Microsoft Teams :チャネル会議でも会議のオプションで特定のユーザーを発表者に指定できるようになった

■少し前までは?

以前、以下のような記事を書きました。

Microsoft Teams :会議で出席者のミュート解除を許可しない設定が会議オプションからできるようになった

で、この本題ではないんだけど、記事内で、チャネルに紐づけた会議の場合は、会議のオプションの「発表者となるユーザー」で「特定のユーザー」を選択できない。って書いてるんですよね。

▼記事内の当時のスクショ

実際に「特定のユーザー」を選択できないし、できない理由が「現時点では、チャネルの会議で特定の発表者を選択することはできません。」って明記されていますからね。

■現在

それが、昨日たまたま同じ事をしてみたらできたんですよ!

実際にやってみます。

▼チャネル会議を作りました

▼その会議のオプションを開き、発表者となるユーザーを「特定のユーザー」にします

あら、表記が変わったぞ!

▼「発表者を選択するには、個別に会議に招待してください。」

以前は「現時点ではできない」と書いてあったけど、今はできそうです。「個別に会議に招待」とはどういう事かというと、

▼会議の詳細画面で出席者にユーザーを追加して会議の詳細を更新

▼会議のオプションを開きなおして「特定のユーザー」にすると選択できる!

ちなみに、会議のオプションはブラウザーで開かれますが、出席者に特定ユーザーを追加する前に開いた会議のオプションを、特定ユーザーを追加した後にブラウザーの更新ボタンで更新しても、この項目はまだ「会議に招待してください」のままでした。つまり、特定ユーザーを追加した後は、再度、会議のオプションを開きなおさないとダメなようです。

▼さっき追加したユーザーが選べる!

では、実際にチャネル会議を開催してみます。

▼チャネル会議

▼参加者一覧

ちゃんと指定したユーザーが発表者になっています。他のユーザー(開催者以外)は出席者になっています。

という事で、いつの間にかチャネル会議でも発表者に特定ユーザーを指定する事ができるようなってたんですね。


非チャネル会議は会議チャットや添付ファイルの挙動は個人・グループチャットと同じなので、しかるべきチームがある場合はチャネル会議で開催した方が、チャットはチャネルのスレッドに保存されるし、添付ファイルもチャネルのファイルタブの中に保存されます。もしチーム内で定例会議を設けてる場合は、チームに定例会議用のチャネルを作ると良かったりしますよね。その時でも、しっかりした会議をしたい場合は、役割を明確にする必要があります。今までは開催者のみ発表者にして、会議が始まったら特定のユーザーに発表者を割り当てていましたが、今回の変更でそれを事前設定できるようになったので、良いですね。

あとは、非チャネル会議でできる事がチャネル会議だとできない事もまだあるので、そこら辺のギャップを埋めてもらえると、更にチャネル会議を推奨できるんですけどね。今後に期待です。