そもそも「後のために保存」ってのは
▼ SharePoint ニュースの下部のソーシャルバー内の「後で見る」
▼ SharePoint スタートページの「サイトからのニュース」の左下の栞のアイコン?
を押すと、保存されて、
▼ SharePoint スタートページの左の「後のために保存」に保存が表示されます
これにより、ニュースをパっと見た時に時間がないから後でじっくり読みたい場合に、この機能を使うと良いですね。つまりブックマークですよね。完全にユーザー1人1人の自分専用の機能。
これ、当ブログの2019/12/04の記事によれば、ライブラリのドキュメントも「後で見る」が追加されていたんだけど、なぜか今確認すると消えちゃってるんですよね。よくありがちというかこの記事のネタ自体もそうだけど、展開後にシレっとなかったようにされる事があります。
↓現時点では利用できないけど一応紹介
で、この「後のために保存」がWebパーツとしてあったんです。
▼元は「 Saved items 」という名前で登場
▼いつの間に「保存されたアイテム」という名前に変わってた
SharePoint :「 Saved items 」Webパーツが消えたと思ったら「保存されたアイテム」に翻訳されていた
▼さらに「後のために保存」という名前に変わってた
もう何なの!?って感じですが、そんな歴史があります。最終的な翻訳も微妙ですね。そして実はこの「後のために保存」Webパーツ…そこから少し経った頃に忽然と姿を消したんです…すぐ復活するのか?と思ったら何か月も復活されず…なかったことに…。
そんな中、数日前にシレっと再登場していたのを見つけたんですよね!自然に鎮座していたので正直いつ復活したかわからないです。
ではちょっと試してみます。
▼「検出」カテゴリ内にシレっと復活されてた!
▼Webパーツ自体は特に変化はない
と思いきや
▼設定が進化していました
以前はこのスクショで言う「アイテムを指定の数まで一度に表示」の設定項目しかなかったんです。なので、正直なところ、 SharePoint スタートページにあるパーツと同じなのであえてサイトのどこかにWebパーツとして貼り付ける意味が見出せませんでした。
ところが今回の設定項目の追加で少し利用用途を見出せます。ほんの少し…。
▼ソース
例えばこのソースで「このサイトの保存済みアイテム」にすれば、サイトでフィルターをかけられるので、このサイトの中のユーザー個人がそれぞれ保存したニュースを表示させられます。 SharePoint スタートページのパーツとは差別化が図れますね。ただ、そこまでユーザーがそもそもの保存機能を活用しているのか?という話もありますが。
▼種類
ここでページのみやドキュメントのみに絞れますね。ただ…そう…現在ドキュメントの「後で見る」が何故か使えないんですけどね。どっちかっていうとドキュメントの方が後で見たい場合が多いので、早く復活してほしいです。
▼レイアウトを「ウィンドウ名」にすると
▼シンプルなテキスト表示に
でもね、なんとなくここはページやニュースのサムネイル画像が表示された方が良いと思うので、僕はグリッド派かなぁ。
と、まぁ結局正直なところ、このWebパーツの利用シーンは未だにしっかり見出せません。強いて言えばこれは完全に個人的趣味ですが、自分だけのサイト(というか Microsoft Teams で俺様専用チームを作成し、その裏側の SharePoint のチームサイト)に、このフィルターを使い分けてこのWebパーツを数個貼り付ければ、自分だけのブックマークページが作れますね。
う~ん、皆さん、このWebパーツ使います?良い利用シーンがあったらむしろ教えてください!