皆さん Bing 使ってます?ネットで検索する時は「ググる」って言わずに「ビングる」って言いますか?どうも僕です。いやぁ、僕も正直ググりまくってる方です。 Bing はなかなか使わないです。ただ、 Microsoft 365 と Microsoft Bing って同じ Microsoft なので、 Microsoft Search の登場で、言葉が正しいかわからないけど「融合」できるんですよね。以前にこんな記事を書きました。
Microsoft Search が使えるようになったのがおよそ2年前だったんですね。この記事でも書いてるけど、 Bing に Microsoft 365 のアカウントでサインインすると、 Bing から検索するとインターネット上の検索結果と Microsoft 365 上の検索結果が一緒に表示されるんですよね。ある情報が欲しい場合、その情報はインターネット上か Microsoft 365 上か、と最初に考えて、 Google で検索すべきか? Microsoft 365 で検索すべきか?と判断せずとも、 Microsoft 365 アカウントでサインインされている Bing から検索すれば欲しい情報が検索結果に出てくる…という具合です。つまり「どこで検索すべきか?」を迷わずとも Bing で検索すれば良いという感じ。
一方でだいぶ過去に聞いた話では、オンプレミスの SharePoint でユーザーが検索をした時に、ユーザーは「パソコンのブラウザーで検索したからインターネット上の情報かと思った」と、SharePoint 上の社内機密情報の入ったファイルを顧客に渡した…なんて事もあるので SharePoint の検索ページに「これはイントラサイト上の社内情報です」とデカデカと明記するカスタマイズをしてほしい…なんて話がありました。そんな考えもあるんだなぁと当時は思いました。そう考えると Bing 上から Microsoft 365 上のデータも検索できちゃうなら、どうなんでしょうか?
という話を思い出したところで、先に話を進めると、久しぶりに Microsoft Edge で Bing を見たら色々変化があったので見ていきたいと思います。ちなみに Microsoft Search ネタを最後に記事にしたのは2019年5月でした…。
ここからキャッチアップを怠っていました。1年半以上も経てばだいぶ変化ありますよね。では見ていきます。
ちょっとすでに僕の環境では色々とサインインしちゃってるので参考にならない場合もあるかもしれませんが、
▼ Microsoft Edge の画面右上「…」から「設定」
▼「プロファイル」内で職場アカウントが追加されているかを確認
追加されていなかったらサインインしましょう。
この状態でおそらく既定の設定のままだと、 Microsoft Edge で新しいタブを表示させると、環境によっても人によっても違いそうだけど、
▼Bing の画面が出ると思います。
これ、良く見るとすでに Microsoft 365 アカウントの影響が出てるんですよね。
▼左上には組織のロゴが表示されます
これはテナント管理者が組織のロゴを設定していればの話ですが。あとはその左のワッフルアイコンをクリックすれば、
▼ Microsoft 365 のアプリメニューが出てきます
▼ヘッダー中央部を見ると、何やら Microsoft 365 のコンテンツらしいアイコンリンクもあります
▼さらにこの部分には「 Office 365 」というタブがあります
クリックすると…
▼こうなるんです
Office ホームみたいな感じですよね。先日 Office ホーム が少し変わりましたが、こっちは旧UIにプラスして現在地の天気や Outlook の予定表に登録されている今日の予定なんかも表示されていますね。なので実は Office ホームにアクセスしなくても、 Microsoft Edge でタブを開けばそこから Microsoft 365 にすぐアクセスできるんですよね。これはやはり全ての製品・サービスに「 Microsoft 」を冠してるからこその融合ですよね。
では Microsoft Bing を開きます。
▼ Microsoft Bing
左上のロゴが Microsoft のロゴに変わって、更に「 Microsoft 」を冠するようになったんですよね。で、更に右上には組織アカウントでサインインされている事がわかります。 Microsoft 365 アカウントのメールアドレスとプロフ画像が表示されています。これ自信ないけど、 Microsoft Edge の設定で組織アカウントを追加されていれば、 Bing でサインインする必要はないとは思うけど、もしサインインされていなかったら Bing 上でもサインインします。では、検索します。
▼検索結果
おや?1年半前の記事を見ると、検索結果のUIが変わってるんですよね。
▼ 2019年5月時点と現在(2021年1月)の比較
以前の方が「 Microsoft Search 」と色付きで目立っていますよね。一方、現在の方は実は僕も1分くらい探しましたよ。そしたら…
▼タブの並びに「職場」って
メッチャ、他のインターネット上の検索のUIに溶け込んじゃってる!これはなかなか気が付かないです。なんで目立たなくしたんでしょうかね?わかりません。
▼「職場」タブの中
以前とだいぶUI変わりましたね。これで組織内の Microsoft Search の検索結果が Microsoft Bing 上から表示されました。
▼サイトに絞ったり
▼ファイルやフォルダーで絞ったり
▼会話で絞ったりできますね
以前は Yammer と Microsoft Teams で分かれてたけど、今は「会話」で1つになっていますね。右に Teams か Yammer かはアイコンがあるので判別できます。
という事で Microsoft Search が登場して Bing 上からもサインインした Microsoft 365 上のデータを検索できるようになりましたが、 Microsoft Edge にサインインするとタブを開くだけで Office ホームのように利用できたり便利になるかと思います。あとはユーザーが Bing を使うかどうか?というところですけどね…。
Microsoft Search としては管理センターから組織に合ったカスタマイズができます。
以下の記事で少し紹介してるけど、当時は日本語対応が微妙でした…今もそうかな?最近は全然触ってないですが…。
徐々に機能が洗練されて日本語対応もされてくると、便利になってきそうですけどね。