Microsoft Teams :チャットの引用返信と自分のメッセージの編集がちょっと楽になった

※記事投稿時には「引用返信」しか気が付いていませんでしたが、その後自分のメッセージの「編集」もちょっと楽になっていたので、本記事の下部に追記しています。


チャットの引用返信がちょっと楽になった

Microsoft Teams のチームのチャネルの投稿ではスレッドに対して返信ができるけど、チャットに関しては過去を遡ると、なぜかモバイルアプリからしか返信ができない時代が長く、2年前の 2021年9月あたりにようやくPCからも返信ができるようになった経緯があります。

Microsoft Teams :チャットでデスクトップアプリからも返信ができるようになった

ただ、これは返信は返信だけど引用返信なので、返信と言うよりはあくまでも元となるメッセージを引用した形で新規メッセージを送信しているだけです。引用部分をクリックすると元メッセージに飛べるとはいえ、トピック事に会話のやりとりを時系列で追うような場合はやはりチャットではなくチームのチャネルを使った方が良い事には変わりないとは思います。

そんなチャットの引用返信ですが、今朝気が付いたんだけど操作がちょっと楽になっていました。これは僕の知る限り Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターにもアナウンスがなく、また、まだ展開されはじめたばかりなのか僕が触れる環境の中でもほんの一部のアカウントにしか展開されていません。しかし展開されていたアカウントは標準リリースなので一般展開されているハズです(逆に対象指定リリーステナントのアカウントでも展開されていないアカウントばかりでした)。

■アップデート展開前

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Microsoft Teams :チャットでデスクトップアプリからも返信ができるようになった

多くの人にとって待望だった機能が展開されはじめましたね。これまでの背景と、実際試してみたことと、注意点あたりを書きます。

■チャットの返信のこれまで

本ブログなどで僕が Microsoft Teams についてアウトプットする時にしつこく説明しているのが、いわゆる一般的な「チャットをする」という時に Microsoft Teams においては「チームのチャネルの会話」と「チャット」の2種類ある話をしています。この2種類には色々な違いがあるので両者の特性を把握する事により使い分けを明確にしておいた方が後々の事を考えると絶対に良いです。その一つに、スレッド型か否かの違いは大きく、チャネルの会話はスレッド型なのでトピックごとにスレッドを作れば整理しやすくトピックごとに時系列で会話を追いやすいです。一方チャットの方は非スレッド型なので複数の話題が同時進行で行われると把握しづらいし特定のトピックで時系列で会話を追いにくいです。今回はその「チャット」の方だけど、過去のメッセージを返信したい場合、「このメッセージの返信です」を明示する事ができなく、「〇〇についてですが…」みたいに過去のメッセージから特定させる必要がありました。ただし、特定条件下では引用返信ができるんですよね。それがモバイルアプリから引用返信ができる事と、個人用 Teams では引用返信ができるという事でした。

Microsoft Teams :チャネルの会話とチャットの違い & チャットで引用返信ができるって知ってた?

Microsoft Teams :個人用 Teams ではチャットでPCからも引用返信ができる

上で紹介してる1つ目の記事は本ブログ内でも常にPVランキング上位なので、チャットで返信をしたいユーザーが多い事を物語っています。ただし何故かモバイルアプリからしか返信できなかったので不便に思っていた人も多いでしょう。そして2つ目の記事のように、不思議と 個人用 Teams においてはPCからも引用返信ができるので、つまり「仕事用の Microsoft Teams でチャットの返信がPCからできないのは Microsoft 側の何らかの意図があるのでは?」なんて憶測もしていたくらいです。

そんな僕の憶測も虚しく、20201年9月18日付けで Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが公開されました。

▼チーム デスクトップで特定のチャット メッセージに返信する

これはだいぶ前から実装されるとは聞いていたけど、デスクトップアプリからチャットの返信ができるようになるという事です。僕の環境に今朝展開されている事を確認したので試します。

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Microsoft Teams :個人用 Teams ではチャットでPCからも引用返信ができる


[ 2021/09/24追記 ]
組織アカウントの方の Microsoft Teams でも、デスクトップアプリからチャットの返信ができるようになりました。

Microsoft Teams :チャットでデスクトップアプリからも返信ができるようになった


そもそも個人用 Teams とは?ってところですが、家族や友人と Microsoft Teams を利用できるというわけですが、一応過去に2回ほど触れた記事があります。

Microsoft Teams : Microsoft アカウントで個人用 Teams が使えるようになった(プレビュー)

Microsoft Teams :右上のプロファイルメニューのUIが変わり、個人用アカウントの追加のメニューが!

そんな中、プレビューだったこの 個人用 Teams が、5/17から一般提供が開始されたようですね。

【参照】
Microsoft Teams now brings family and friends together to call, chat, and make plans
https://www.microsoft.com/en-us/microsoft-365/blog/2021/05/17/microsoft-teams-now-brings-family-and-friends-together-to-call-chat-and-make-plans/

ただし、正直な話、みなさんどう思います?日本では家族や友人とは LINE などでやりとりしているのが定着しているから、今更 Microsoft Teams を個人利用しようと思う人は日本国内じゃかなり珍しいと思うんですよね(海外事情は知りません)。僕みたいに家族や両親にライセンス付与して仕事用の Microsoft Teams で家族とやりとりしている人間はまた別として。

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Microsoft Teams :チャネルの会話とチャットの違い & チャットで引用返信ができるって知ってた?


[ 2021/09/24追記 ]
モバイルアプリだけでなく、デスクトップアプリからもチャットの返信ができるようになりました。

Microsoft Teams :チャットでデスクトップアプリからも返信ができるようになった


[ 2020/04/09 追記 ]
Microsoft Teams のチャネルの会話とチャットの違いに関しては、本記事内容を含め 2020/04/08 に開催されたオンラインイベントで登壇した際に、実際に画面を見てもらいながら説明をしています。興味がありましたら、本記事とあわせて視聴してみてください。

Microsoft Teams :昨日オンライン登壇で話しました!チームのチャネルの会話とチャットの違いも!(録画分はいつでも視聴可)


Microsoft Teams でチャットをする場合、大きく分けて2種類あると思います。チームのチャネルの会話タブで行うチャットと、個人チャット・グループチャットのチャット。この2種類のチャットには様々な違いがあるけど、チャットの機能として考えた時の大きな違いの一つが「スレッド型」であるか否かだと思います。 Microsoft Teams において「スレッド」という言葉は出てこないのですが、「新しい会話」と言われてもピンと来ないので僕は良く「スレッド」と説明しますがこの方が理解してもらいやすいです。(ただし、スレッド型掲示板を触ったことがない・知らない層においては結局ピンと来てもらえませんが…)

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