来週、僕が所属している某弊社で開催するウェビナーに Microsoft Loop ネタで登壇するので色々準備をしていますが、改めて触っていると、 Loop コンポーネントがまだ「ライブ コンポーネント」と呼ばれていた頃の当初に比べてメニューなど変化があったので紹介します。比較するのは、機能が展開されはじめた2021年11月の以下の記事達のスクショです。
それでは見てみます。
▼ Loop コンポーネントを開始する
ここら辺は特に変化ないですね。強いて言えば11月の展開当時からアイコンと名称が変わった事。
Microsoft Teams ：シレっと「ライブ コンポーネント」から「 Loop コンポーネント」に名称変更された！？
すでに変わっているので、昔の名称などは記憶に入れなくても良いマニアックな情報ですね。
また、展開当初は何故か「番号付きリスト」で開始をしようとした時だけ、アクセス権の設定が他と違う不思議現象があったけど、現在は解消されていて、どの種類を選んでも同じです。
▼現時点では、番号付きリストを選んでもアクセス権の設定は他と同じになった
ここら辺は当時は展開当初だったので少しずつ直ってきてきるんだと思います。
さて、変化があったのはここから。コンポーネントを開始する時に種類を選択するけど、1つのコンポーネント内で利用できる種類は1つだけではなく、例えば箇条書きとタスクリストといった組み合わせも可能だと、上で紹介した2つ目の記事内で紹介していました。その時のスクショを見ると、
▼2021/11当時のスクショ
このように Enter キーを押すと、カーソルが1段下に行くだけでした。しかし、現在では、
▼現在
このように「挿入する / を入力」という不思議な文章がグレーで表示されます。日本語訳が変なのですが、つまり「/」を入力すると何かが起きるという事だと思います（半角ですよ）。試してみると、
▼「/」を入力したところ
このように新規追加する種類の選択肢が出てきました。これそのうち修正されると思うけどちょっと現時点では作りが甘くて、右にスクロールバーがあるけどこれを一番下にマウス操作で持って行っても一番下まで表示されないんです…。マウスホイールでスクロールさせないと一番下まで行かないので要注意。
▼一番下までスクロールさせたところ
上の2つのスクショの中が全てなので合計10種類があります。これ、 Loop コンポーネントを開始する際には6種類しかないので、ここから限定で更に4種類あるんですよね。ではその4種類を見てみます。
▼「個人」は？
▼メンション付ける機能でした
▼「画像」は？
▼画像が貼り付けられます
これ、 Microsoft Teams のメッセージ欄に画像を貼り付けると表示サイズを変更できないけど、 Loop コンポーネント内では、
▼表示サイズを変更できるのがイイですね
▼「日付」は？
▼カレンダーから選択すると、
▼このように表示されます
▼「議題」は？
▼こんな感じ
これ、チェックリストと何が違うの？よくわかりません。グレーの説明文には「トピック、＠名前、割り当てられた時間」と書いてあるけど、色々試したところ何か特別な挙動はなくて、単にこのグレーの説明文はこれを参考に議題を並べてみてはいかが？程度なんじゃないかと…。
▼「コメント」は？
▼まさしくコメントが書けます
あ、そういえば僕が知らないだけかもしれないけど、コンポーネントを複数人でイジっていて、今誰がどこにカーソルを当てているのか？はわかるけど、誰がどこを変更したのか？は後で見てもわからないと思うんです。なので、誰の加筆なのか？を明確にしたい場合は、コメントを使った方が良いんですかねぇ。いや、違うか。ちょっとわからないけど、使いたいと思った時が使い時なので、ピンと来なければ使わなければ良いだけですね。
という感じで、コンポーネント内で新しい種類を追加したい場合は、 Enter キーを押した後に半角の「/」を追加すると良いようです。
さて、次に右クリックのメニューですが、以前は、
▼ 2021/11時点の右クリックメニュー
▼現在の右クリックメニュー
ちょっと変わってますね。まず「元に戻す」「やり直し」が消えてしましましたね。なんでだろ？もちろんショートカットキーを使えば機能としてはあるけど、メニューから消えた感じです。あとはパっと見ると「コメント」が追加されていますね。これもしかしてコメント自体が新たに追加された機能なんですかね。2021/11時点で触った時は見かけなかったと思いますが、何せ4ヶ月前の事なので記憶に自信がありません。あとは、古い方ではメニュー内に「チェックリスト」「箇条書き」「段落番号」があるけど、現在はありません。ただ、その代わりに新たに加わったメニューを見ると、
▼「修正候補」を更に展開したところ
ここに移動していましたね。修正、つまり種類の変更ができるようです。あとは、
▼「テキスト装飾」を更に展開したところ
こういう点も細かく変わっていましたね。
という感じでザックリと2021/11と現在の比較をして気が付いた点を挙げてみました。 Loop コンポーネントというか Microsoft Loop は今年どんどんアップデートされていくと思うので、要チェックですね。色々な場所にコンポーネントを貼り付けて大勢で編集できてすべて同期されるのがウリの一つですが、まだ貼り付けられないし、開始できるのは Microsoft Teams のチャットだけなので、まだまだ様子見している人も多いハズ。