SharePoint :セクションの折りたたみアイコンの位置が変更できるようになった

SharePoint のセクションにここ最近機能がちょくちょく追加されていますね。

SharePoint :セクションが折りたためるようになった

SharePoint :セクションを折りたたみ可能にした時のみ区切り線を表示できるようになった

と書いておいて読み返すと折りたたみ機能なんてもう展開から2ヶ月経過していたんですね。「ここ最近」じゃないですね。で、そのセクションの設定に数日前に新しい項目が追加されていました。数日前はその項目だけ英語表記だったけど今は日本語表記になっていました。それでは試してみます。

▼セクションの編集ボタンをクリックして

▼設定のボックスが表示されます

この下から2項目目の部分が新しく追加されました。

▼「展開/折りたたみのアイコンの配置」

既定は「右」です。なんとなく何を指しているかわかりますよね。セクションを折りたたみ可能にした時の、

▼セクション右上の矢印アイコンです

これが元々「右」配置だったけど、「左」にもできるようです。「左」に変更してみると、

▼矢印アイコンが左に移動しましたね

ただこれだけなんですけど、これまで矢印アイコンが右にあると視認しづらかったので、場合によっては左に配置しておくと良いと思います。特に折りたたんだ状態を既定にした時は、ユーザーにクリックしてもらって中を見てもらわないとコンテンツを配置する意味がないですからね。そもそもクリックしたら展開される事に気が付いてもらわないといけないので。

気を付けるべき点としては、セクションごとに設定ができるので、

▼このような一貫性のないUIのページもできちゃいます

これはあまり良くないので、連続したオブジェクトの配置の場合、そしてそれらが同じ挙動をする場合、UIは一貫性を持たせた方が良いですね。

SharePoint もそうだし、 Power Apps などもそうですが、ノーコード・ローコードで多くの人がある程度のコンテンツを作成できる場合、それらのツールのスキルや知識も大事ですが、メーカーやツールに依存しないそもそものコンテンツ作成に関する知識も必要ですね。例えばWebデザインにおいてのUXやそれに関わるUIの知見や経験は、それだけでも利用者にとって優しい、コンテンツ提供者にとっても閲覧されやすいものが作れると思います。