[2019/11/01]追記
この記事から約1年、ついに自動字幕・トランスクリプトが日本語をサポートしました!以下に記事書きました。
Microsoft Stream :ついに自動字幕・トランスクリプトが日本語をサポート!更にビデオのトリミングができるようになった!
ワケあって Microsoft Stream の情報収集をしているんですが、意外と調べる事多いなぁという印象です。ここでも「グループ」を作ると、裏で Office 365 グループ が作成されるんですよねぇ。それと Microsoft Teams と同じく英語で「Channel」という言葉が出るけど、Teams は「チャネル」と日本語訳されているのに対し、 Stream では「チャンネル」と日本語訳されているんですよね。不思議です。
さて、 Microsoft Stream の非常に残念な点として、使い方の夢が広がる「自動字幕生成」の機能があるってのに、サポート言語が英語とスペイン語だけという残念なオチが。自動字幕ができたら会議の議事録の文字起こしも楽になりそうだし、動画の検索にも楽ですよね。
先月一般提供された Azure Video Indexer は日本語もサポート対象なんだから、 Microsoft Stream もできない事はないと思うけど、素人考えでしょうか。
この残念な自動字幕ですが、手動でも字幕を入れる事ができるんですよね。今回はそれに挑戦してみます。
■準備
まず準備しなければいけないのが字幕のネタ。なんだか WebVTT ファイルをアップロードしろという話だけど、 WebVTT ってなんだ???
色々ググった結果、以下のような感じで記述すれば良いらしい。
WEBVTT
NOTE
[20161127] クリスマスツリー(←ここは字幕には反映されないので省いても良いっぽい)
00:00:00.000 –> 00:00:15.000
ゴールドクレスト「俺、もみの木じゃないし!」
00:00:15.000 –> 00:00:30.000
ゴールドクレスト「目立ちたくないし!」
00:00:30.000 –> 00:00:45.000
ゴールドクレスト「っていうか足元のトナカイ邪魔!」
00:00:45.000 –> 00:00:50.000
ゴールドクレスト「あ~、ダルい…」
つまり開始と終了を時間で指定して、その下に入力したテキストがその時間の間、字幕として表示されるっぽい。ちなみにファイルとして保存する際には拡張子は「.vtt」で保存します。また、文字コードはShift_JISだと文字化けして、UTF-8で保存したら大丈夫でした。
では、設定します。
■設定
▼設定ページの右のオプションのセクションに「字幕ファイルのアップロード」
▼言語を日本語にして、なんだかレイアウトが崩れてるけど「ファイルを選択する」をクリック
▼準備した WebVTT ファイルを指定するとアップロードされるのでOKをクリック
これはちょっとイケてないけど、字幕の設定は設定した時点ですでに適用されているようなので、ここはキャンセルをクリックしても字幕はすでに反映されています。
■確認
▼動画を観ると下のバーに字幕用アイコンが追加されているのでクリック
こんな感じで手動で字幕の追加が可能です。ただ、実際やってみてわかったけど、 WebVTT ファイルを作る上で時間の指定が必要なので、動画を再生して時間を測らなければいけないし、字幕を作らなければいけないし、1分くらいならいいけど10分とかかなりダルくて厳しい…。
数分の動画で字幕入れた方が良い場合はがんばれば良いけど、じゃなければあきらめた方が良さそうです。
早く Microsoft Stream の日本語対応を願います!
ちなみにこの動画で登場したゴールドクレストですが、植えてから2年弱でかなり巨大化しました。しかもハチの巣作られて駆除するの大変だったり、台風でマイケルジャクソンの「Smooth Criminal」のPVみたいに斜めになってしまって…色々大変ですが、今年のクリスマスも光らせます!