Nintex FormsでDropbox??

Nintex Formsでフォームを作成すると、添付ファイルのところに「Dropbox 削除」って出てくるんです。

▼編集画面の添付ファイルコントロール

▼添付ファイルをアップした後の表示

「え?Dropbox??Dropboxと連携でもするの??デフォルトで??」

って思っちゃうじゃないですか。「Dropbox」って言ったらオンラインストレージサービスのDropboxが有名じゃないですか。

これややこしいですね。Dropboxと連携する機能はNintex Workflowにはあるようですが(詳しくないです)、ここに関しては別に連携しているわけではないんですよね。ただのリストの添付ファイルなんですよね。

添付ファイルの他にも出てきます。Formsの編集画面でコントロールを選択した際のリボンを見ると…

出た!Dropbox 削除!
これは結局、コントロールを削除するメニューなんですよね。

ちなみに英語版はどうなっているのかな?とググってみると…「添付ファイルを追加」は「Add Attachment」、「Dropbox 削除」は「Delete」でした。

添付ファイルの削除だけでなく、コントロールの削除にもDropboxが出てくるところを見ると、Deleteを日本語訳した際に「Dropbox 削除」になったんでしょうかね。

Dropboxはいったいどこから出てきたんだ…、謎です。ややこしいので正直「Dropbox」という表記は表示させたくないですね。Formsの編集画面のリボンの方はイイとしても、添付ファイルの部分に関してはユーザーが見る部分なので。JSで消せそうだし、CSSでも消せそうなので、そのうちやってみようと思います。

今回はとりあえず問題提起。もしDropboxに意味があるなどご存知の方はご一報いただければと思います。

チーム内での意思疎通を図るには用語統一は大事

SharePointに限らず共同作業をする際にチーム内で意思疎通を図るには、用語を統一させる事は非常に大事な要素のひとつだと思います。

IT業界で一般的に使うであろう汎用用語はSharePoint内では別の言い方があったりして、それをチーム内で同じモノを指すのに別々の言葉を使っていたらやはり認識齟齬が生じる可能性が高くなります。例えば「オブジェクト」という言葉は汎用的ですが抽象的です。これを多様するとどの粒度であったりそもそも何を指しているかが伝わりづらいです。

過去に2件記事にしたのですが、SharePoint内でも表記が揺れている事もありますので、この場合は、よりメジャーである方の言葉を選び、チーム内で統一させると良いと思います。

この用語統一を図るにはチーム内で用語集を作ると良いかと思います。それこそSharePointのリストなりWikiページなりを活用して。
用語集を作り上げる過程でも、チームメンバーの知識の再確認にもなりますし、間違いや勘違いなどの洗い出しにもつながりますね。

同じくこのようなブログにおいても、表記揺れがあると読者の混乱の元にもなりかねないので、気をつけたいと思います。