SharePoint :クイック グラフ Webパーツがいつの間にリストのデータを取得できるようになっていた

えっと、僕の記憶は怪しいので、もしかしたらずっと前からできていた機能かもしれませんが…。
Office 365 でグラフだの言うと Power BI の出番になると思いますが、 Office 365 の大抵のプランでは無印の Power BI なので( Power BI Pro などではない)、レポートを作成できますが共有はできません。残念!
また、BI するまでではないけどグラフとして共有したいという場合、 SharePoint のモダンページのWebパーツには「クイック グラフ」というWebパーツがあります。僕の怪しい記憶の中ではこのWebパーツには設定内で値を直接入力するとグラフのUIで表現されるというパーツだったと思うのですが、最近よく見たら SharePoint のリストからデータを取得できるようになっていたので、とりあえず試してみます。

▼クイックグラフを追加します

▼右パネル内の設定項目

▼その中でも「このサイトの SharePoint リストからデータを取得」

前に見た時はなかったと思うんだよなぁ。前に見た時ってのが結構前だったんだけど。とりあえずここにチェックします。

▼すると「リスト」の設定項目で取得したいリストを選択

他に細かく設定しますが、難しくはないです。

▼こんな感じで勝手にグラフになります

便利ですねぇ。

我が家の場合だと SharePoint のカスタムリストで太陽光発電の売電・買電を管理していて、 Power BI でも集計していますが、こっちでもサクっと見るには良いかもです。

▼売電・買電を並べてみました

完全に我が家のリアルなデータです(笑)隠す必要もないので…。子供が小さいので夏と冬はほぼ24時間エアコンを入れっぱなしなのですが、夏はさほど高くなく冬はかなり高くなります。また、太陽光発電もパネル数がそこまで多くない事もありますが、そんなに儲からないなぁという事もわかってしまいます。つまりこのくらいのデータであれば特に Power BI のレポートみたいに動かせなくても公開するだけで色々と気づきのあるグラフが表示できちゃうわけです。


こんな感じでグラフという形でページ内にサクッと埋め込むのも良いかと思います。 SharePoint ニュースにグラフを表示させてニュースとして発信したりもできますね。もちろんモバイルアプリでも表示されます。