SharePoint :ニュースやページに「イマーシブ リーダー」が実装された

イマーシブ リーダーって言うと、過去にも Microsoft Teams や Microsoft Forms や OneNote で展開されている機能として紹介しています。コンテンツを読みやすくするための全画面閲覧の機能で、元々は教育機関向け、つまり学生に対して実装された機能のようです。失読症などの学生をサポートするように設計しているとの事。もちろん、健常者でも文章を集中して読みたい場合は有効な機能です。僕もたまに Microsoft Teams に長文のメッセージがあった場合、イマーシブ リーダーを使って読むこともあります。

Microsoft Teams : Immersive Reader って???

Microsoft Teams :イマーシブ リーダー が少し進化していた

Microsoft Forms :イマーシブ リーダーが使えるようになってた!

さて、今回はそのイマーシブ リーダーが SharePoint にも展開されました。ニュースやページです。

では、見てみます。今回はページで試します。ニュースも同じです。

▼ページ

テキストばかりで読むのが大変そうです。それでも昔の SharePoint に比べると読みやすくなりましたけどね。

▼編集バー

「イマーシブ リーダー」が追加されていますね。クリックすると…

▼イマーシブ リーダー

このようにテキストコンテンツを読みやすく表示されます。もちろんこれだけでも集中して読む事に最適化されていてイイです。更に、下部の

▼ココ

再生ボタンをクリックすると喋ってくれます。音声の速度を調整できて結構自然に喋ってくれます。目が疲れている時に長文テキストを見て辟易とするような場合は、イマーシブ リーダーで喋ってもらって、目を閉じながら聞いても良いです。また、流し読みとかラジオ感覚で他の作業しながら頭の中に軽く入れたい情報の場合は、再生した状態で別の作業してもOKですね。ただし、このサンプルのように漢字のふりがなをカッコ書きで書かれている文章だと若干不自然な箇所がありました。

他にも色々な機能が備わっていますが、基本的には Microsoft Teams のそれと同じです。機能としては全部同じものを流用してるんでしょうね。なので、上の記事の中で詳細な説明を書いてる記事があるので参照してください。ただ、直感的なUIだし片っ端から試してみた方が良いかもしれないです。

ちなみに僕が所属している某弊社はグローバル企業なので、社内のニュースは英語で SharePoint ニュースで発信されます。なので早速イマーシブ リーダーで翻訳して喋ってもらっていますが、快適です!

▼翻訳設定箇所

TAICHI