去年の12月にプレビュー版が始まった Microsoft Whiteboard ですが、ちょっと触った後にスッカリ忘却の彼方でした。
つい1週間前くらいにたまたま Microsoft Whiteboard の設定画面を見ていたらなんか気が付いたんです。
▼ Whiteboard (プレビュー)のオンオフの上に、 Whiteboard のオンオフ設定が追加されてる。もしやGA??
あ、ちなみにSNSではよく「〇〇がGAになった!」みたいな発言があったりして、無知な僕は「GAってなんだろう?」でした…。文脈から類推してなんとなくわかりましたけど、調べてみると「General Availability」の略で、まぁやはり正式版とか一般公開とかそういう意味でしたね。
ちなみにIT用語のようで、別の業界でもGAって色々あるみたいですね。「総代理店」とか「遺伝子的アルゴリズム」とか…。
話を戻して…。今朝、Office 365 管理センターのメッセージセンターに以下のメッセージが出てきました。
▼やはり Microsoft Whiteboard のプレビューが終了!
数か月以内に一般公開されるとの事です。最初に紹介した設定画面にオン/オフ スイッチがありますが、プレビュー版のスイッチは既定がオフなので、今すぐに使ってみたい場合はオンにする必要があります。逆に正式版のスイッチは既定がオンのようです。
また、このアプリは現時点では(将来的にも?)ブラウザ利用はなく、Microsoft Store からダウンロードするアプリなので、 Windows 10 じゃないと利用できません。モバイルアプリもない感じです。
上述の設定画面は Office 365 管理センター > 設定 > サービスとアドイン > Whiteboard 内です。詳細は上で紹介した記事内にも記載しています。
で、久しぶりに触ってみたんです。僕には進化っぷりがわかりませんでした(笑)ただ、前回ちょっと触った時は実験していなかったのですが、近くの人と画面を共有してみました。共有というか招待ですね。
▼画面の右上の人のアイコンをクリック(汚いホワイトボード…)
1番目の「 Invite via email 」はメールで招待します。
2番目の「 Copy invite URL 」はURLをコピーするのでそれを招待する人に教える形です。例えば Microsoft Teams のチャットに貼り付けたりという感じでしょうか。
3番目の「 Export image (png) 」は単にpng形式で画像ファイルとしてエクスポートできるというものです。なので招待ではないですね。
実際にやってみたけど結構リアルタイムで描きっこができます。僕の場合は遠隔地のユーザーとホワイトボードを使う機会がないのであまりこのアプリの食いつきはよくないですが、会議にはホワイトボードは付き物なので、それを遠隔地の人と一緒に描けるのはニーズありそうですね。あとはやはりホワイトボードなのでタブレットにペンで描ける環境があると良いですね。 Microsoft Surface Hub と相性良さそう。
他に気が付いた事があります。(正しいかはわかりません。)
- 招待した人を削除する方法がわかりません。
- 誰を招待したかの共有ユーザー一覧も見つかりません。
- 作った Whiteboard は一度削除すると復元できなさそうです。
実は上述のスクショのホワイトボードですが、間違えて削除してしまいました。一覧ページで対象のホワイトボードの「…」メニューに「 Delete 」があり、このアイコンが人のアイコンだったから招待してる人を削除するという意味かも!と思ってクリックしたら…特に確認ダイアログもなくホワイトボードが消えてしまいました。
以前の記事でも触れたけど、Microsoft のデモ動画を観るとワクワクする内容なんですよね。現時点では、Skype for Business や Microsoft Teams でビデオチャットをつなげた状態で、Microsoft Whiteboard を使って遠隔地の人と会話をしながら一緒にホワイトボードを描く感じでしょうか。