情報解禁になったようですね。
What is Microsoft Dataverse? | Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/en-us/powerapps/maker/common-data-service/data-platform-intro
※現時点では日本語ページは変更されていないようです。
結論から言うとつまり「 Common Data Service 」通称 CDS が「 Microsoft Dataverse 」に名称変更されたようです。と同時に(少し前から変わっていましたが)一部の用語も変更されました。例えば「エンティティ」が「テーブル」になった、など。詳細は上に紹介した Docs 内のページを参照してください。
また、 Microsoft Teams で利用できる Common Data Service は「 Microsoft Dataverse for Teams 」と言うようです。
Reshape the future of work with Microsoft Dataverse for Teams—now generally available
https://powerapps.microsoft.com/en-us/blog/reshape-the-future-of-work-with-microsoft-dataverse-for-teams-now-generally-available/
しかも記事の中には「 We’re happy to announce that Dataverse for Teams is now generally available 」と書いており、GAされた、つまり一般提供されたという事ですね。
これでプレビューとしてではなく、 Microsoft Dataverse for Teams を利用して、Microsoft Teams ユーザーは追加費用なしに、また Microsoft Teams から離れる事なく、 Power Apps でローコードにアプリを作成でき、 Power Automate で自動化でき、 Power Virtual Agents でチャットボットを作成でき、それらを利用する事ができるようになるという事ですね。これ使いこなせたら凄いですよね。
で、気になるところは「 Project Oakdale は?」というところですが、そもそもこれが仮称だったわけで、ようやく落ち着いた感じですね。上述の通り、現在、日本語ページはまだ更新されていないので、逆にこれを利用すると、
Overview of Microsoft Dataverse for Teams
https://docs.microsoft.com/en-us/powerapps/teams/overview-data-platform
Project Oakdale の概要
https://docs.microsoft.com/ja-jp/powerapps/teams/overview-data-platform
※近日中に変更されると思うのでスクショ撮っておきました。
全く同じページの日本語と英語を比較すると、このように「 Project Oakdale 」がゴッソリ「 Microsoft Dataverse for Teams 」に置き換わっています。
名称変更の変遷をたどると…
■ Common Data Service の名称変更の変遷
[ Common Data Service ]
↓
[ Microsoft ???????? Pro ] (大人の事情で伏せる)
↓
[ Common Data Service ] (大人の事情で一旦戻る)
↓
[ Microsoft Dataverse ]
■ Microsoft Teams 内で利用できる Common Data Service の名称変更の変遷
[ Microsoft ???????? ]( Pro が付かない)
↓
[ Projct Oakdale ]
↓
[ Microsoft Dataverse for Teams ]
こういう感じですかね。間違いがあったら指摘お願いします。
気になるのは Dataverse の読み方ですよね。「データヴァース」でしょうか。そして慣れない単語なのでタイピングのミスにも注意せねば。
これで「 Project Oakdale が多くで~る」ってダジャレも過去のものになってしまいました…。
という事で発表当初はゴタゴタがあって仮称になっていたのが、正式名称になりつつ for Teams の方は一般提供開始されて、ようやく地に足が着いた感じですね。正直、僕もあまり触れてないので…触ってみないと!