今月は当ブログでは異例のパブリックプレビュー段階のサービスや機能をすでに2回もネタに取り上げてきましたが、特に昨日書いた New Microsoft Teams のインパクトのちょっと影に隠れてしまっていた感があるけど、時期が少しズレていたらもっとインパクトあったであろう「アバター」が、その New Microsoft Teams のプレビュー提供開始日の1日前に同じくパブリックプレビュー環境で提供開始されていました。誰ですか?「アバターもえくぼ」とか言ってる人!
Avatars for Microsoft Teams in Public Preview – Microsoft Tech Community
https://techcommunity.microsoft.com/t5/microsoft-teams-blog/avatars-for-microsoft-teams-in-public-preview/ba-p/3774421
Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターにも 2023/03/27 にメッセージが公開されています。
▼現在パブリック プレビュー中: Microsoft Teams 用アバター
という事で僕もちょっと触ってみますが、アバターを試せるまでの手順も含めて見てみます。
メッセージセンターのメッセージにも記載されているけど、現時点で提供開始されているのはパブリックプレビュー環境です。一般に展開開始されるのは5月らしいです。なので現時点ではパブリックプレビュー環境が管理者によってポリシーで無効に設定されているとユーザーは利用できません。昨日記事を書いた New Microsoft Teams と同じ現状です。
▼一般環境でアプリで「アバター」と検索しても何も出てきません
なのでパブリックプレビュー環境に切り替える必要があります。
▼右上「…」→「情報」→「パブリックプレビュー」
ここにパブリックプレビューのメニューがない人は残念ながら現時点ではアバターを試すことはできません。もしプレビュー期間中に試したい方は管理者に相談してみましょう。相談しづらい場合は Microsoft 365 開発者プログラム を利用して自分が管理できる環境で試してみると良いと思います。
▼パブリックプレビューに切り替わると右上の自分の写真の右上に「EA」というバッジが表示されます
▼この状態でアプリから「アバター」で検索するとアバターアプリが出てきます
▼このアバターアプリを追加する事で試すことができます
なんか概要のところに「18 才以上のユーザーが利用できる…」って記載があるけど、え?18禁!?
▼はい、きた!
来ましたね。この日本人ウケしないテイストのイラスト(笑)
▼ベースアバターを選択して開始するようです
▼ここからカスタマイズ開始です
で、すでに昨日触った人達の話を聞く限りは…アバターをカスタマイズすると時間が溶けるようです(笑)凝る人は凝っちゃうんでしょうね。自分に似せようと凝る人や逆に自分と全然違うキャラを作ろうと凝る人。アバターは3人まで追加できるようです。そして…実は僕はあまり関心がありません!例えば昔 Wii を買った時に「 Mii 」というアバターを作る機能があったかと思いますが、あれも全然興味なくて単に頭を坊主にしただけの Mii を作っておしまいだった気がします。で、適当にカスタマイズしてみたのが、
▼こんな感じ
しっかし「テケテケ」感が凄いですよね。あ、テケテケ知らない方は検索してみてください。僕が子供の頃にメッチャ流行ってました。
アバター作って終わりじゃないですよね。作ったアバターで会議に参加して意味があるものになります。アバターで会議に参加する方法はすでに Microsoft のサポートページがありました。
Teams でアバターとして会議に参加する – Microsoft サポート
https://support.microsoft.com/ja-jp/office/5384e7b7-30c7-4bcb-8065-0c9e830cc8ad
で、これを確認すると、
▼サポートページから該当部分を抜粋引用
会議入室前の画面でカメラをオフにすると選択できるらしい。では試してみます。
▼ん?
ダメでした…。という事で僕の環境にはまだアバターで会議に参加する機能はパブリックプレビューでも未展開だったようです。他の人に数名聞いてみたけど同じだったので、こっちの展開はもう少し待つ必要があるようです。
[ 2023/04/03 追記 ]
パブリックプレビュー環境で会議にアバターを利用できるようになりました!記事書きました。
という事で今回はパブリックプレビュー段階のアバターアプリを利用する方法の紹介に留めておき、会議でアバターが利用できるようになったらまた記事にします。
このように以前に比べてパブリックプレビューの機会が増えてきたように思います。なので当ブログに関しても基本スタンスは「一般ユーザーの立場で利用できるようになった機能を実際に試してみる」は変わりませんが、このように僕が興味ある話題の機能や今後重要になるであろうサービスにおいてはプレビュー段階でも試してみたレポート的に記事を書いていこうと思います。