Microsoft Teams :会議の「 Mute all 」ボタンが「全員をミュート」ボタンに!

このブログではあまり話題にしていませんでしたが、 Microsoft Teams の会議には、自分以外の参加者のマイクをオフにさせる「 Mute all 」ボタンがあります。

▼過去の登壇資料の抜粋

▼ この92スライド目です

で、この「 Mute all 」が何故かずっと英語だった事と、あまりボタン感がないので、知らない人が多かった気がします。

▼過去のUIでは、クリックできそう感がないですよね

特に「 Mute all 」という英語がね。 Mute って単語は「ミュート」ってカタカナにすれば言葉の意味を知ってる人は多いものの、「 Mute 」って英単語になると、「むて?」と意外と読めない。そして上述の通り存在感が薄いので、存在すら知らない人も多かったと思います。そこで、例によって日本語の改善提案をすると検討・対応してくれるサイトに投げておいたんです。

Microsoft Teams の会議の「 Mute all 」機能について
https://techcommunity.microsoft.com/t5/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E/microsoft-teams-%E3%81%AE%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E3%81%AE-mute-all-%E6%A9%9F%E8%83%BD%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/idi-p/1522492

現時点でもステータスが「PLANNED」になってるから僕の進言が影響したのかどうかはわかりませんが、それはどうでも良いですね。日本語された上にボタン感が出たUIになっていました。

▼「全員をミュート」

Mute all の頃に比べると結構目立つようになったと思います。枠線を付けただけですがボタン感も出ました。上の Mute all の頃の古いスクショと見比べると地味に他の部分も文言やUIが変わっていますね。上のスクショは今年の5月中旬に撮ったものなので、4カ月で細かい部分も含めて変化がたくさんあるのも Microsoft Teams の進化具合ですね。

ちなみに「全員をミュート」ボタンを押した時にマイクがオンだった人がどうなるかと言うと、

▼情報バーに強制的にミュートされた文言が表示されます

ここから簡単にミュート解除できちゃうんですけどね。

参加者全員が会話できるのが会議の機能ですが、会議をすればするほど割とマメにマイクのオンオフってした方が良い場合が多いんですよね。誰かが熱く話してる最中に他の参加者の生活音が聞こえてしまったら話に集中できないし、誰かがハウリング起こしたらとりあえず全員ミュートしたり、議論が白熱してまとまらない場合は司会者が全員ミュートさせて「とりあえず落ち着け!」ができたり。

なので特にイタズラ対策ではないと思います。そもそも仕事の会議でイタズラなんて…という事もあるし、例えばコミュニティのオンラインイベントみたいに不特定多数の参加であれば、イタズラ対策をするなら会議じゃなくてライブイベントでしょうね。