Microsoft Flow :Flow ボタンの入力でモバイルアプリからだとエラーになる種類がついに対応!

今朝、iOS のアプリのアップデートをチェックしたら Microsoft Flow でこんなアップデート内容を発見しました!

「Added number and Yes / No options input support to buttons.」

おぉ!ようやく!!

以前、こんな記事を書きました。

Microsoft Flow :Flow ボタンの入力でモバイルアプリからだとエラーになる種類

「はい/いいえ」と「数」は設定をするとモバイルアプリから Flow ボタンをタップしてもエラーになってしまう件です。これが今回のアップデートで対応されたとの事です。ようやくですね。

では早速試してみます。

Office 365 の日々のアップデートは細かいところまでアナウンスしてくれないので、実は知らない間にシレっと対応されるのでは?と思って確認用フローを作成して定期的にチェックしていました。

▼「数」の動作確認用フロー

▼「はい/いいえ」の動作確認用フロー

それでは動かしてみます。

■「数」

これは関係ない話になってしまうけど、 Flow ボタンってボタンの中にフロー名が表示されるけど長いフロー名だと途中で切れて表示されるんですよね。なので同じような名前のフローがあるとどれだかわからなく、Flow ボタンを利用するフローの場合は、なるべく先頭にフロー内容がわかる文字を入れておいた方が良いです。(下のスクショを見ると左上のボタンと右下のボタンが同じ名前になってますよね。)

▼左上のボタンが「数」の動作確認用 Flow ボタンです

▼以前はボタンをタップするとエラーでしたが、ちゃんと入力画面へ

▼いじわるして数字じゃない文字を入力

▼ちゃんと怒られます

▼では数字を入力し右上の「完了」をタップ

▼フローが完了し、通知が届きました!

■「はい/いいえ」

▼2段目右が「はい/いいえ」の動作確認用 Flow ボタンです

▼こちらもエラーにならず、入力画面になりました

▼タップするとダイアログで選択させます

▼選択できたので「完了」をタップ

▼フローが完了し、通知が届きました!

ただ通知の頭が「True」になっているのに気が付くと思います。上にこの動作確認用フローのスクショを掲載していますが、この通知の文言の先頭は「はい/いいえ」で「はい」を選択した結果を「True」と返しています。なので、通知などで「True」ではなく「はい」を返したい場合は、面倒だけどひと手間加える必要がありますね。

とはいえ、ようやく機能はあるけど使えない…というモヤモヤが解消されました。Flow ボタンは色々と用途のアイデアが広がります。例えばスタンダードなところでは、1タップで「遅刻します」などの勤怠を知らせたり、1タップで現在地を知らせたり…。
っていうか Microsoft Flow ってアイデア次第だと思うんですよね。どんどん使って無駄な作業を減らして日々の効率アップを目指したいですね。Flow アイデアコンテストなんてあると楽しそうですよね♪