Microsoft MVP 再受賞!気付けば5年目

米国の Microsoft 本社から1年間の技術コミュニティ活動を表彰してもらえる Microsoft MVP アワードで再受賞されたメールが夜中に届いていました!今回で5度目です。

そもそも「 Microsoft MVP とは?」という方も多く、当ブログのアンケートの結果を見ても4割の方が存在を知らないという結果でした。

Microsoft の社員と勘違いされる事もありますが違います。詳しくは以下のサイトでご確認ください。

Microsoft MVP Award
https://mvp.microsoft.com/ja-jp/

で、1回受賞されたからってずっと Microsoft MVP で居続けられるわけではなく、1年ごとに受賞されていくものなので永続的に活動し続けないと再受賞を逃します。現在の再受賞までの流れは、前年4月1日から今年の3月31日までの活動実績を提出し、4月~6月の3ヶ月が審査期間、そして7月の頭に結果がメールにて伝えられるという流れです。そしてこの審査がブラックボックスになっており、世の中の Microsoft MVP の多くが毎年審査機関の3ヶ月をモヤモヤしたまま過ごすわけです。そして例年は7月2日の朝起きたらメールが届くのに、今年は数日延期されるという連絡が来ていたのでモヤモヤがピークに達していたというわけです。 Microsoft MVP の中にはメールが届くまで深夜起きていた人もいるくらいですね。僕はガッツリと寝ちゃいましたけど。

Microsoft MVP の認知度が低いのは前述のとおりですが、これは特に日本ではそう感じます。英語ニガテマンの僕も少しずつ海外の人と機械翻訳を使って交流する機会もありますが、海外では Microsoft MVP の認知度は日本に比べて高めな印象です。これは Microsoft ( 特に 日本マイクロソフト )のアピールが足りていないという点もあると思っていて(別にディスっているわけじゃないです)、聞くところによると 日本マイクロソフト の社員さんの中にも Microsoft MVP の存在を知らない人も少なくないとか。また人のせいにしてばかりも良くなく、僕ら Microsoft MVP のアピールも足りないと思っています。自分が所属する技術コミュニティ内においては知名度は高いものの、コミュニティなんて非常に狭い範囲ですから。だからこそ当ブログのアンケートを見ただけでも知名度の低さが伺えます。
そこで僕は現在所属する企業に入社してからその立ち位置を活用し、技術コミュニティに属していない人・技術コミュニティの存在すら知らない人、いわゆる「非コミュニティ層」へのアプローチができるため、非コミュニティ層とコミュニティ層の橋渡しができないか?というエッセンスを活動に加えてみました。もちろん某弊社にもコミュニティ層にアプローチできるため Win-Win な関係を保っています。そもそも「技術コミュニティ」の存在すら知らない人も多いため、素晴らしく楽しい世界を少しでも多くの人に知ってもらいたく、またその過程で Microsoft MVP の存在を知っていただければいいなと思っています。

僕のコミュニティ活動の源は「 Microsoft 365 愛 」であり「 Microsoft 365 大好きオジサン」です。何でここまで好きになったのか?それは僕も良くわかりません。たまたま巡り合って SharePoint を仕事として扱うようになったのがキッカケだけど、元々昔から「仕事も楽しまなきゃ人生損」がモットーみたいなところがあって、例えば音楽のように好きな事を仕事にしていた時もあれば、逆に仕事にしたからこそ好きにならなきゃ!という思い込みが徐々に本当に好きに変わっていくという。おそらく Microsoft 365 も後者の部類かと思います。なんだか恋愛みたいな感じですね。僕にはITのスキルというバックエンドが非常に少ないため、技術力ではなく本当に「好き」という気持ちだけでここまでやってきている感はあるし、基礎が備わって技術力も経験値も高い人に追いつく事は無理だと早めに判断し、逆に開き直って技術力が低い事を強みにしちゃったりしています(笑) 特に Microsoft 365 も Power Platform もエンジニアじゃない人達でも扱えるサービスなので、そういう層の人達にとっては技術力高めの人が難しい話をしてもなかなか響きませんからね。それなら頭の悪そうな僕みたいな人間でも幸せになれる話をした方が響くのかな?なんて思いつつ。

残念ながらコロナ禍がなかなか落ち着かず、世の中がオンラインが主戦場になってから3年目。毎年「来年こそは!」なんて思いながら決して明るくない未来に失望せず、逆にオンラインだからこそ場所を選ばずに技術コミュニティ活動に参加できる人も大きく増え、いわゆる「一度も会った事のない友人」も増えました。そのチャンスはオンラインだからこそですね。とはいえ、さすがにオフラインでのイベントにもかなり飢えています。海外ではハイブリッドなイベントも増えてきているので、日本も徐々にそういう方向に向かっていけるとまたコロナ禍前の楽しい日々が過ごせるのかなと思います。

僕のコミュニティ活動の主はこのブログです。オフラインだろうがオンラインだろうがブログは影響ないです。開設当時から平均2日に1記事のペースで更新していっていますが、幸いモチベーションは高くこれからも楽しく更新していこうと思います。そしてなかなか億劫で更新頻度が低い YouTube 。コミュニティイベントに関しては参加頻度は激減し登壇する回数が大幅に減りました。ただ、某弊社の僕の役割として平均月1回ウェビナーで登壇していたりします。

来年の再受賞に必要な活動はすでに4月1日からスタートしておりますが、目指すは6年目再受賞という事で「楽しく」をモットーにがんばっていきたいと思います。特に本ブログに関しては購読していただける皆さんのおかげでモチベーションも維持できているところもあります。過去に僕自身が SharePoint について困っていた頃に先輩方のブログで救われました。同じように僕のブログでほんの少しでも助かったと思ってもらえる人が1人でもいればうれしいなと思っています。「恩送り」ってカッコイイ言い方がありますけどね。そんなたいそうなものではありませんが、良い言葉ですよね。