ようやくこの時が訪れました! Microsoft MVP の特典の一つとして、世界中の Microsoft MVP と Microsoft の各製品チームと交流できるイベント「 MVP Global Summit 」。日本では通称「グロサミ」と呼ばれています。僕は Microsoft MVP を初受賞した翌年2019年に初参加を果たし、先月2024年3月にようやく2回目の現地参加を果たしてきました。
いや、そもそも当ブログは僕「中村 太一」としてのプライベートなブログなので、あまり仕事とは関連付けないようにしているんですけど、このウェビナーは全く自社の宣伝をせずに割とコミュニティイベントのノリなので、特に日ごろから Microsoft 365 に関心が高く、当ブログを定期購読していただいている皆さんであれば、関心のある内容かと思って、急遽ギリギリだけど宣伝をしようと思いました。
年末の大掃除とかけて Microsoft Teams の大掃除、そして冬休みに入る前の準備の TIPS を紹介します。
「 Microsoft Teams の大掃除って何?」って思うでしょう。
例えば、増加の一途のチャットルーム、チーム、チャネル…そして通知…。 Microsoft Teams が組織内で利活用が進むほど、うれしい反面しんどくなってきますよね。もちろんメール時代だってメールが溜まる一方だったと思いますが、チャットの方が気軽なメッセージングツールであるので更に量が増えているのかもしれません。でもプライベートでも「 LINE 疲れ」があるように、もしかしたら「 Teams 疲れ」が起きているかもしれません。とはいえ、グループチャットやチームって抜け出しづらいですよね。下手に無言で抜けると角が立ってしまう場合も。そういう点を考慮に入れつつ、少しでも負担をなくして快適に利用してもらうべく、実際に僕がやっている整理術を紹介します。
当ブログの読者さんの中には Microsoft 365 と同じくらい Power Platform も好き、もしくは業務で使っている・使おうとしている方も多いと思います。 Power BI / Power Apps / Power Automate / Power Pages 、そして先月開催された Microsoft Ignite 2023 で Power Virtual Agents が Copilot Studio に統合されてしまいましたが…。
いつも告知するのが直前になって申し訳ないのですが、日本で開催される Power Platform の全4日間の大きなコミュニティイベントが開催直前(明日から)です。参加概要と申し込みは以下をチェックしてください。
会場での現地とオンラインのハイブリッドイベントとなっております。12月6日の Pre Day はワークショップ、12月7日~12月8日はメインイベント(セッション形式で多くのスピーカーが登壇)、12月9日の Post Day はハッカソンです。現時点でオンライン参加枠にはどれも空きがありますが、メインイベントの東京会場参加枠は残り僅かですね。直前の告知なので急に平日の現地参加は厳しくともオンライン参加であれば興味あるセッションのみ仕事の合間に参加してみるなどもできるかと思います。
Microsoft 365 Copilot についての話、 Clipchamp 、 Microsoft Loop あたりの話をメインに、それら新機能の情報も大事だけど、それらで作られた業務データ大事だよね!という割と利活用された先にある怖い話もします。いや、現時点でスライド資料の進捗50% くらいなのでがんばって作りますけどね。
2022年4月~2023年3月の1年間のコミュニティ活動を認めていただき、アメリカの Microsoft 本社から表彰してもらえる Microsoft MVP アワードを再受賞できました!
