昨日1日は本当にドキドキしましたが、無事に Microsoft MVP 再受賞です。2年目に入りました。いつも楽しく活動しているコミュニティメンバーの皆様やアドバイスいただける諸先輩方やこのブログを読んでいただいている皆様にも感謝です。そして活動を支えてくれる家族にも感謝です。
僕の場合は去年の9月に初受賞されています。 Microsoft MVP は1年更新なのですが実質2/3くらいです。9月までに初受賞すると翌年の再受賞審査の対象になり、10月以降に初受賞すると翌年の再受賞審査はスルーできちゃうんですよね。非常に不公平感がありそうですが、そもそも Microsoft MVP ってコツコツと日々のコミュニティ活動を楽しんでる上でのスパイスみたいなものなので、受賞されるだけでもうれしい事だから!…とはいえ、肩書きは憧れるし魅力的な特典もあるので1日でも長く受賞していたいですよね。9月までに初受賞するのが損かと言うと必ずしもそうではなくて、審査対象期間が通常4月から翌年3月までだけど、9月初受賞ならその年の4月から9月までの活動実績は翌年の再受賞のときの審査対象期間に含まれるので、一度受賞した実績のある期間を利用できるという事です。まぁそれでも初受賞期間が短い事には変わりないので、これから Microsoft MVP をもし目指す方がいらしたら、現時点では10月に受賞されるように動く方が良いかも?
という事で、初受賞から短い期間で色々な初体験をして今回再受賞で一通り経験できたかな?というところです。僕の場合は、まずコミュニティ活動を始めたところから人生が変わりました。そして Microsoft MVP を受賞したところでも人生が変わりました。特に他のカテゴリの Microsoft MVP と知り合えるのも大事なポイントです。凄い人達の集まりですからね(僕はたいしたことないけど)。僕の場合、 Office 365 以外のコミュニティまで手を広げていないので知り合う場なんてあまりないですからね。また、 MVP Global Summit に参加した事は本当に貴重な経験で、是非来年も参加したいです。
海外の人と話をしていると(英語話せないけど…)、海の向こうでは Microsoft MVP の知名度は高く敬意をもって接してくれるそうです。一方日本国内では知名度はそんなに高くなく、たいして敬意も持ってもらえません(笑)個人的には知名度はもっと高くなってもらいたいけど、敬意は持ってもらわなくても良いですが。会社の名刺に Microsoft MVP のロゴを入れてもほぼスルーされるし、営業さんと同行して「彼は MVP なんです」って紹介されても「ん?(なにそれ…)」みたいな反応が多いです(笑)ただ、この1年目の間に転職活動をしましたが、それなりに影響ありました。
Microsoft MVP とは高い技術力を持った人がなれるわけではありません。コミュニティへの貢献度や影響力なども非常に重要です。人それぞれ得手不得手があるので、高い技術力を持っているけど人前に出る事が得意じゃなければ業務で力を発揮すれば良いし、技術力はそこまで高度にはないけど自分の好きな事を人に楽しそうに伝える事が得意で好きな人はそういう方法で力を発揮すれば良いです。もちろん Microsoft MVP には技術力も高く貢献度も高く影響力も強いスーパーマンみたいな人もたくさんいるけど、僕みたいに技術力じゃないところで受賞できている人間もいるという事です。つまり「私はそこまでスキルないから…」という人でも、愛さえあればコミュニティに参加すれば良いし、挑戦してみたければ登壇すれば良いしブログ書けば良いと思います。
僕は「家庭内で Office 365 を楽しく使い倒し、そこで得た知見や経験は業務にフィードバックできる」という Home 365 的活動を主軸にしていますが、今後もこの方針は変わらず、とにかく「楽しく」活動を続けていきたいと思います。
最後に。
海外のコミュニティリーダーが Microsoft MVP を受賞した時に「受賞できたのはコミュニティメンバーのおかげだ。MVP ( Most Valuable Professional )じゃなく、MVC(Most Valuable Community)だ。」と言っていました(たぶん)。コミュニティは家族も同然だとも言っていました。日本人にはなかなか言えないセリフだけど、僕も心の中では本当にそう思います。感謝!