SharePoint :知らぬ間に追加されていたモダンページの「 サイト Webパーツ 」を試してみる

例によっていつ追加されたかわかりません。自分のブログ記事のスクショを辿ると少なくとも今年の3/14の時点にはなかった事がわかったのですが、モダンページに サイト Webパーツなるものがありました。

▼「検出」カテゴリのここにありました

マウスホバーすると表示される説明は以下です。
「ハブ サイトを紹介したり、その他のサイトへのリンクを追加したりします」

▼では実際に追加してみました

なるほど、これは見慣れたUIですね。 SharePoint ホーム に表示されるUIですね。

▼ SharePoint ホーム の「よくアクセスするサイト」と同じ!

(僕のプライベートテナントは家庭内利用しているので、家庭じみたニュースのタイトルが混ざっていますが…)

▼Webパーツの編集をクリックすると右パネルが表示されます

選択のオプションには「ハブ内のすべてのサイト」と表示されているので、ハブ サイトを紹介するというよりは、ハブ サイト内のサイトを紹介するという感じですね。ここを「サイトの選択」にすると、ハブ サイト内のサイトを選択できます。

レイアウトは「映写スライド」と「カード」が選べます。映写スライドとはいわゆるカルーセルUIで、カードは上のスクショのように全部出す感じです。

▼実際にページを発行するとこんな感じです。「映写スライド」にしています。最大4サイトが表示されるようです

▼もちろんレスポンシブ対応されています(モバイルアプリも対応)

▼パーツにマウスホバーするとページ送りのボタンが表示されます

▼クリックするとページ送り。そして右上の「すべて表示」をクリックすると

▼ページが更新されコンテンツエリア内に一覧で表示されました

SharePoint ホームの「よくアクセスするサイト」のエリアは、サイトをフォローするかしないかで表示を制御できますが、こちらはページの作成者がハブ サイト内のサイトを表示・非表示を制御でき、もちろんサイト内のアクティビティも表示されるので、特にトップページにサイト Webパーツをリンク集のように配置すると良いかもしれませんね。

一つ気になった点があります。

▼Webパーツを編集する時に表示されている「+追加」

ここ、グレーアウトされてここから追加はできません。そして編集時には表示されるけど、発行されたページには表示されません。つまり現時点では機能していないUIです。


モダンページのWebパーツの追加は楽しみの一つですが、シレっと追加されていたり機能追加されていたりするので頻繁に使っていないと気が付きにくいですね。