2020年の振り返りと年末のご挨拶

あ、たまに登場するこのキャラは僕が生み出したオリジナルキャラ「くまごろう」です。


僕は1日早く本日で仕事納めという事もあり、明日から大掃除ガンバル君になるのでブログの方もこの記事で今年のブログ納めとさせていただきます。あ、ウソです。今日のうちにもう1本くらい記事書く予定なのと、先週スルーさせてもらった YouTube のまとめ動画を公開予定です。

おそらく読者の大半は僕みたいな人間の活動は理解し難いと思います。コミュニティ界隈だと誉め言葉になるんだけど「ヘンタイ」の部類ですよね。仕事に関する勉強を勤務時間外にも自発的にというより嬉々としてやっていて、家族がまだ寝ている早朝に起きてすぐに Microsoft 365 ポリスとして変更点や新機能がないかを巡回。ヒマさえあればSNSなどで情報収集。挙句の果てには、家族で Microsoft 365 を使いだす。そして、これまた休日や平日夜に準備をして基本的にはタダでオンライン登壇などでアウトプットをする活動。趣味なんですよね。僕は他にも趣味がたくさんあるし家族と過ごす時間も大切にしたいので、結果的に仕事にも直結するこの活動を優先的な趣味としているという計算はありますが。もちろん勤務時間外は全て趣味なので給与が特に増えるわけでもないです。こうやって言語化するとあらためて「ヘンタイ」ですね…。そこまでして僕を動かす原動力は?それは一言「楽しいから」です。頭の悪そうな言い方だけどこれに尽きます。逆に楽しめなくなったら即やめます。

■本ブログのアンケートについて

今年は初の試みとして先月アンケートを実施しました。

本ブログについてアンケート

アンケートというよりは励ましや感想やご意見くださいという感じです。うれしい事にたくさんの回答があり、励ましのメッセージも多くいただきました。ご意見は早速少し反映させています。元々、自分への備忘録として開始したブログですが、少しずつ誰か1人でも役に立ってもらえたらうれしいという気持ちも強く、それも一つのモチベーション維持になっています。
回答結果を見ると、 Microsoft 365 について「大好き」と回答した方が6割です。これは意外でした(笑)困って検索してくる人は大抵恨み節かと思っていたので。僕としてはこの割合を今後もどんどん高めていくのに貢献できたらと思います。そして Power Platform については知らない人が結構いました。だいぶ盛り上がってきたけどまだまだ布教が必要なようです。そして検索から知った人が大半という事と、このブログを毎回チェックしてくれている人が半分以上という点もうれしいです。まぁもちろんアンケートにわざわざ回答してくれるくらいな人達なので!という面もありますが。あとは、意外だったのがIT部門の人が半分以上でした。僕のブログはIT部門向けの運用管理系ネタが少ないですからね。ただ、結局ユーザーから問い合わせがIT部門に来るのであれば、利用者としての機能の把握も必要ですもんね。ご苦労様です。あとはこのブログを周囲に広めたいか?という問いに9割がた「広めたい」とあってうれしかったです。そして残り1割の中には「自分だけのものにしたい」という理由もありました(笑)また、僕の事を知っているか?という問いには大半の人が「知らない」だったので僕の活動もまだまだです(笑)というより、まだまだ「コミュニティ」の存在が全然知られていない現状ですよね。多くのユーザーコミュニティが存在して、僕よりも凄い人達がアウトプット・インプットをしている場があり、凄く楽しい場でもあるので、どんどん人口を増やしていきたいです。そして Microsoft MVP についても4割くらいは「知らない」という回答でした。特に日本では Microsoft MVP の認知度低いですからね。 Microsoft の社員だと思ってる人も多いと思います。違うんですよね。あとはこのブログでIT技術以外のネタで発信する事について8割の人はカテゴリ分けすればOKとの事でした。これはそれでも非常に迷っていて、中にはRSSで社内のSNSに自動通知させる設定をしているところもあるようで、その場合、関係ない記事が通知に流れるのはあまり良くないのかな?とか…(まぁ、すでに Power Apps で楽器アプリを作って演奏会しました!なんて記事が通知に乗るのもアレですけどね)。ちょっともう少し悩んでみます。で、最後に一言メッセージの部分は涙が出そうなほどうれしいメッセージをたくさんいただけて、褒められて伸びるタイプなので、今後もがんばります!

