【 2023/10/19 更新】
本記事は2020年7月の情報です。最近 Microsoft Teams の「新しい Teams 」アプリの一般提供開始とともに、本記事のアクセス数が急増しています。おそらく New Teams アプリでチャネルを開いた時にチャネル情報が既定で表示されているから気になって検索してきたのではと思います。こちらに関しては、以下に新しく記事を書いたので、そちらを読んでみてください。
ここ1週間くらい Microsoft Teams の新機能ラッシュです!大きなアップデートから細かいアップデートまで追いつくのが大変ですがウキウキしちゃいます!
今回紹介する機能は僕のテナントでの展開は少し遅かったのですが今日ようやく表示されました。「チャネル情報」ウィンドウとは、チャネルのメンバーや更新情報が表示されるウィンドウです。
実際に試してみます。
チームのチャネルを開いて右上を見てみると、
▼「i」アイコンがあります
目立たないですよね!なので気が付きにくいアップデートだと思います。クリックすると…
▼チャネルの情報が表示されます
右からパネルが出て、中にチャネルの説明、メンバー、更新情報が表示されます。
このチャネル情報ウィンドウは一度開くと、別チャネルに移動しても移動先のチャネルの情報が表示されます。つまりパネルは開かれたままになります。閉じるときは同じく「i」アイコンをクリックします。
たぶん「ふ~ん」という反応だと思います。ここに表示されている全ての情報はこれまでも様々な場所で得る事のできる情報ですからね。でも、以下の事を知れば便利と思えるかも?
■チャネルの情報が集約される
もしチャネル情報ウィンドウがなかったら?チャネルの説明は見つけづらいです。チャネルのメンバーを確認したい場合は?通常のチャネルならチームの管理画面のメンバータブで確認、プライベートチャネルならチャネルの管理画面のメンバータブで確認です。それぞれ数クリックが必要だし特にチームの所有者じゃなくメンバーの場合は管理画面をあまり利用しないのでたどり着くまでの導線に迷うと思います。特にメンバーの確認は(一般チャネル以外の)通常チャネルとプライベートチャネルで確認する場所が違うのも迷う元です。でも、ニーズとしては「秘匿情報を書きたいけどこのチームのメンバーって誰だっけ?このプライベートチャネルのメンバーって誰だっけ?」と確認したい事はあると思います。
そういう場合、チャネル情報ウィンドウができた事で、素早くこれらの情報が一元的にチェックできるので、便利になると思います。また、従来の確認方法はなくなるわけじゃないので、複数の方法で確認できるようになっていますね。
■チャネルの更新情報について
チャネルの更新情報とは例えば…
- チャネルが作成された
- チャネル情報が更新された
- メンバーが追加された
- メンバーが削除された
- チームをアーカイブした
- アーカイブしたチームを復元した
などなど。これら更新情報は今までも表示されていて、どこかというと…
▼チャネルの「投稿」内にスレッドと同じ並びで表示されています
良く見る光景ですよね。特に一般チャネルで非常に良く見る光景です。一般以外のチャネルでも、
▼チャネル名などチャネル情報を更新すると表示されます
これらの情報が情報ウィンドウに格納されるようになりました。でも、チャネルの会話上に表示されるこれらの情報が情報ウィンドウに格納されて何か意味があるの?という疑問もあると思いますが、実はこれらのチャネルの更新情報が会話の中に紛れ込んでるのって邪魔に思った事ありませんか?これ削除できないし。
とくにメンバー多めのチームでは一般チャネルは所有者以外投稿禁止にしている場合もあります。一般チャネルは所有者が重要情報だけ投稿するようにしてるとか。そういう場合、流れたくない重要情報なのに…
▼うわぁぁぁぁ
こんな感じで更新情報に埋もれてしまう場合もあると思います。
そういう事があってか、実は今後こんなアップデートが見込まれています。
▼一部のチーム チャネル システム メッセージの削除
つまり、これらのチャネルのシステムメッセージ、つまり更新情報はチャネルにポストされなくなるという事です(たぶん)。「一部」って書かれているのが気になりますが。なので近いうち、タイムラインから更新情報が大幅に消える・今後ポストされない事になります。そしてタイムラインから消える更新情報の行き先が、この「チャネル情報」ウィンドウというわけです。
なので、このアナウンスを知らないとチャネル情報ウィンドウはピンと来ないですが、あるべき姿に持って行く中の段階的な期間である事を考えると、少しはチャネル情報ウィンドウもピンと来るのではと思います。
という事で、新機能も続々と登場しますが、従来の機能やUIの変化というところもしっかりキャッチアップしていきたいところですね。特にIT部門やチャンピオン制度のチャンピオンは、ポジティブに便利機能や更新を発信していく事が組織全体の利活用促進という意味でも大事かと思います。