PowerApps : iPhone の設定で画面の向きを固定している場合のモバイルアプリの挙動

※ iPhone しか持っていないので Android などはわかりません。

スマホには縦長で持った時のポートレートモードと、横長で持った時のランドスケープモードがありますよね。スマホを縦向きから横向きにすれば勝手にポートレートモードからランドスケープモードになりますが、僕の場合、寝る前などに横向きに寝てスマホをイジる時に勝手にランドスケープモードになるのが嫌なので、基本的に画面の向きはポートレートモード(縦向き)で固定しています。この場合、 PowerApps モバイルアプリの挙動が気になったので備忘録。

▼ iPhone の設定で画面の向きは固定しています

▼ PowerApps のモバイルアプリを開くと当然ポートレートモード

あれ?関係ないけどいつのまに iPhone X のUIに対応していたんだ? App Store の PowerApps のアップデート情報はいつも「バグフィックスとパフォーマンスの改善。」しか記載がないのでアップデート内容がよくわからないのが困るところ。

本題に戻り、 PowerApps でアプリを作成する際にモバイルサイズかタブレットサイズを選択しますが、タブレットサイズで作成したアプリであってもモバイル端末で利用はできます。

▼モバイルサイズで作成したアプリを開くとこんな感じ。想定通りポートレートモードのまま。

あれ?これまた関係ないけど、 iPhone X のUIに対応していたハズが、個々のアプリでは対応されてないじゃん!ホーム画面のみ対応?そりゃあまり意味がない…。

また本題に戻し…

▼タブレットサイズで作成したアプリを開くと

このように画面の向きを iPhone で固定していても、ランドスケープモードでアプリが開きます。まぁ、これは別に良いですが、この後にアプリを閉じると…

▼ PowerApps のモバイルアプリのホームがランドスケープモードのまま

ポートレートモードに戻ってくれないんです。iPhone の設定で画面を固定しているので、この状態で iPhone を縦向きにしてもダメなんです。縦向きに持ったら顔も90度傾けないといけないんです。
結果的に一度モバイルアプリを閉じてもう一度開くとポートレートモードになります。もしくは、モバイルサイズのアプリを開くとポートレートモードになり、その状態でホームに戻るとポートレートモードのままです。また、 iPhone の設定で画面固定を解除するという手もありますが。

ちょっと動作が微妙ですが、大きなデメリットではないので、そういうクセがあるって事が分かっていれば良いですね。でもできれば強制的にランドスケープモードになるなら、戻った時にはポートレートモードに戻ってもらいたいところです。

それと… iPhone X のUIにアプリ画面も対応してほしい!