PowerApps Studio for Windows は再生専用になりますね

PowerApps を利用するには大きく2種類の方法があります。

PowerApps Studio for Windows
(以下、「for Win」と記載します)

▼Microsoft ストア からダウンロードできるデスクトップアプリです。

PowerApps Studio for Web
(以下、「for Web」と記載します)

▼ https://web.powerapps.com にアクセスし、ブラウザで利用します。

パっと見はほぼ同じですね。 for Web の方は Office 365 ナビゲーション バー が表示されている事と、全体的に for Win に比べて狭い感じ?(両方とも同じモニターで画面最大です。)

で、数か月前の事ですが、 PowerApps の中の人がブログで3月に以下の記事を投稿しています。

PowerApps Studio for the Web is Generally Available for Production Use
https://powerapps.microsoft.com/ja-jp/blog/powerapps-studio-for-the-web-is-generally-available-for-production-use/

例によって英語が苦手な僕なので自動翻訳の手を借りて読むと、以下のような内容が記載されています。(たぶん)

  • for Web がGAされました。
  • for Web は、アプリを構築するための推奨方法です。
  • for Web はリリース以来、利用が急増しています。
  • for Web で作成すると常に製品の最新の状態で利用できます。
  • for Web は Mac や PC、職場や家庭…常にブラウザで作業できます。
  • for Web は for Win をも上回り、機能とパフォーマンスが向上しました。
  • なので、 for Win は編集ができなくなります。
  • Microsoft ストアからは引き続きダウンロードでき、アプリの再生では利用できます。
  • 編集機能は2018/6/1に廃止されます。
  • for Web に焦点を当てて、どのアプリ作成者も最新機能で使用できるようにします。
  • すでに作成したアプリは引き続き for Web で編集できます。

こんな感じです。つまり、 PowerApps はブラウザで使って欲しいです!ってことですね。

たしかにデスクトップアプリだと利用環境が限定されてしまうし、アプリのアップデートがあってもユーザーがアップデートしないと古いまま。だとしたら、同等の機能がブラウザで利用できるならその方が良いですよね。

で、 PowerApps Studio for Windows を開いてみると、以下のような表示がありました。

▼相変わらず若干変な日本語ですが。

ここでは6/1にデスクトップバージョンに取って代わる(なかなかの表現(笑))らしく、ブラウザーから利用ができると記載はされているけど、編集できなくなるという記載はない感じですね。実際、6/5の現時点でも僕の環境ではまだ編集はできています。

中の人が編集できなくなるってブログに書いていると上述していますが、正直、自動翻訳と僕の解釈が入っているので間違えている可能性もあります。ただ、いずれにせよ、特別な理由がない限りは、ブラウザで使った方が良いですね。魔法のようにアプリをデモで作ってしまう PowerApps マジシャン(勝手に僕が命名)の吉田さんも、デモでは PowerApps Studio for Web 使っていました。