これは真っ先に言いたい事ですが、皆さまを含め多くの方に「ありがとうございます」を伝えさせていただきます。多くの方々の支えがあればこそです。特に僕なんかは技術もないし知識もなく、ただただ「好き」という気持ちと情熱だけの人間です。僕みたいなタイプの Microsoft MVP は特に多くの人の支えがある上で楽しくコミュニティ活動ができるんです。もちろん僕との関りが当ブログを購読していただいているだけのつながりの方々にも感謝です。皆さんが読んでくれているからこそ、ここまで継続してこれたと思っています。
「 Microsoft MVP って何?」という方も多く、去年の再受賞記事の時にも掲載したけど、当ブログのアンケートの結果を見ると、去年と同じく4割強の方が知らないという結果でした。
まだまだ認知度の低い Microsoft MVP ですが、資格と思われやすいけどアワード(賞)です。そして1回受賞したらずっと Microsoft MVP でいられるとも思われがちですがそれも違います。1年ごとに1年間の活動を審査されてこのように再受賞を続けられるので、継続的にコミュニティ活動をしていないとずっと受賞されません。なので僕もかれこれ6年間も Microsoft に認めてもらえるコミュニティ活動を継続してきたという事です。
Microsoft 365 Copilot の話や Microsoft Loop の話など最新情報の提供とともに、運用課題についての問題提起とその対策についても語られる内容です。特に Microsoft 365 Copilot についてはかなり関心が高いけど、僕のこのブログでは基本的には実際に展開された機能を試してみないとネタにしないので、 Microsoft 365 Copilot ネタは全然取り上げていません。そういう意味でも是非参加してみてください。 Microsoft も共催でセッションがあり、そちらで Microsoft 365 Copilot の話をメインに話してもらいます。
※本記事の内容は事前に Microsoft の CPM ( Community Program Manager ) に確認済です。
※長い経緯も含めて語るので長文です。
【目次】
Microsoft MVP と MVP Global Summit
MVP Global Summit とコロナ禍
そして2023年の MVP Global Summit はハイブリッドイベントへ
MVP Global Summit と英語ニガテマンの僕
2019年:現地参加のグロサミのとあるセッションにて
2020年~2022年のオンラインイベントとしてのグロサミのセッション
劇的に変化を感じた2023年のオンライン側のグロサミ
グロサミのセッションのこういう点が好き
機材が進化したからこそ気を付けるべき点
その他、気が付いた点・こうなったらうれしいなという点
最後に…結局現地参加が一番!に変わりはない
■ Microsoft MVP と MVP Global Summit
僕はこのブログもそうだし YouTube もそうだし複数のコミュニティの主催や運営メンバーをしているし登壇活動もしています。趣味で。そんな活動が米国 Microsoft 本社に認めてもらい Microsoft MVP という年次のアワードを受賞して連続5年目です。その Microsoft MVP には様々な特典があるのですが、そのうちの大きな1つが「 MVP Global Summit 」という Microsoft MVP のみ参加できる1年に一度のイベントです。日本では通称「グロサミ」と呼ばれているので、以降はこの通称で呼びます。グロサミは完全NDAのもとで様々なナイショな情報を共有してもらえたり、各製品についての今後を Microsoft の製品担当チームの人たちと一緒にディスカッションしながら考えられるセッションがたくさんあるイベントです。僕より Microsoft MVP 受賞歴の長い人たちから聞くところによると、以前に比べて最近はディスカッションを多くする傾向だそうです。つまり Microsoft 側から「教えてあげる」じゃなく、「有識者の人たち、一緒に考えましょう」という感じですかね。僕は初受賞の年度の2019/03に初めて参加しました。その時のレポートは以下に記事があります。
Microsoft Teams でオンライン会議を快適にする際におそらく最も大事なのは音声、マイクですよね。声が届かなければ意味がないけど会議室の会議と違ってオンライン会議ではマイクがトラブったらいくら大声を出しても届きません。そしてその派生として大事なのが生活音や騒音を極力拾わない事。これはもはやオンライン会議においてのマナーとなっていると思います。そういう意味でも「自分が話していない時はマイクをミュートする」という事を心がけている人も多いハズです。そんな時にマウス操作でミュートボタンを操作するとなると咄嗟の時にうまく操作ができなくてまごつく場合もあります。なのでショートカットキーまで準備されていますが、[ Ctrl + Shift + M ]はちょっと操作しにくいです。そういう場合に物理ボタンがあると便利です。僕も以前紹介したのが STREAM DECK という製品です。
これがあると物理ボタンで色々な操作ができます。さて、そんな中、 Microsoft が販売する Microsoft Teams 認定アクセサリが今年2023年1月に発売されました。それが「 Microsoft Presenter + 」です。名前の通りプレゼンターのガジェットです。 PowerPoint のスライドショーでスライド移動やレーザーポインターを表示させるガジェットは色々ありますが、この Microsoft Presenter + は Microsoft Teams のオンライン会議にも使えるんです。具体的には PowerPoint Live で共有しても使えるんです。これは使ってみないわけにいかない!