Microsoft Teams :ウィンドウを上部にピン留めする

【注】本記事は公開した後に僕の勘違いを教えてもらえたので修正というより加筆しました。勘違いしたところは大事な過程なので、そのまま残した上で加筆しています。


ワールドワイドで活躍するツールは色々なニーズがあるので機能追加された時にそれがその人に刺さるから刺さらないかは人それぞれですね。僕もこれまで色々な機能を紹介している中で「僕にはピンと来ない」と言っている記事も割と多くあったりしますが、今回紹介する機能もその一つです。でも僕以外の人にとっては刺さる機能かもしれない!


気が付いたのは結構前。でも標準リリース環境で機能追加を確認したのは最近ですが、 Microsoft Teams のメインウィンドウの右上の「…」をクリックすると、

▼「ウィンドウを上部にピン留めする」

こんな項目がメニュー内に出てきました。この「…」メニューをよく開く人にとっては一番上の目立つ場所にあるので気が付きますが、そもそも普段この「…」を開かない人の方が多いのではと思います。

で、僕が調べた限りだと Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターにも、 Microsoft 365 ロードマップにもこの情報はありませんでした。念のため英語UIにして「 Pin windows on top 」という文言だという事を確認しつつ、 Copilot Chat にも質問してみました。

▼コパさんに念のため質問

▼コパさんの回答

やはりないかぁ…あ、 Microsoft サポートに記事があるとな?

Microsoft Teamsの上にウィンドウをピン留めする
https://support.microsoft.com/ja-jp/office/10b32523-75ec-4682-813d-852c65da5550

あったあった。

という事で読んでみると、とにかく Microsoft Teams ウィンドウを常に表示したままにしたい場合に使うようです。試してみましょう。

■既定の挙動の確認

まずは既定の挙動から。

▼とあるデスクトップ

このように1つの画面に Microsoft Teams と別のアプリを2つ表示させます(今回は PhotoShop )。今は Microsoft Teams を利用しているので PhotoShop よりも前面に表示されています。

ここで PhotoShop を選択してアクティブにすると?

▼ PhotoShop が前面に入れ替わる

これが一般的な Windows の挙動ですよね。

■「ウィンドウを上部にピン留めする」を確認

ではこの機能の動作を確認してみます。

▼「…」から「ウィンドウを上部にピン留めする」をクリック

▼すると「…」の左にピンのアイコンが表示されます

では、この状態でさっきと同じく PhotoShop を選択してアクティブにしてみます。

▼それでも Microsoft Teams の画面が最前面にある

これがウィンドウを上部にピン留めするの意味ですね。僕としては「上部」というより「前面」の方がピンと来るんですけどねぇ。ピン留めなだけに…。

ピン留めを解除する方法は同じく「…」を開くと、

▼「ウィンドウのピン留めを外す」

文言が変わっているのでクリックすれば解除されます。また「…」の左隣のピンのアイコンもボタンになっていて、それをクリックしても解除されます。

■気になる点を試してみる

※公開した後に加筆していますが、ここから以下は僕の勘違いをそのまま残しておきます。

冒頭で言った通り、僕にはあまり刺さらない機能なのであまり詳しく試しませんが、一つ気になったのが Microsoft Teams ってメインウィンドウの他に色々と別ウィンドウで開けるようになりましたよね。その場合どうなるのか?

例えばこの状態でチャネルやチャットを別ウィンドウ表示させるとどうなるのか?

▼チャネルを新しいウィンドウで開くと?

▼なるほど(チャネルのウィンドウがアクティブになっている状態)

やはりあくまでも Microsoft Teams のメインウィンドウがピン留めされて常に最前面に表示されるんですね。なので Microsoft Teams ウィンドウであってもサブウィンドウに関してはメインウィンドウより弱いと。

では、この状態で PhotoShop を選択してアクティブにしたら?

▼こうなるのか

くどいようですがピン留めされるのはあくまでも Microsoft Teams のメインウィンドウのみなんですね。だからこうやってサブウィンドウは PhotoShop のウィンドウの背面に隠れてしまいましたからね。

▼会議ウィンドウも同様にサブウインドウ扱い

※ここまでが勘違いのターンです。ここから以下は Microsoft MVP 仲間の太田さんにヒントをいただいて気が付いた事です。いつも思うけどいくらがんばっても太田さんにはかなわないんです。くやしぃ~~~!!!

何を勘違いしていたのか?というと、勘違いというより深く色んなところを触っていなかったので気が付かなかったんです。このピン留めの設定って Microsoft Teams の設定というよりは Microsoft Teams のそれぞれのウィンドウごとの設定だったんです。どういう事かと言うと、

▼こういう事だったんです

それぞれのウィンドウの「…」メニューに別々で「ウィンドウを上部にピン留めする」がありました。これは確認していなかったです。なのでさっきまで勘違いしていたのは「あくまでも Microsoft Teams のメインウィンドウをピン留めする」という認識だったんだけど、そうじゃなくて「 Microsoft Teams の今開いているウィンドウをピン留めする」だったんです。

例えば、Teams 会議が始まったとします。

▼会議ウィンドウの「…」にも「ウィンドウを上部にピン留めする」がある

▼会議ウィンドウをピン留めした状態

これで裏に隠れているメインウィンドウをクリックしてアクティブにしても、

▼このようにメインウィンドウがアクティブになっているのに最前面に会議ウィンドウが表示されたまま

うん、なるほど!そもそもあまり興味のない機能だったので雑に試しておしまいにしていましたが、ここまできたら更に気になる事が出て来ちゃった。それは、メインウィンドウも会議ウィンドウもどちらもピン留めしたらどうなるのか?です。とはいえこれを検証するには色々なパターンがあるのでちょっと試してみた挙動を説明します。やってみたところ、 Microsoft Teams 以外のアプリは必ず Teams のピン留めしている複数ウィンドウに常に隠れます。で、Teams の複数のピン留めしたウィンドウは選択してアクティブにしたウィンドウが最前面に来ます。どちらが先にピン留めしたか?で競い合うような感じはなかったです。ただ色々なパターンを試したわけじゃないので確かな事ではありませんが。もし気になる方やこの機能を愛しちゃった方がいらしたら、ご自身で細かく挙動を確認してみてください。僕はこのくらいでやめておきます。


という事で Microsoft Teams のメインウィンドウを何が何でも画面の最前面に常に表示させたい場合はこちらの機能を利用しましょう。ただ…僕はやはりこの機能はピンと来ないですね。ピン留めなだけに(しつこい)。