非常に既視感のある記事タイトルですが…実は去年の7月にこんな記事を書いています。
Excel ファイルのテーブルから SharePoint のリストを作成できる機能だったんだけど、実はこの後にシレっと機能が外されてなかなか復活されないなぁと思いながら忘れていました。
そんな中、今年の4/3に Microsoft 365 管理センターから以下のメッセージが公開されました。
▼新機能: Excel テーブルから SharePoint リストを作成する
えぇぇ!去年展開した機能がシレっと外されて、無かったことのようにまた新機能としてアナウンスされてる(笑)でも、そういうもんだと思ってるのでイチイチ気にしない方が良いですね。
で、今朝、僕のテナントに展開されていたので見てみます。
とはいえ、上述の2つの記事である程度試してはいるので、サクっと見るだけ。
▼相変わらずトップページの新規リスト作成からは Excel ファイルからの方法は利用できません
▼一旦「サイト コンテンツ」に行ってから「新規」→「リスト」
▼「 Excel から」が復活してる!
▼「 Excel から」をクリックした後の画面
ここで僕は違和感を覚えたんです。なんか前と違くない?と。で、上述の過去記事を見返しました。
以前も今回も相変わらず Excel ファイルをインポートできる機能はなさそうなので、一旦どこかにアップロードしないといけないのは変わりがなさそうです。ただ…
▼2019/07/11時点のスクショ
以前の機能では Excel ファイルの選択は「最近使ったアイテム」でした。SharePoint や OneDrive for Business にアップロードしたファイルが最近使ったアイテムとして表示されて、そこから選択してリスト化する感じです。
でも、今回は…
▼現時点でのスクショをもう一度
「このサイトに既にあるファイルを選択」と記載されています。つまり OneDrive for Business は対象外。そして「ドキュメント」と書いてある通り、このサイト内のドキュメント ライブラリのみが対象のようです。他のサイト内のライブラリに切り替えられるUIは見つかりませんでした。(もしあったらご一報ください)
つまり、以前に比べて対象範囲がかなり狭くなったという事です。憶測ですが、以前一回この機能が取り下げられて、今回このように対象範囲が狭まった事を考えると、そこらへんが何かしら問題となって一旦取り下げられたんじゃないか?と思いました。主にセキュリティ面などの問題とか?わからないから適当に言っていますけどね。
いずれにせよ、機能としては復活しましたが、まずリスト化させたい Excel ファイルは、サイト内のドキュメント ライブラリにアップロードしてから、リスト化する手順になりそうです。