■激動の年

ここ5年くらいは、結婚→家購入→子供→転職→ Microsoft MVP 受賞→また転職などと毎年激動の年で、そろそろ安定するというか落ち着くかな?と思った矢先のコロナ禍。通勤が大嫌いな僕が在宅勤務でハッピーになれ、3月から出社したのは3回、仕事で外出したのは2日前の1回と、合計4回しか仕事で家から離れる事がなかったです。1年前は予想もできなかった事です。ただ、喜んでもいられないです。もちろんコロナ禍が過ぎ去るどころかいつ落ち着くのか?とか、自分や家族・親族が感染するんじゃないか?といった不安。生活環境が変わって体調は大丈夫なのか?といった不安。家族と接する時間は非常に増えたのは良いけど、友人と全く会えなくなったり、コミュニティ活動もオフラインイベントがなくなったのは寂しいし、色々と楽しみにしていた計画も全てパァになりました。10年後くらいに「2020年って凄い年だったよね!」と言うのか?それとも10年後も同じような状況なのかはわかりませんが、とにかく凄い年でしたね。

■コミュニティやイベント

そんな世の中が激変する中、コミュニティイベントも変わらざるをえなく、オフラインからオンラインに切り替わったが大きいですね。まず地理的な問題がなくなった事で参加できる人口が単純に増えたので3月~5月あたりはむしろ賑わっていたように思えます。また、今まで地理的な問題でコミュニティを立ち上げられなかった人達がオンラインになって立ち上げはじめて、コミュニティやイベントが飽和状態になった感じもありました。うれしい反面、そんなに参加できないし…という状態。また、 YouTube などにセッション動画をアップロードしていつでも見れる方法を取るイベントも増えて動画のアウトプットが増えたけど、そんなに観るヒマもないから結局観れなかったり、後日録画が公開されるからとリアルタイムでイベントに参加する価値が下がってむしろイベント自体は徐々に申込者数が減少傾向になってきた感もあります。また、割と律義な日本人はオフラインのコミュニティイベントでは申込者数と実際の参加者数、つまり参加率が非常に良いし途中退室する人もほとんどいませんでした。それがオンラインになると参加率はオフラインに比べると低いし途中退室する人も増えました。これはネガティブな意味だけでもなくて、今まで興味はあったけど様々な理由で気軽に参加できなかった層の人達が気軽に参加できるようになった!という意味ではむしろポジティブな意味が出てきますよね。例えば家事育児で休日や平日夜は参加が厳しかった人達が隙間時間に参加してみたり、ながら参加できたり、と。とにかくこのイベントのオンライン化はおそらくコロナ禍が過ぎても続くんでしょうね。そして運営側は大変だけど、オフライン+オンラインみたいなハイブリッド型も出てくるんでしょうね。運営側としては多少なりとも機材の投資をした年でもありますよね。ガッツリと沼にハマった人もいれば、いかにお金を掛けずに質を上げるか?を進んだ人もいたと思います。いずれにせよ3月4月当初に比べると全体的なオンラインイベントの質は上がりましたよね。

■僕の活動

僕はというと、今年のアウトプット・コミュニティ活動を振り返るとこんな感じ。

【ブログ】
個人:216記事
仕事:14記事

【登壇】
個人:17回
仕事:12回

【動画】
個人:48本
仕事:4本

【主催コミュニティ】
2つ

【コミュニティ運営メンバー】
2つ

【資料】
17ドキュメント

ザックリ調べたんで漏れもあるけどこんな感じです。ブログは相変わらずというか今年は多かったです。登壇回数は仕事は置いといても個人の17回は去年に比べると少なかったと思います。これはオンラインイベントに変わって登壇に挑戦する敷居も低くなり、多くの登壇挑戦者が増えたのであえて僕がガツガツ行くよりも挑戦者や予備軍の背中を後押しする方に専念したく、運営などに回ったからです。で、自分のアウトプットは動画の方に専念したってわけです。

■来年は

今のところは特に変わらず今の活動を続けていく予定です。強いて言えば、コミュニティ活動の方でもアウトプットしたい!という予備軍の背中を後押しする方向にシフトしていきましたが、某弊社のウェビナーでもほぼ僕しか登壇していない状況なので、もっとタレントを増やしていく行動を取りたいかなぁ!というくらいです。


という事で、こんなに文字だけで長文だと誰も読まないと思うけど、あえて最後に今年の挨拶を(笑)

今年もこの怪しい黒いブログに遊びに来ていただき、ありがとうございました。来年も引き続きよろしくお願いいたします。