文字のコミュニケーションは複雑化しやすいので、優先度やリアルタイム度の高いトピックを固定してなるべくフォーカスしたい場合、そのトピックのみ別ウィンドウという手法で切り離し特別な存在にさせるのも一つの方法ですよね。
本記事はシリーズものになっていて、
に続く、第4弾です。また念のためにシリーズ記事で毎回書いていますが、多くのユーザーが、新しい Teams アプリを触った時に気が付く違和感だと思うので「新しい Teams アプリのチャネルについて」というタイトルにしていますが、厳密には新旧アプリ関係ない「新しい チャネル エクスペリエンス」というアップデートの話です。
話を戻して、
会話によるコミュニケーションの場合は、同時に複数トピックの話をする事はなかなか難しいですよね。極端な話、同じ時間に複数会議があっても参加できる会議は1つだし、1つの会議の中でも議題を決めて1つずつ話していくと思います。一方、文字によるコミュニケーションの場合は、非同期なコミュニケーションのため、複数トピックが同時並行している状況です。そう考えると文字によるコミュニケーションの方が複雑化しやすいです。なので Microsoft Teams では、セキュリティの境界線として「チーム」、コミュニケーションの境界線として「チャネル」があり、更にチャネルの中でもトピックを整理できる「スレッド」があります。それとは別にチャットが存在し、1対1チャットやグループチャットや会議チャットがあります。これらを1つのスレッドや1つのグループチャットでコミュニケーションがひと段落するまで集中し、終わったら次のスレッドにフォーカスする…という仕事の仕方はおそらくしていないと思います。大体複数スレッドや複数チャットで同時並行で行き来しながらコミュニケーションをとっていると思います。思考もマルチになり複雑化します。
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