※世代がわかってしまう記事タイトルですが…
オモシロ機能と言っていいかわかりませんが、 Microsoft Teams のルー大柴モードならぬ「 Together モード」が展開されました。これはまずは先日の記事でも紹介した「新しい会議エクスペリエンス」を有効化しないと現れないメニューでもあります。
Microsoft Teams :別ウィンドウで会議が開くように!会議のメニューバーが上部に!いよいよ「新しい会議エクスペリエンス」が展開された
で、じゃ Together モード とは?というところですが、 Microsoft 社の Microsoft 365 の VP である Jared Spataro 氏のブログを見るとドーンと写真があります。
Reimagining virtual collaboration for the future of work and learning
https://www.microsoft.com/en-us/microsoft-365/blog/2020/07/08/reimagining-virtual-collaboration-future-work-learning/
テレビ番組のひな壇のように講堂に全員で座っているように見えるモードです。冒頭でオモシロ機能なんて言ってしまいましたが、ビデオ会議特有の疲労感を解決する策であるようです。ただなんだかワクワクしちゃいますよね(笑)
「新しい会議エクスペリエンス」の展開と同時に Together モード も展開されるかと思ったらそうでもなく、先ほど僕のテナントで展開されている事が確認できたので試してみます。
以下を見てもらう前に先に諸注意ですが、オンライン会議系のネタを記事にしようとするとどうしてもスクショに誰かが表示されている絵が必要になります。で、誰かと言っても僕しかいません。なので、以下も僕の写真が出てきます。若干不快に思うかもしれないので先に覚悟を!(笑)
では試します。
ひとりトゥギャザーをします。今回最大5つのアカウントで一人で検証しました。我ながらアホです。
まず上述の通り、新しい会議エクスペリエンスを有効化した状態でオンライン会議に参加します。ちなみに Together モード は参加者一人一人が勝手にモードを変更するもので、会議主催者が参加者全員のモードを強制的に切り替えるなどの機能ではありません。そして、他の参加者が新しい会議エクスペリエンスを有効化していなくても自分が有効化していれば Together モード を利用できます。
▼会議に参加すると既定は従来からのギャラリーモードです
5アカウントで会議に参加しましたが、1台不調でカメラがオフの状態です。すでに絵がキモいですが、がんばって全部自分を表示させるようにカメラの向きを合わせました。
▼新しい会議エクスペリエンスで会議に入り「…」をクリック
「 Together モード 」がありますね。
僕が試してみたところ、会議の参加者が自分を含めて4人まででは「 Together モード 」はグレーアウトされて選択できませんでした。つまり、 Together モード を使うには5人以上が参加する必要があるという事でしょうか。
[2020/08/01 追記 ]
上の取り消し線の箇所、この時は5人以上参加してようやくグレーアウトが解除されて Together モードを選択できましたが、今試してみたら4人でも Together モードが選択できました。
▼参加者4人だけど
▼ Together モードが選択できました
また同時に「大きいギャラリー」というモードもありますが、こちらは7×7の49名が表示されるモードかと思います。ちょっと僕の環境では試せなかったです。
▼ Together モード
いやぁ、ホント、キモくてすみません。でも一人検証なので仕方ないです。晒してまで皆さんに発信したいという勇気と情熱を買ってください(笑)
で、まぁ、こんな感じで人物が切り抜かれて椅子に座ってるように見えます。ちなみにこのまま画面共有されると、 Together モード の絵は下にサムネイルで表示されました。
これが本当に疲労感の軽減になるのかどうかはわかりません。また、オンライン会議でカメラをオンにしない場合も結構多いっぽいので、そうなると全く活きませんね。今回のように1名カメラをオフにしていても5名以上いれば Together モード は選択でき、結果として1名表示されない状態でトゥギャザーします。なので、カメラオンの人が少なければ少ないほど、むしろ絵面としては声はたくさん聞こえるのに広い講堂にポツンとするので、むしろ心理的な疲労感はあがりそう…?
オンライン会議というよりも、例えばユーザーコミュニティを運営している人なら、 Together モード はオンラインイベントで使えるかも?とかそういう方向で夢が膨らむのかなと思います。
という事で、参加者の多くがカメラをオンにしていないと意味がない機能でもありますが、是非機会があれば試してみて、他人に強制する必要もなく自分だけ Together モード を試してみて、疲労感が軽減すると体感したのであれば、幸せに使ってみると良いかと思います。
あとはできればこの講堂の背景画像もオリジナル画像を指定できるとイイですね。まぁ、多くの人が某アメトーーク!にしてみたいと思うハズ!
それとドンピシャな世代の人は、記事タイトルのように「トゥギャザーしようぜ!!」って言いたくなると思いますが、知らない世代もいるので、スベる可能性も大いにあることを認識しておきましょう。会議で自分がプレゼンする前にアイスブレイク的に「トゥギャザーしようぜ!!」って勢いだけで言って壮大にスベったら、メンタルやられてその後のプレゼンに影響出ますからね…。