Microsoft Search :UIがいつの間に変わっていました

Microsoft Search 試していますか?僕はプライベートテナントで設定はしていますが、そもそも家庭内利用している程度ではテナント内でコンテンツを検索する機会がないので(ほぼ構成を僕が把握してるので検索しなくても見つけられる)、実は使っていません。いや、そもそも…インターネットで検索する際に Bing は使う習慣がないので…という問題も。これ、業務利用でも同じですよね。インターネット上で検索する事は「ググる」という有名な言葉があるくらい Google の検索が最も利用されていて、他に Yahoo! で検索する人もいると思いますが、 Bing で日常検索する人は滅多に見かけないので、日頃使っていない検索サイトを Microsoft Search を導入したから使ってください!と言われても、はたして従業員は使う?という…。

それを言っちゃおしまいなのでこのへんにしておいて…。

久しぶりに見てみたらUIがいつの間に変わっていました。

過去のスクショは以下の記事をご参照ください。

Microsoft Search :我が家のテナントで Microsoft Search が使えるようになった!

では、今のUIをチェックしてみます。

▼ Bing で検索した結果

Microsoft Search のエリアがグレーになっているのは変わらないです。「検索結果の表示」をクリックすると、テナント内の検索結果が表示されます。以前は「〇〇 からの検索結果を表示」(〇〇=テナント名)だったのですが、現在はテナント名は表示されず、「検索結果の表示」だけですね。後は、今は右に鍵アイコンが表示されていますね。これで大事なコンテンツですよ!というアピールをしてるのでしょうけど、右端にあるのはあまり目立ちませんね。

▼「検索結果の表示」をクリックして展開したところ

ここのUIが大きく変わりましたね。以前はこの状態ですでにコンテンツ(ファイル名やサイト名や会話など)が表示されていたけど、今のUIは更にクリックして展開しないと表示されません。この意図はなんでしょうか?開発チームに聞いてみたいところですね。個人的にはUX的にWebアプリはクリック数は最小限にすべきだと思うので、以前は1クリックでコンテンツにたどり着いたのが今は2クリックが必要になるので、良くないなぁと思います。逆にセキュリティ面で意図的に2クリックにしているのかもしれないですけどね。というのも過去の記事でも少し触れたけど、ユーザーのITリテラシーにもよりますが、同じ Bing の検索結果にインターネットの情報とイントラネットの情報が一緒に表示されていると、社内情報を意識できなくなるなんて事も言われていましたので。

また、「この結果は、〇〇の従業員にだけ表示されています」という文言が、以前は左下にあったのが右上に場所移動されています。これもコンテンツを見る前に認知させておきたいからという意図でしょうか。とはいえ右上ですが…まぁ左下よりは良いと思います。
それと、 Microsoft Search を「検索結果の表示」で一度展開させると、それを閉じるUIがありません。これは閉じるボタンがあっても良いのかなと思います。

▼「サイト」を展開した結果

こんな開き方するんですね!右に展開される感じです。2件しか結果がないのであまり気になりませんが…

▼「ファイル」を展開した結果

なんと!検索結果が多いとカルーセルUIで横スクロールですかぁ…。これも個人的にはあまり好印象じゃないです。

▼「 Teams 」を展開した結果

今までの検索結果では僕のテナント内では Microsoft Teams で話題にしたことがなかったので、 Microsoft Teams 内で話題にしたキーワードで検索してみました。当然ですがちゃんと検索結果に表示されています。ここで気になるのは、せっかく検索結果にプロファイル画像が表示させられるのに設定してあるはずの自分のアイコンが表示されていません。これは Office 365 全体に言えますが、プロファイル画像が反映されていない箇所が多いですよね。もったいないですね。

という事でサクっとしか見ていませんが、UIが変更されていたという話でした。