UXにおいて一貫性は重要だと言われています。同じアクションなのに様々なパターン、もしくは同じパターンなのに様々なアクションがあるとユーザーは混乱するしストレスを与えてしまうから。例えば、会社でトイレには個室が10個並んでいて、10個のうち9個のドアは押して開くドアだけど、残り1個が引いて開くドアだった場合。引き戸に当たった場合は違和感あるし、押戸だと思って押したら開かなかった…っていうのは、場合によっては尿意・便意を極限状態までガマンしてトイレに来たのに、押しても開かないとイライラしますよね。もちろんそういうものだと覚えてしまえば良いけど、覚えてもらうくらいなら最初から押戸に統一すれば良く、提供者が利用者に強いるのは得策ではないですね。
そういう観点で SharePoint を見てみると、違和感を覚える人がいる部分があると思います。それがナビゲーションとコマンドバーにおいて同じデザインなのにアクションの違う箇所です。
“SharePoint :一貫性という点からナビゲーションとコマンドバーを考えてみた” の続きを読む