない頃、ビジネスチャットがまだまだ普及されていない頃は、「業務上のやりとりに絵文字でリアクションなんて良くない!」「上司にイイねとは何事か!」という意見多かったですよ。(未だにハートのリアクションがセクハラになるとかSNS上でたまに話題に挙がってるけど。)あの頃に比べて世の中全体で文化が変わってきた感はありますよね。
これ、なんでこんなに検索からのアクセス数が急上昇しているか察しがつきます。 Microsoft Teams においてだいぶチャットのリアクションの利用も定着していていて、ただ以前から他のサービスに比べてリアクションの数が6種類と少なくて不満点だったのがリアクションの数が増えるという事は多くのユーザーにとって待望だったかと。そして Microsoft 365 は機能アップデートが世界中で一斉に変わるわけでもなければテナント単位で一斉に変わるわけでもなく、段階的にユーザー単位で展開されていくので、社内でもバラバラに展開されます。なので、運良くいち早く展開された人が新しいリアクションを使ってみたり社内で喜びの声をあげると、展開されていない人達が「あれ?なんで私は展開されてないの?設定が必要なのかな?調べてみよう」という具合にネット上で検索しているんだと思います。
どれだけ焦らすんですか?ってくらい待たされました。 Microsoft Teams の絵文字が新しくなりました。SNS上で新しくなったという投稿が散見された頃が僕の観測する限り5月末あたりでしたが、それから2ヶ月待ちましたよ。当ブログを購読してくれている方々も不思議に思ったかもしれないです。絵文字が新しく変わっている事を何で太一が触れないのか?と。目立つ変化ですからね。でもね、記事にしたい気持ちでずっと悶々としていたけど、当ブログは僕の環境に展開された機能しか記事に扱わないポリシーにしているので、周囲でザワザワしても自分の環境に展開されるまではグっと堪えるしかないんですよ。2ヶ月間も悶々としていましたよ!
と言っても、別に絵文字が新しくなったからって大きなインパクトはないんですけどね(笑)
2022/02/17 付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。